9/30 バレーボール観戦

休日。

パソコンを開いて、ニュースサイトのトップ画面に男子バレーの速報が出ていて、「あ、見たい」と、テレビの電源を入れた。自らテレビの電源を入れるなんて、いつぶりか思い出せないくらいのひさしぶり。

正直、スポーツ観戦に興味がある方ではない。応援しているまわりみんなが熱くなってきているのに自分はのりきれずにどんどん冷めていくばかりでいたたまれなくなる、ということが続いて、もともとあまり行く方ではなかったのが、ますます消極的になってしまった。
あと、単純に目が悪い。試合会場に見に行っても、すごいいい席とかでなければ何が起きているのが正直よくわからない。

そんなわたしが、「たまたま流れていたから見よう」じゃなくて、「あ、やってる。見たい、見よう」と積極的に行動するなんて。自分の変化に驚いたし、うれしくも思った。
変化の背景に、連載終了後もずっと好きで何度も読み返している『ハイキュー!!』の影響が大きくある。バレーの最近のルールやポジションとその役目、ゲームの見方やおもしろさを学んだし、選手やチームを応援したい気持ちを教えてもらった。それから、『ハイキュー!!』のゲームアプリ『ハイドリ!!』で遊んでいて、ひとつひとつプレーを選択することでそれぞれのプレーについての理解を深めた(つもり)。最近のan・anで石川選手と高橋藍選手のグラビアとインタビュー記事を読んで現実のバレーの選手や試合に興味を持った。ここまでが全部あった上で、今日、たまたまニュースサイトの速報が目に入って、やっと、行動に繋がった。
家で、ひとりで、人目を気にせずで観戦できて、テレビで、遠くて見えないということもなく、ちゃんとボールを中心にコート全体の流れを追えて、ときには違う角度や選手の表情のアップまで見れて、至れり尽くせり。

そんなわけで、自分でびっくりするくらい、ちゃんと白熱して応援した。おもしろかった。接戦の末、勝ったし!
現実の試合は、マンガやゲームとはまた全然違った。想像していたより緩急の差があったし(もっとずっとビシバシ激しくて速くて、目にも止まらぬはやさでボールを受けるのは痛そうなものだと思っていた)(現実はふわっとしているところもあった)(でもテレビ画面を通じて見てふわっと見えていても、リアルに見るとはやいんだろうな、とも予想している)、人のサイズに対してコートが広いように感じた。

試合会場で観戦、してみたくなってきた。自分がそんなこと思うようになるなんて、とドキドキしている。
ひとまず、会場観戦はさておき。明日以降の試合も、テレビで見れるのかな。調べよう。

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