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【ココロの旅#37 】「レ-レンブラント」-ワタクシの人生「イロハ帳」


 こんにちは、猛暑日も終息し、涼やかな風とともにようやく秋を感じるようになりました。皆さんはいかがお過ごしですか。気候の変化に体調を崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。

レンブラント
~憧れの
巨匠~

1)一般的意味:

📖正式なお名前は「レンブラント・ハルメンソーン・ファン・レイン(Rembrandt Harmenszoon van Rijn)」、光と影の魔術師と呼ばれるオランダの画家。バロック絵画を代表する、ヨーロッパ美術史における重要人物の一人。

🐐美術の教科書には必ず載っている「あの絵」の画家です。

2)ワタクシの旅:

🏃‍♀️とにかく、見たい!

レンブラントの「夜警」は皆さんご存知の通り、世界の名画の一つです。
もう、ずっと長いことワタクシの憧れの一枚でした。中学か高校時代の美術の教科書で知ったのだと思うのですが、当時からこの絵だけは「いつか絶対見たい!」と固く胸に誓っていました。

ですが、この絵はオランダの国宝(世界の国宝ともいえる😊)であり、国の意向により国外での展示はしないので、もう、現地に行くしかない!
で、2017年秋にベルギーに行ったついでに、アムステルダムに行き、ついに、対面することができました。

↓こんな感じです。ボケボケでスミマセン...この絵の大きさとどれほど人気があるのかをお知らせしたかったので、敢えてこの写真を選びました。

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広大なアムステルダム国立美術館の一角に「レンブラントゾーン」があり、この絵の両脇には、これまた壮大な絵が掲げられています(それも凄かった)。

人波が少し引いて、この絵を目の前にしたワタクシは、ただポカンと口を開けて突っ立っていました。放心というか、本当に呆けた感じ(笑)。
これまで天上にいた憧れのヒトに会ったような感激🧡と絵画から発せられるパワー⚡が、物凄かったのです。今、改めて撮った写真を見ると、その時感じたパワーが蘇るような気がします。

🐐このように偉大な絵なのですが、直ぐ近くで鑑賞することができました。勿論、監視員は常時傍にいますが、注意や制止されることもなく、自由に見せてくれました。来場者のマナーが良く、適当に人の流れもできているせいか、この絵の前は常時人だかりでしたが、皆、適宜鑑賞していました(写真撮影もOKでした)。

🎨絵の中のあの人は?

この絵の何に惹かれるのかー 嘗て、10代の頃に持っていた思いは、もう全く分からないのですが、今感じることは、描かれているそれぞれの人物の姿に、その人となりや人生のストーリーが見えることが、ワタクシにとってのこの絵の持つ魅力です。

無論、ワタクシが勝手に妄想を膨らませているに過ぎないということなのですが、400年近くの時を経た絵画の中の「人」に、今のワタクシが「人」を見る、というこの不思議さ、面白さ。
生身のヒトは年々齢を重ねて老いていきますが、この絵画の中の「人」は、年を経れば経るほど、より多くの、まだ見ぬ新しい人と出会い、人々に新たな経験や感動を与え、自らは(恐らく)半永久的に生きていくのだろうことを思うと、この絵の持つパワーにも頷けます。

皆さんはどんな絵画がお好きですか?

🐐それまで、美術展や美術館に行くと必ず名画の絵葉書や印刷絵画を買っていたのですが、このレンブラントの絵画を見てからは、きっぱりと止めたワタクシです。

🏠巨匠の家は並みじゃない!

アムステルダムには、「レンブラントの家(Rembrandthuis)」という実際に彼が住んでいた家(今は博物館)があります。繁華街から少しそれたところにあるのですが、とても凝った屋敷で、特に入口すぐにある部屋には、装飾的細工を施された革で覆われた壁があり、その豪華さと製作工程を想像するだけで、眩暈がしました...

🐐右も左も上も下もレンブラントの作品...もう、大変でした。
またしても、表現力の無さが残念なワタクシでごめんなさい(笑)

3)おまけ:

ほんのちょこっとだけ覗いたオランダという国ですが、「大人な国」。オランダ人は体格が良く(背が高く、骨格がしっかりしている)、颯爽としているように見えました。特に、アムステルダムは街も整然としていて、美しくきれい。
そして、何より、自転車大国、猛スピードで走っています。自転車専用レーンにぼーっと立っていたら、ホンマに轢かれそうになりました(汗)。

<今日の美-Lovely furniture at Rembrandthuis>

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