高橋優という私のバイブル

四半期末の繁忙期でヘロヘロの中、ウォークマンから高橋優のone strokeが流れてきました。

実は久しぶりに聴いたんですよ、one stroke。聴いていると心が弾むし、涙腺にちょっと刺激が入る。

やっぱり優さんは私の支えであり、バイブルだ。

改めてそう感じたので、一筆したためます。

出会い

そんな彼と出会ったのは2010年。FM AICHIのパワープレイにメジャーデビューシングルの素晴らしき日常が選ばれたんです。

それを聴いた時の衝撃。

わたし、人間臭い歌詞が大好物です。ミスチルで好きなアルバムは深海とシフクノオトです。ちょうどミスチル熱が収まった頃に優さんと出会ったんですよね。(この辺りからミスチルがだいぶ綺麗になってしまったのもある。感じ方には個人差あり)

彼の歌詞は今も非常に人間臭い。大学時代の友人はそれが嫌と言うくらいの人間臭さ。

エログロナンセンス大好きな私には、あれくらい心の内をぶちまけた歌詞の方が良かったのです。

シングルをウォークマンに落とし、アルバムも買って、2011年にあったツアーに初めて行った。アスナルでやってたイベントにバイト終わりに行って握手もしてもらった。今じゃ無理だよあのイベント。

ここからツアーは名古屋ほぼ全通。流石に出産予定日と被ったfreestyle strokeは諦めたけど。

アルバム全部あるし、ユアノンに入ってるし、ライブはちゃんと正規で買ってグッズにもお金落としてます。出産前は2daysで参戦とか、名古屋→三重の近場遠征かましたり、もちろん武道館も行きました。2月のど平日武道館はさすがに無理だった…

リアルタイムシンガーソングライターの名に恥じないのがいい

綺麗事も時には歌っています。でも、だいたい人間臭かったり泥臭かったり。そんなリアルさ・赤裸々さが彼の良さだと思っています。

それこそone strokeはfreestyle strokeのツアー公演ごとに歌詞が変わり、コロナ禍での中止を経てリリースされた曲。公演で聞いた人は「ここ違うね」となったところもある。コロナで感じた色んな思いも籠っています。PVは何度見ても泣く。この間のツアーでも泣いたのに。

三浦春馬とアミューズのことを歌ったんじゃないかと言われている八卦良とか、TOKYO DREAMとか、あと有名どころだとこどものうたとかは現代社会の皮肉がだいぶ入ってる曲。40手前の今でもつんけんした曲を書いてくれるのは私にとっては眉唾。

その中で、どうしても忘れられない曲があります。

CANDYというどうしようもない神曲

それは、アルバム「Break MY silents」収録のCANDYという曲。これは優さん本人のいじめ体験をもとに書かれています。

これ、優さんのラジオで初OAで聴いたんだけど、初手でぎゃんぎゃんのぎゃん泣き。

歌詞は、それなりに救われません。いじめが解決するでもないです。ただただ周りを信じまい、強かに生きようと決意するだけ。

でも、私自身の決意とダダかぶりだったんですよ。

それでも世界は回り続けていた
どんな事も昨日になった
涙もあの痛みさえも怖いほど忘れられると知った
強かに生きていこうと誓った

大サビ前のこのフレーズが特に、もう、だめ。

私自身、学校で飛び降りようとしたくらいいじめられました。本当に信じられる誰かがいなくて、早く義務教育から卒業したくて仕方なかった。中学の卒業式は嬉しすぎてスキップして帰って、実家の引越しを機に小中の卒アルは捨てた。

今の交友関係は高校・大学経由のみ。中学以前のコミュニティとは完全に縁を切っています。

だから、強かに生きて当時のことは絶対に振り返らない。懐かしまない。その思いをあまりにそのまんま歌ってました。そりゃ泣くわ。

この曲のような鋭さを重たさをずっと持ってくれているなら、たぶんわたしは優さんから離れないと思う。事実出産した今も聴いてるし。

生まれた意味とか、あなたと歩む道みたいな綺麗な曲とのギャップもまた、彼の良さです。

チーム高橋優、最高かよ

もう一つ外せないのはツアーのサポメン。通称チーム高橋優。レコーディングやテレビ番組は入れ替わりあるけど、ツアーは固定。

ギターのこじこじ
ベースのこーいち
キーボードのはっちゃん
ヴァイオリンの和声
ドラムのDutch

バンマスはDutchらしいけど、上下関係はほぼ無いに等しい。私の記憶が正しければホールでツアーしだしたあたりからサポメンはずっと彼らだったはず。

この関係性、まぁーーーーー非常に良い。バンドメンバー紹介の時のわちゃわちゃもよいし、超個人的だけど花のようにのBメロのおふざけは本当に大好き。

一度roadmovie三重公演で連れ付参戦をしたのですが(基本ぼっち) 、同伴者が「サポメンも楽しそうだし、優さんのこと好きなんだね」って言ってくれてハッとしたんですよ。

あぁ、これはグループとして好きなんだって。
高橋優も好きだけど、バンド編成のこの感じも好きなんだ、と。

10年追いかけた。きっとその先も追いかける

要はアレっすわ。全部好き。
優さんだけじゃなくて、周りにいるみんなもすき。(ソロアーティストなのに箱推しとはなんぞや?だけど)

10年追いかけたアーティストは初めて。(10年以上すきな作品はあるんですが。これの話はまた今度)
結婚・出産を挟んでも聴きたいと思える、ライブに行きたいと思えるってことは、たぶん一生の付き合いになるのかな?と思っている次第。

この間の武道館、平日じゃなかったらなぁ〜〜〜!!!!!次の大規模会場は遠征したいなり〜〜〜〜〜!!!!


サポートいただいた分はきっと子供たちのあれこれに使いそうですが、ほんの少しだけ独立に向けた私への投資に使わせていただきます。