2/28 病院へ行く

脚の肌荒れがひどい。アトピー持ちで、多少の肌荒れは日常茶飯事なわたしでも「放っておくとまずい」と危機感を持つレベルの荒れ様なので、さすがに病院に行くことにした。

午後に家の近くの皮膚科を予約した。ネットで予約順とあと何人で自分の診察順が回ってくるかがわかるシステムの病院。家で仕事をしながら「あと5人くらいになったら行こうかな」くらいの気持ちでいたものの、あと何番目まできているかが気になってまったく仕事が手につかず。あと10人くらいのタイミングで早々に家を出た。

風は強いけれど暖かく、花粉の存在を感じながら病院に向かいながら、「肌に関して、荒れているのが自分の普通の状態だと決めつけて、多少の不調は我慢することが当たり前になっていた。つらくても我慢するのが当たり前になっていて、つらいのにも我慢してるのにも気がつけなくなっていた。無意識で耐えていたけれど、実はめちゃくちゃ我慢していた」と、ふっと気がついて、道の端っこでこどもみたいに泣きそうになってしまった。ぐっと堪えて出かけた嗚咽を飲み込んだ。
気がついた。えらい。今までの自分も頑張って耐えててそれはそれでえらかった。でも、もう不毛な我慢はやめよう。できる対処をしよう。それができるくらいにはちゃんと大人になっているはず。

診察順に対してかなり早めに着いてしまった病院の待合室で、読書が捗ったし、結局仕事のリサーチを進めた。電波が悪いところでスマホで調べ物をしていたら、どんどん充電が減っていって少し焦った。それだけ充電が減ってしまった甲斐あって、今日帰ってからやるつもりだった仕事の土台は出来上がった。通院しつつ仕事までして、えらい。

1時間ちょっと待合室で過ごして、先生に診てもらった。診断は、やっぱり花粉が原因の悪化では、とのこと。生活のアドバイスをもらい、強めの塗り薬を処方してもらった。ひとまず診断がついたのと、薬を処方してもらったので、安心した。
気づき疲れと病院疲れを癒すべく、コンビニに寄ってりんごジュースを買って帰ってきた。これから仕事する。

肌のことだけじゃなくて、無意識のうちに我慢することが癖みたいになっていることがたくさんある、と思う。「わたしが我慢すれば丸くおさまるんでしょう」みたいな。自分だけ・自分の内側の問題も、外側のことも。そういう我慢が、他でもない、わたしのために、よくない。そういう我慢を見つけたら、我慢をしないですむ方法を探すように考え方を変えていきたい。

新しくアプリゲームを始めようとした。最初にニックネームを登録するように言われた。2〜16文字。思いつく名前を登録しようとすると「その名前は既に使われています」的なメッセージが表示される。何度も。7回くらいやって、「わたしが使えるニックネーム、ないです……」という状態になって、一旦アプリをそっと閉じた。名前が決まらず、新しいゲームを始められない。そんな小さなハードルさえ越えられなくなっているのか……と、チベットスナギツネみたいな表情になってしまった。どんな名前でも、適当につけることができない、自分の意外に真面目な一面を見た……。

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