4/14 聴覚を浄化

昨日の夜は、ひさしぶりに休日にアラームを仕掛けて寝た。
今朝は、アラームが鳴る2分前に、隣で寝ていた夫が起き出して、その動きで目が覚めた。自分のタイミングでの自然な目覚めではなく外からの影響で起きたので、しばらく心臓の音がはやくて大きくて、眉間の奥もドクドクいっていた。数分もしたら落ち着いたけれど、自分のタイミングではない目覚めって体に悪いな、と思った。目は覚めたけれど、やっぱり起き上がれずで30分二度寝した。

そんなかんじでいつもよりも早起きした休日。夫と車で1県を跨ぐ遠出ドライブに出た。目的地は東洋のナイアガラの呼び名を持つ雄大な滝。

車での移動中は、ドライブ大好きな夫が運転してくれている横で、気がついたら少し寝てしまっていた。まぁいつもより朝早かったししかたなし。
標高の高さなのか、東京では先週満開を迎えた桜が、道中の道路脇ではまだまだちょうど見頃で、春気分のおまけを楽しめてうれしかった。

2時間くらいのドライブで滝近くの駐車場に着いた。車を降りた瞬間から外で鳥の鳴く声がして、都会を離れて自然の近くにきたと感じた。
滝の状態、駐車場のおばちゃんが「今日は水量も多いし、きれいよー」と教えてくれた。春になって雪解けもしてきているだろうし、この前大雨も降ったし、滝も見頃みたいだ。

山の中の滝への道をくだっていく最中、うぐいすの鳴く声がした。うぐいすの声はよく通る。
遠くから徐々に水の流れる音も聞こえはじめる。
道を降りきると、視界がひらけた。石の足元の先、視界の横幅いっぱいを激しく流れる大量なんて言葉では足りない量の水。全身で感じる細かな水飛沫。水の流れの、激しいのに心地よい音。

滝に近寄れるロープのギリギリ手前まで近寄って、しばらくそこでぼんやり滝を堪能した。耳が、というか聴覚が、水の流れる音で洗われたような気がした。浄化。体全体も自然の中で日々の疲れが癒やされてエネルギーが充電されたような気がした。

滝からの帰り道は、話題の道の駅に寄って散歩したりアップルパイを食べたり野菜を買ったり、夜ごはんに夫が気になっていたというパスタ屋さんに寄ったりした。

早起きした甲斐があって、1日フルに楽しんだ、充実の日曜日だった。

あったかくなってきて、ひきこもりなわたしでも行ってみたいところがたくさんでてきた。暑くなるとまた出たくなくなるし、過ごしやすい季節、楽しみたいな。

ところで、花粉、もう終わった? 今日、マスクしないで外出たけど、鼻水も目も肌も、特に何もトラブルは起きなかったな……。

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