6/24 夏の前

仕事。現場直行、からの、会社に戻る。

14時半頃の「日差し直撃!」な時間帯に、日向を歩いて会社に向かうことになってしまった。暑かった。梅雨はどこにいった? ときどきある日陰と、路面店の入り口から漏れ出てくる冷たい空気が気持ちよかった。

仕事終わり、旦那さんと最寄駅で待ち合わせて、外ごはんして帰った。21時過ぎの帰り道、通りのベンチがほぼ埋まっていて、みんなベンチでごはんを食べたりぼーっとしたり勉強したりスマホを見たり、思い思いに過ごしているように見えた。ほとんどの人がソロ活動。街灯から少し距離があると結構暗いような場所。家に帰りたくない人がいっぱいいるのだな、と思った。

で、家に向かいながら、気がついた。普段は知らないけれど、今日は、夜の外の空気が気持ちよくて、その空気を楽しむためにベンチに座っている人も多いのかもしれない。暑くも涼しくもなく、ちょうどよい、ぬるま湯ならぬぬるま空気。ゆるゆると体をなでていく風。少し紫がかった夜の空。居心地がいい。

旦那さんと、「重い仕事かばんがなくて、疲れてなければ、おさんぽに行ってたね」なんて言いながら、だらだらといつもの半分以下の早さで歩きながら帰った。

夏前の、いい季節、いい夜だった。

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