6/29 マンボウを食べた

出張先で夕飯を食べに出たら、お品書きに「万棒」と書いてあった。万棒って、マンボウ？ 水族館でのんびりたゆたうユーモラスな巨体の、あのマンボウ？

注文を聞きにきてくれた店員さんに、「マンボウって、このマンボウですか？」と、スマホで画像検索したマンボウの写真を見せながら訊ねると、そのマンボウだとのこと。マンボウ、食べたことない。というか、食べるという発想がなかった。せっかくの機会なので食べてみたい、とお刺身を注文した。

運ばれてきたマンボウのお刺身は、白くてぷりぷりで。「あの泳ぎっぷりだと、赤身は育たないよなー」などと余計なお世話なことを考えながら食べた。おいしい。食感がつぶ貝に似たコリコリ。

その場でしか食べられない食べ物に出会えるのは、出張の醍醐味よねー、と思い、すぐにはたと「マンボウにどこの土地とかある？」と、よくわからない疑問が湧いた。マンボウ、そこらへんの海に普通にいるのか？ 気にはなったけど、とりあえず、今日は調べない。

そんなわけで、今日はマンボウ食記念日。