8/26 運動不足により股関節がかたくて歩くのが遅い

歩幅が狭くなったり歩くのがゆっくりを通り越して遅くなるのは、どうやら股関節がかたくなっているのが原因らしい。少し前に頑張って外出して疲れ果てて帰宅前のご褒美のつもりで行ったリフレクソロジー(軽率に自分にご褒美あげがち)で、待ち時間に手渡されたお手製の冊子に書いてあった。心当たりがありすぎるというか、「私のことですね!!?」となった。股関節をやわらかくするための簡単な運動が書いてあったので、覚えて帰った。運動自体は簡単で、「おばあちゃん向けか!」と思ったりしながら数日続けているのだけれど、ここにきて、おしりの中心部奥というかおしりのほっぺというかなんというか、そういうところに筋肉痛的な痛みが出ているのと、寝っ転がって片方ずつ膝を抱えるようなポーズをとろうとしたときに脚が上がらなくなってきているのを感じる。運動を始める前より股関節の上下方向の可動域が狭くなっているような……?
運動の仕方、あってる? 間違ってない? 不安になる。自己流だとこういうときにプロの助言を受けられないのが不安になるよなー……。

自分が今より若かったとき、今の自分と同じくらいの歳だった図書館現場で働くお姉さま方が仕事中の雑談で「疲れた」とか「体のあちこちにガタが」とか言うのを、「ふ〜ん、大変っすね」くらいで聞き流していたけれど、私が想像していたよりも実際相当しんどかったのかもしれないな、と今更思う。地味に体力仕事な図書館司書の仕事、ちょっと年上のお姉さま方・おじさまから定年前後の大先輩たちまで、みなさま、よく疲れや体のダメージを軽いぼやき程度でやり過ごしていましたな、と感嘆する。パソコンの画面に本の背表紙や背ラベルを見るのに酷使する目、大量の本が入ったコンテナを持ち上げたりブックトラックを押したりするたびにダメージが入る腕肩腰。館内を歩き回るし本を棚に戻したり抜いたりで無意識スクワットで鍛えられる脚、などなど。いやはや。

今思うと、だけれど、そんな体の不調をぼやきつつ働く人生の先輩たち。そうはいっても体力あったし、プライベートが充実していたなぁ、と思う。趣味の教室に通っていたり、おいしい料理を差し入れてくれて、「どうやって作るんですか?」と聞いたら次の出勤のときにレシピを手書きで書いて渡してくださったり、少し長めの休みを取るたびに海外に行かれていたり。いろいろ、楽しそうだった。仕事場で見た一面しか知らないけれど、なんかいいな、好きだな、と思う。

体の不調をちょっとぼやきつつもそこそこ動ける体で、プライベートも楽しむ。そういうふうに、私もなりたい。
そのためにもまず、股関節をやわらかくしたいぞ。

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