8/23 夢で本音に気づく

夕方に眩暈がして横になったらいつの間にか寝てしまって、2本立ての夢を見た。

1本目、夢の中で何が起きていたのかは時間が経つにつれて忘れてしまったのだけれど、知らない人がメインの役どころで出ていた。
私の夢は、知っている人で構成されていることがほとんどだ。人生のいつの時代の人も混ざって出てくるので、起きたときに「おもしろい組み合わせの人選だったな」「懐かしい人いた」とぼんやり思うことが多い。それなのに、今日、夢の中で私を振り回していた人は知らない人だった。髪型が重めの内巻きボブの、顔立ちのはっきりした美人さん。性格は、とにかく周りの人を巻き込む、というか、(自分の気分で)振り回す。夢の中の私は、「見た目はともかく、中身が苦手だ。距離を置きたい」と思っていた。
彼女、私の夢が作り出した架空の人物なのか、現実のどこかにいるのか。これから会う人だったりするのかな。でも、夢の中のかんじ(覚えている印象)通りなら、私の人生には登場してくれなくていいな……。

2本目。夫と喧嘩していた。
夫の趣味につきあって出かける予定で、とにかく朝が早くて。「めちゃくちゃ早起きじゃん……つらい」と文句を言ったら、「着くまで車の中で寝てていいから」と宥められた。「そういうことじゃないんだよ、睡眠時間が足りてないのがつらいんじゃなくて、朝早くに強制的に目を覚まさなければいけないことがつらいんだよ、それは後から寝れたからって癒されるつらさじゃないんだよ」ということを訴えていたけれど、「しょうがないじゃん、我慢してよ」と一蹴された。何かがブツっといって、「そんな我慢しなきゃいけないんなら行きたくない、ひとりで行けばいいじゃん」と言い返して喧嘩になる夢だった。
「着くまで車の中で寝てていいから」までは、昨日の夜に現実で夫と話した内容だった。現実では、そこで私は「えー……」と言って黙り込んだ。けれど、実はこれだけのことを訴えたかったんだな、とわかって、悲しくなって笑ってしまった。そして夢の中の夫が私の訴えを退けたことも悲しかった。

咄嗟に夢の中のところまで自分の内心をきちんとわかって表に出せたらいいのに。人との話し合いや言い合いのその場で考えがまとまらずに、後から自分の中で整理して「あー! こういうこと、言いたかった!」「言い返したかった!」となることが多い。なぜか思考も口も止まってしまうのだよな、話し合いの最中だと。

さて、なんだか変な2本立ての夢を見るくらい寝たし、体の水分は抜けてるし。気分切り替えて、水分補給して、夜ごはんをつくりますかね。現実現実。



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