2/17 薬さえあれば

昨日から今日にかけてでティッシュを1箱使い切った。花粉症で、夜はさらさら鼻水が流れてなかなか寝られないし、日中はずっとティッシュが手放せないしで普通に日常生活を送るのに支障が出まくり。「これはいかん」と、今日の午後、耳鼻咽喉科に行ってきた。

晴れの日に外に出る=花粉に直撃される、なので、念入りに防御して出かけた。マスクはもちろんのこと、表面つるつる系のコート、首を露出しないための巻物ぐるぐる、脚も出さないためのレギンス、仕上げに対花粉メガネ。ばっちり、かと思いきや、家から徒歩5分の病院に着いた瞬間にくしゃみが出て、さらさら鼻水が流れた。がんばって対策した割に、あっさり花粉に負けた。

病院、花粉症仲間な患者さんが山ほどいるかと思いきや、むしろ空いていて、さくさく診察してもらえた。さっくり花粉症の診断がついた。診察が終わって、吸入。吸入の機械の、「鼻で吸って、口で吐く」が上手にできなくて、ちょいちょい鼻から空気が漏れる変な音をさせてしまった。看護師さんたちは聞き慣れているかもしれないけれど、ちょっと恥ずかしかった。吸入、どうやったらいいんだろう。循環呼吸?

その後、薬局で薬を出してもらって。「この薬さえあれば、わたしは無敵だ! はーはっはっは!」などと、謎に強気なハイテンションモードになったまま、スーパーに買い物に行って、箱ティッシュを買って帰ってきた。朝晩、きちんと薬さえ飲めば、この鼻水ずるずる状態から抜け出せると思ったら、しあわせだ。薬さまさま。……薬が好き過ぎてやばい人みたいな考えになってるな? などと思いついて、そんなことを考える自分がおかしくて、ひとりでマスクに隠れてにやにやしていた。いや、隠れてなかったかもしれない。そろそろ外はあたたかくなってきたのに、やたら首まわりもぐるぐる巻きの極寒仕様な服装で、マスクの上にフレームのごつい花粉メガネをして、メガネは息で曇っていて、でもその曇りメガネのレンズの向こうにのぞく目はにやけている、最高に怪しい人になっていた、かもしれない。危ない。

夜から薬飲むぞ〜。

そういえば、産直で買った野菜『アレッタ』、おいしかった。ブロッコリーとケールのかけ合わせな葉野菜。雰囲気はほうれん草ちっくなのでブロッコリーより扱いやすく、ほうれん草よりも葉は少し厚みがあり(密度も高く感じる)、葉のふちがフリル状なのもまた食べたときのカサが増すような気がして。味は、ブロッコリーベースにちょっと苦味が加わったような味。ブロッコリーに寄せるつもりでマヨ醤油で味つけして、ちゃんとおいしかった。で、栄養価も高いらしい。総合、結構よかった。
普段からスーパーで扱っていたら、割と頻繁に買う方の野菜だろうな、と思った。ただ、扱ってない。産直行ったときのおたのしみ、だな〜。

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