入院部屋と娘とわたし。2



こんにちは。hujiです。昨日保育園でできた伊予柑を頂いてきたのですが、ずーっと抱きしめて大事そうに持ってきて…ぶん投げる娘。やめい。その後はお家のお友達たち(ぬいぐるみです)に食べさせて、お風呂まで連れて行こうとしていました。娘よ、それは柚子ではないのだ…。なんなら立春なのだ…。

そのままは食べにくいかなと思い、砂糖漬けにしようと剥いて作ったのです。が。起きた娘は「いかん!いかん!(みが言えない)」と保育園バックの中を探していました。娘よ、もう砂糖にまみれて冷蔵庫にいるのだ…。あとあれはボールでもなくおもちゃでもない本物なのだ…。



そんなみかんブームな娘の入院記録・後編。実際に入院してからの事を記憶をほじくり返しながら話していきますね。まぁまぁお煎餅でも食べながら聞いてください。私はさっき食べました。(知らんがな)




まだこの時はコロナだったけど親の付き添いは可能。ただ途中で交代することはできない…!という感じでした。急に決まったし何を持っていくかどうしたらーーーー焦 とあたふたしながら荷物を詰めました。

◎オムツ未開封1袋 ◎お尻拭き ◎娘の着替え ◎おもちゃ(うるさくならないものでお気に入りのもの) ◎ベビーソープ

▲私の着替え(日中着るもの、寝間着、下着類) ▲洗面用具(シャンプーとか洗顔系) ▲化粧用品 ▲着圧ソックス(必須!!) ▲レンチンごはん ▲丼系のレトルト ▲ふりかけ ▲カップ麺 ▲私のお箸とか

ざっとこんな感じ。なんでレトルト?って思いますよね。だってね…



大人のご飯は! 出ないんだよ!!!!



基本小さな売店があるのでそこで買ってもいたんですが、時間帯によってはほぼない…。職員さん達も買いに来るからね、うん。あとは誰でも使える食堂もあったんだけど、その間娘は一人ぼっちになってしまう。親の食事中看護師さんが見てくれるというわけではない。なのでレトルトとかあるといいよ~と聞き、用意していきました。

幸い娘は寝るのに長けていたので、朝寝・お昼寝の合間に売店に走ったり、どうしても飽きてくるのでお昼は食堂に行ってかきこんで食べて戻るって感じでした。娘は2週目くらいから病院で離乳食デビューしたのですが、お昼少し食べて後はミルクだったのでそこは大変ではなかったかな。夜中にアラームかけて起きて授乳して…の時の方が大変だったかも。大部屋だったので静かにしなきゃだし、誰か起きちゃったら大変(親御さんが)と思ってものすごい神経使ってました。



じゃあアラームつけるなよと思われそうですが、申し訳ございません。

私、恐ろしく良く寝る子なので…。←

娘の良く寝るところは確実に私の血。





ベッドは娘と同じサークルベッドで一緒に寝ました。レンタルで付き添い用のもあったのですがそれも寝返りは打てないやつ。私の場合は夜中の授乳の度にベッドの柵を上げたり下げたりは音が出るし、157センチの私は丸まって寝ればいけるか!と思い借りませんでした。うん、まあ、入院中体バッキバキになりましたがね。カタカナの【ノ】みたいな感じで寝てたなぁ~。笑



あとは自分のお風呂も大変でした。予約表がお風呂の前に貼ってあるので、空いてるところ見て書いて予約する方式。できるだけ娘が寝た後、最後の方の時間に予約してましたが同じことを考えるよねー、皆。20時半以降空いてなかったり、20時しか空いてなくて入れたけど寝かしつけ終わらずで入れなかった…てこともありました。

でもその時たまたま同じ部屋のお母さんが私の後の予約だった時があって。出入り口のベッドにいた私に「入れてないよね?私、早く上がれたから入っちゃえば?間に合うはず!笑」って声かけてくれたこともありました。本当嬉しかったなぁ…あの時。泣



娘の入院中は採血したり、レントゲン撮ったり(入院前にしたかな?)、心臓や内臓のエコーをしたり。結果悪いことはなかったけれども、検査してる時に泣いてる姿を見るのはかなり辛かった。大丈夫なことを確認するためにやっていることだし、先生も泣き叫ぶ娘相手に一緒にあやしながらやってくれて本当感謝なんだけどね。なんだろう、何ともなかったらやらなくていいことをこんな小さな体でやっているのが申し訳なくて。突然私と離されて体中調べられて怖いよね。嫌だよね。ママのせいでごめんね。って何回も入院中思いました。

先生や看護婦さんがいろいろ心配しないように声をかけてくれるし、お母さんのせいではないからって仰ってくれるんだけどね。産まれるまで10か月、紛れもなく私のお腹の中で育って産まれた娘。色々乗り越えて産まれてきたのに、元気な体に産めなかったのは私の責任って、お母さん思ってしまいますよね。余計な一言言ってくる身内やら他人もいるしねーーーーーーーー。本当精神的に来ますね、子供の入院って。

当の娘は検査以外、往診に先生が来ると「キャーーーー♥」って手足バタバタさせて嬉しそうにしてました。笑 筋肉の神経系の検査とかや嚥下障害がないかも入院中診て頂いたので、STやPTの先生が来るとニコニコしては先生達に愛想を振りまいてました。清掃のおばちゃん、自分の担当じゃない先生にもニコニコ。何で入院してるの?と同じ部屋のママさんから聞かれる位、ご機嫌よく過ごしてました。娘の笑顔がメンタルへろへろな私の支えになってくれました。



そんなメンタルへろへろな私を入院中支えてくれたのが、たまたま同じ部屋に後から入ってきたMちゃん親子でした。

幼稚園の年長さんのMちゃんは夏ぶりの入院らしくて、起き上がってお絵描きやら遊び始めると赤ちゃんである娘が気になるらしく声をかけてくれました。それ以来朝起きてから夜寝るまでの間、一緒にお話ししたり娘を抱っこしてくれたり。私がご飯や買い出しに行ってる間、泣いてしまった娘をあやしてくれていたり(コロナ渦なのでディスタンスしながら)沢山娘を可愛がってくれました。

Mちゃんのお母さんは私の話を聞いてくれたり、バキバキな体をマッサージしてくれたり(え?やばいねガッチガチだね!本気出していい?と言いながら肩揉みしてくれた…泣)、たわいもない世間話をしてくれたり…本当精神的に助けて貰いました。娘が退院の時はMちゃん泣くの堪えて、ママに抱っこされながらずっと手を振ってくれたなぁ。あの時、私の方が泣くの堪えるのに必死だったよ。小学校、楽しめてるといいなぁ。



そんなこんなで娘は検査の結果、異状は無しとのこと。恐らく【摂取カロリー<消費カロリー】タイプらしく、軽いから動きたいように動けてしまうから余計に、という結論になりました。嚥下障害もなく、退院する頃には安定してミルクを飲めるようにもなりました。

ただ胸下の陥没呼吸は退院してからも半年に1度の定期診察に通いながら診て頂いてますが、恐らく軽度の漏斗胸とのこと。成長と共に陥没が深くなれば、女の子だし手術をしてもいいかなという話をしています。あと少し免疫力が弱めなので1年毎に血液検査して数値が良くなるか確認してもらっています。(平均よりほんの少し低いかなというぐらいですが、念のため)


今も相変わらず体重は平均枠内の下のギリッギリで生きていたい娘ですが、身長はにょきにょき伸びてクラスで1番背高い😂

私は158センチと普通くらい?ですが、パパ181センチなのでパパに似たのかなぁー(笑)

体が華奢なことで事情を知らない友達や周りからたまに「細いね〜」と言われることも多々あったし(特に1歳前は)、今でも「小柄?華奢だね」って言われることもあります。
言われるのが嫌で先に「体重増えないんですよね〜あはは〜」と言うことも多かったし。先に言ってしまう自分がまるで娘が"悪い子"にしてる風に罪悪感を感じてしまうこともありました。

でも先生や看護師さん、夫やの前向きな言葉でこれも1つの娘の”個性”と思えるようになりました。

あと体重増えない問題やら授乳やらいろんなことで悩んでいる私に姉がかけてくれた言葉


「大事なのは(私の名前)ちゃんが楽しく育児が出来ていればいいの。それが正解なの。だからやりたいようにやればいいの!周りからの言葉はシカトしてな!笑」


これを聞いてちょっと心が緩まりました。さすがフルタイムで3人育ててる母、強い。今でも娘のことで悩むとこの言葉を思い出します。お母さんが笑ってると皆ハッピーーーーーーー!!




というわけで娘の入院日記でした。なんか全然参考にならない気がするけど…ってかもはや入院日記でもなんでもない気がするけど…

3歳までは定期健診はあるし、胸の陥没呼吸の事もありますが!娘が毎日笑ってればオールOK!って気持ちでいようと思います。

がんばるぞー!おー!

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