8/28 守り守られ

ソファで、だらーっとした座り方をしながら、最近抱えている問題のことを思い出してくさくさした気持ちになっていた。ら、そこに下着姿の旦那さんが現れて、にこにこしながら、両手を横に広げ、腰を落とし、体を左右に揺らす、という謎のダンスを披露して去っていった（今書きながら思ったけれど、小島よしおのあの動きに似ているな）。くだらくて、笑ってしまって、くさくさした気持ちが消えた。「あぁ、いいなぁ、旦那さん、好きだなぁ」と思った。

旦那さんが、絶対に家以外の場所ではやらない動きを屈託なく披露してくれて、わたしはそれに癒されて、そういうことができる家がある、そういうくらしができることに気持ちが支えられているなぁ、と思った。

自分の大切なものを、大切に守ろう、と思った。それ以外は、どうでもいい、までは言わないけれど、瑣末なことだ。後回しだ。ただでさえエネルギーの少ないわたし、大事なことに自分のエネルギーを注ごう。