5/9 練習あるのみなのかもしれない

平日。うっすらぼんやり体調が悪い。あと、ここ数日の中では家の中が冷えるせいなのか、さびしい気持ちに襲われている。「これはいかん」と慌ててあたたかいハーブティーを淹れて飲んだりしている。

3月から手書きの日記を書いている。たいしたことは書いていないし、量も毎日続くくらい少しだし、書くことも決まっていて「その日のタイトル」「出かけた場所(空白のことの方が多い)」「その日あったうれしいこと」「その日あったネガティブな気持ちになったこと」の4つだ。2週間くらいは続くかな〜という自分の予想を超えて、意外と続いている。日記はつけ始めても続かないことが多いのだけれど、今回の日記術は自分には合っていたらしい。

日記を書くようになって、思わぬ副産物があった。字が、上手くなった、気がする(自分比)。3月後半から4月前半頃は、書き方が雑だったのもあって、自分で読み返しても「自分の字、好きじゃないなぁ……」と思っていた。で、4月の真ん中あたりで、「下手でも、せめて丁寧に書こう」と決めて、下手なりに自分の好きな字体を思い浮かべながら書くようにした。すると、自分の字の下手ポイントが見えてきた。折れるべきところをしっかり折らずにほぼ直線のように書いてしまうのがよろしくなかった。気がついて、意識してちゃんと書くようになってから、自分なりによい字に近づいてきているように思う。読み返しても「まぁ、悪くないんじゃない? (まだまだだけどね!)」くらいには思えるようになった。

結局のところ、練習あるのみなのだな、と思った。やってみて、修正ポイントに気がつき、修正を試みて、繰り返す。わたしは、字に限らずで、最初の「やってみる」までに時間がかかることが多いし、最初の「やってみて」で上手くいかなくて、もう「あ〜、向いてないな」とあきらめがちだ。まぁひとまず経験してみて満足した、これ以上深めたいまでは思わなかった、みたいなこともいっぱいあるけれども。
字は、日記も(飽きるまでは)書き続けるだろうし、「自分が好きな字体で字を書きたい」という内向きと「人前で恥ずかしくない字を書きたい」という外向きのそれぞれのモチベーションもあるので、日記以外でもきちんと練習するのもいいかも、と思っている。数年前に買った美文字の本もあるし。やってみるかな。

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