【ココロの旅#45 】「ゐ-井山 裕太」-ワタクシの人生「イロハ帳」
こんにちは、台風14号が日本列島に接近していますが、皆さんの地域への影響はいかがでしょうか。最新の情報に留意し、早めの対策をなさってください。
井山 裕太（いやま ゆうた）
～印象深い方々①～
１）一般的情報：
📖囲碁棋士、1989年大阪の生まれ。平成22年（2010）名人戦に勝利し、史上最年少でタイトルを獲得。平成25年（2013）には大三冠を達成。平成28年（2016）には七大タイトルを独占した。平成30年（2018）国民栄誉賞受賞。詳細はこちら
🐐囲碁に興味がある訳でもないのですが、その経歴は凄い！無論、個人的に面識がある訳でもありません...
２）ワタクシの旅：
🕋東証の大納会にて
社命で一時期、二年ほど東京勤務＆在住していたことがあります。
期間限定の「花のお江戸勤務（しかも事務所は六本木✨）」、仕事はかなり忙しかったものの、田舎もんのワタクシには、見るもの・聞くもの、そして出会う人々が、ホンマに刺激的でしたので、プライベートな時間はアチコチと好奇心の赴くまま出かけていました。
もう、一日一日が惜しい！「何とか理由付けて東京に居られたらなぁー」と思いながらも、もう数か月後には帰任だという東京最後の師走、東証の大納会が見学できると知り、出かけました。
所定の手続きを経て中に入ると、"東京らしい"きちんとしたセレモニーで、多くの業界の重鎮や著名人が参列していました。
大納会のクロージングベル（取引終了を知らせる鐘）は、例年、その年に特に目覚ましい活躍した方がその役を務めるのですが、その年は「井山裕太」さん。彼は上述の経歴の通りの若き囲碁の天才、国民栄誉賞の候補者（当時）だったそうで、アラサーでありながら、既に前人未到の功績を達成している人だと彼の入場と共にアナウンスがありました。
ワタクシは一般観覧ブースにおりましたので、遠～くからしか見えなかったのですが、井山さんの人気ぶりは凄く、周囲の人々の多くが彼を目当てに集っていたようです。そりゃそうですよねーこんなに凄い人ですもんね。
🐐↑のyoutube動画、見つけたときはちょっと興奮してしまいました。
🤵井山さんのスピーチ
youtubeにスピーチの一部がありますが、ワタクシが感銘を受けた箇所（言葉）は1:24あたりです。
「（自身も厳しい戦いが続いた１年だったが）厳しい状況を乗り越えた時に大きく成長できるのではないか・・・」
その、「大きく成長」という箇所が心なしか力がこもっていたように感じ、とても感動したのを覚えています。若き天才とされている方でも、その陰では凡人には分からないような試練がある。それは、対戦相手を如何に凌ぐかだけではなく、日々の体調管理から周囲のプレッシャー、よりスケールの大きな世界への挑戦など...対峙するものは無限にあるのだろう。
ふと、己のこれまでを思い、それなりに成長してるのかも、と心が温かくなるように感じました（ま、レベルは全く違いますけどね😅）。
🐐年明けの「大発会」にも行こうと心に決めていたのですが、朝起きられず・・・残念なことをしました・・・
🙆♀️天才でなくても！
井山さんのスピーチ動画を改めて見てこのブログを綴っていたら、ラジオではサッカー界の天才メッシの言葉が紹介されていました。
「努力が報われるんじゃない、報われるように努力するんだ」
・・・あぁ、天才の天才たる所以だなぁ...と井山さんの言葉とともに、凡人の絶望を少し思ったのですが、今一度この言葉をよく眺めてみると、この言葉は誰の人生にも当てはまるのではないか。
皆、日々、誰も代わることのできない人生の路を歩んでいる、泣いたり笑ったり、悩んだり、そして苦しんだりーこれ全てが「努力」と言えなくもない。
天才達が試練や努力を語る時、彼らのその天賦の才にのみ目がいき、
「所詮我々は凡人だからねー」
と彼らへの羨望と共に自らへの諦めを持ちがちですが、そこは、ちょっと見方を変えて、悩んでも苦しくても「成長」し「報われる」為の通過儀礼！
自信を持って歩んでいきたいと、そう思いたいし、皆さんにもそんな気持ちを持っていただけたらな、と思いました。
だって、皆さんの人生は、どう転がっても皆さん以外のものではあり得ませんから...😊
３）おまけ：
大納会の少し前に、東京に大雪が降り、仕事が午後から休みになりました。
これ幸いと、都会の大雪を見物しようと、銀座へ繰り出しました。普通の東京人は家路を急ぐ中、外国人観光客とワタクシだけが、雪に「映える」銀座や皇居付近ではしゃいでいたのでした...
＜今日の美---A night of snowstorm in Tokyo＞
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