4月から社会人になるので人生を振り返る
note初投稿です、来月から社会人になるのでいい機会だなと思い人生の振り返りを書きます。長いですが良かったら大学生以降だけでも読んでいってください。
プロフィール
情報系大学に通う名古屋の大学生
4月からAndroidアプリを作る人として就職する
プロフィールも書いたところで早速振り返りを書いていきたいと思います。人生を振り返るという大層なタイトルにしてしまったので最初からしっかり書こうと思います。
小学生まで
生まれてすぐ気胸で死にかけて集中治療室的なところに入っていたらしいですがもちろん記憶にはありません。
幼稚園に行くのが嫌すぎて毎朝通園バスに乗る前に「ママ〜」って泣きついていたらしいですがこれも記憶にありません。
その割に出かけた先で知らないおじさんと手を繋いで歩くコミュ力を発揮していたこともあったそうです。
あと年中くらいからサッカーを始めました。サッカーは中学生まで10年間続けましたが、特筆すべき成績は残していないので今後の人生に大きな影響は与えていません。
小学生
6年生で児童会長(中学校以降でいう生徒会長)をやっていましたが、これは児童会が他の委員会に比べて仕事が少なく楽だから(それ以前にも児童会に入っており感じていた)という理由と、会長になったらiPod touchを買ってあげるというおばあちゃんの言葉に釣られてでした。
今思うと動機が不純すぎますが、与えられた仕事はきちんとこなさなきゃと思うタイプなのでしっかりこなしていました。
この時買ってもらったiPod touchからガジェットの沼にハマった気がします。
あと、5年生だか6年生の頃に初めてプログラミングに触れました。
ゲーム作りたい!と思って当時家にあった動作がもっさりしたWindows XPのパソコンでいろいろ調べていました。
そこでまずゲームはプログラミングというもので作られていること、その入門にはC言語というものがいいという情報を見つけました。
当たり前なのですが、小学生にC言語を理解して使いこなせるわけがなく挫折しました。
中学生
部活後に友達と集まってアメーバピグを毎日のようにしていました。
同時にアメブロも始め、黒歴史を量産したりしていました。
当時のアメブロでは上からいろいろなものを降らせたり、カーソルを変な風にしたり、音楽を流したりなどが流行っていました。
これをするためにはjavascriptを書く必要があり、その過程でプログラミングに対する抵抗感が少しずつ薄れていった気がします(出てきたコードをコピペで自分のサイトに反映させただけでしたが)。
そこから「プログラミングってこんな楽しいこともできるんだ!」って気持ちになり、「入門はC言語がいいって小学生の時見たしもう一回ちゃんとやってみよう」という適当な考えでもう一度C言語をやりました。
小学生の時とは違い基礎的な文法や簡単なポインタの扱いが理解できましたが、黒い画面に文字が出てくるだけのものしか作れなくてC言語自体はあまり楽しくなかった気がします。
あと、余っていたXPのパソコンにUbuntuを入れてWebサーバーにして自分で書いたHTMLだけのサイトを置いたりしていました。
なんのサイトを作っていたか全く記憶がないのですが、DDNSもちゃんと設定してドメインでアクセスできるようにしていた記憶があります。
このサイトに「あけおめ」と書いて年賀状にはURLのQRコードだけが印刷された手抜きの年賀状を送ったこともあります。
そんな感じでパソコンで遊ぶことが好きになり、工業高校の情報科に進学しました。
高校生
情報科に進学してどんな楽しいことが出来るかと思っていたら、プログラミングの授業はC言語でした。
中学生の頃独学で理解できたことをなぜこんなに時間をかけてまたやらなければいけないんだと思っていましたが根が真面目なのでちゃんと受けました。
3Dプリンタの使い方や、HTML+CSS、基本情報技術者試験の対策のための授業はとても楽しかったです。
卒業制作でAndroidアプリを作ったりもしました。これは就職に直接影響しています。
Java + RDBを使った大会に「開催地が沖縄だから無料で沖縄に行ける!」って理由で出場したりもしました。
銀賞が貰えて首里城も見られて沖縄そばも食べられたので出てよかったです。
部活で少しUnityを触ったりもしましたが、あまり楽しさを見いだせず本格的にはやりませんでした。
さて、ここからが本題みたいな感じなのですが高校3年生の頃から勉強会に参加するようになりました。
初めて見る世界に驚き、高校の中ではプログラミングが出来る方だった自分が井の中の蛙だったんだなと思い知りました。
大学生
高校生から変わらず勉強会に参加していました。
大学生になると勉強会に参加している同年代も多くなりました。
そこで出会う人たちは自分より圧倒的に知識がある人たちばかりで、いい刺激を受けるとともに、自分は全然ダメなんだと思うようになりました。
それらの人に追いつこうと必死になって勉強しているうちに焦燥感などで精神がおかしくなりました。
初めは眠れないなぁ程度の症状でしたが、次第に全く眠れなかったり、起きていても何もやる気が起きない、人前が異常に怖いなど生活に支障が出るレベルになってきたので病院に通いました。
そこからしばらく薬を飲みながら「なんとか大学には通って単位を取るために必要最低限のことだけやる」みたいな生活をしていました。
卒業研究の期間も精神的に波があったり、人前が怖かったので週に一回の報告会をだいぶ休んでいました。これを理解して許してくれる指導教授で本当によかったなと感謝しています。
大学の学生相談室にもだいぶ救われました。
大学に通っていて精神的なことで悩んでいる人がいたら相談室には絶対に行った方がいいです。大人の力で結構いろいろなんとかなったり、カウンセラーを通して教授の本音が聞けたりして安心できます。
毎晩のように電話してくれる友達にも救われました。
今でも人前はそれなりに怖いですが、普通の生活を送る分には支障がない程度になりました。
大学時代はずっとそんな感じなので特筆すべきことはこれ以外に特に思い浮かびませんでした。
精神を壊すほど追い詰められた原因
僕の場合は本来情報が得られて良い刺激になるはずの勉強会の参加がマイナスに働きました。
「将来ITの道に進みたいと考えている人がみんなそのレベルで、3年生になったらこの人たちと就活で戦わなければいけないんだ」と勘違いして(実際はそんなことない)とてつもない焦燥感に襲われました。
また、勘違いに加えて「それまで挫折を経験してこなかった」という点も大きかったと思います。
ずっと続けていたサッカーは楽しいから続けていただけで向上心は特になかった、高校受験は特に勉強もせず合格している、高校は事前に勉強していたことの復習だったので簡単に理解できた、大学には推薦で行っているのでどこにも落ちていないなど、これまで全く挫折を味わうことがありませんでした。
勉強会に参加して同年代の自分より出来る人をたくさん見たことが「自分の中に積み重ねた自信が、一瞬で崩れ去る」ということを体験した初めての瞬間でした。
何が言いたいか
もちろんこれはレアなケースですが、これから自分と同じように思う人が全くいないとは思いません。
もし自分と同じように思った人がいたら伝えたいのですが、「学生で勉強会に来るような人は同年代の中でも上澄みの上澄み」だということです。
自分から勉強会に参加するやる気がある時点で就活はきっと大丈夫です。
入社後はまだ僕も体験してないので知りません。
現在では自分から外に出て行かなくてもTwitterなどで優れた人を目にする機会がたくさんあったりもすると思います。
これも勉強会と同様でSNSでプログラミングについて発信している人は上澄みの上澄みです。
世の中のITに携わる人が全員終業後も休日も勉強しているわけではありません。
最後に
似たようなことで悩んでいれば https://twitter.com/tmk815 に直接DMしてください。
あと、この記事の内容は個人の感想であり、勉強会が引き金になったというだけで悪ではないので、勉強会には参加した方がいいと思っています。僕自身現在もいろいろ参加しています。
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