【素的視点から#029】色のイロイロ③
引き続きマゼンタなカバーです。
せっかくですので今月はこのままマゼンタで参ります😊
今回はちょっと毛色の違う色のお話を。
連日の酷暑、強烈な日差しが降り注いでいますが、皆さんは目をやられていませんか。
私の目は季節に関わりなく日差しそのものに弱く、夏は言うまでもなく、秋冬でも光線が強い(しっかりしているというか)時にはサングラスが欠かせません。
散歩しながら街の様子を見る時、サングラスはまさに“色眼鏡”。
時折、気になる風景に出くわしたら、(あくまでも私から見て)素の姿を眺めるために、そっとサングラスをずらして実の姿を確認します。
すると、とっても当たり前のことなのですが(笑)、色眼鏡を通して見るものとは全く異なり、何より、とってもとっても美しい!
目から鱗の気分になる。
人も風景も物事も、自然光の下では、そのものの姿を見せる、というよりも、本来我々の目はそう見ているのですよね。
“色眼鏡で見る”=ある一定の前提や条件通して目に映すと、それもそのまま素直に“色眼鏡”のもたらす“色”を重ねてしまい、結果、素の姿の加工物(by見る側)を見る=歪んだ認知になるのでしょう。
また、この歪みには眼鏡の色や濃さも多いに関係するーこの色や濃さとは思い込みの根っこにある知識や情報に“常識”、そして何より恐れです。
目の保護やお洒落、個性のための色眼鏡は自覚的にかけるものですが、無意識の無自覚な“色眼鏡”には気をつけたいと、美しい夕焼けを遠くに見ながら、そう思いました。
<今日の美>
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