5/24 表情筋がんばれ

仕事。外で打ち合わせ。直行→カフェ仕事→直帰。

家を出る前に、着替えて、鏡の前で格好をチェックして、その流れで笑顔をつくってみた。

笑っているつもりなのに、鏡の中の自分が、全然笑えていない。笑顔じゃない。表情が暗い。

「え!? 笑ってるつもりで、この顔!? 全然だめじゃん!」と、ショックを受けた。同僚と楽しく雑談している最中にこの顔だったら、まずい。

家を出る時間が迫っていたのでそのまま家を出たけれど、しばらく引きずり、電車の中で「なんで? いつの間にこんなに笑えなくなってた?」とぐるぐる考えてしまった。

帰ってきてから鏡の前でもう一度笑って見たら、朝よりはきちんと笑っている顔で、安心した。朝のは、表情筋が動いていなかった、のだと思いたい。それでも、わたしが笑っているつもりのときに「こういう表情だろう」と思っているほどは、全然笑えていなかった。表情の衰え。まずい。表情筋、動かしていかなきゃだし、感情をもう少し表に出したい。

打ち合わせに行った建築事務所のオフィスが、とてもおしゃれだった。素敵空間。建築事務所のオフィスって、そのままショールームを兼ねるんだろうな、と思った。セクションごとに異なる雰囲気で、どのセクションもハイセンスで。打ち合わせをした社員さんのご案内つきで見学させてもらったのだけれど、部屋を移動するたび、違う世界観があらわれて、まるでテーマパークのようだった。打ち合わせだけのつもりが、思わぬおみやげイベントが発生して、たのしかった。

オフィスが素敵空間って、通勤するの、うれしいだろうなぁ。

……と思ったけれど。自分の会社も、なかなかの素敵空間なはずだった。面接で初めて行ったときには「うわぁ……!」と感嘆の声をあげたくらいにときめいたのだった。もう慣れてしまって当たり前の日常の背景になってしまっている。もったいない。

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