5/17 コンプレックスをお金でやっつける(歯のホワイトニング)

人生初の、歯のホワイトニングに行った。
結果、もっと早く行けばよかったと逆に後悔するくらいには、よかった。

元々すんごいきれいな歯というわけではなかったのだけれど、ぱっと見の歯の印象が「黄色い……」になったのは、コロナ禍中に在宅ワークが増えて、家でミルクティーやらコーヒーやらをがぶがぶ飲むようになったからだと思う。家での日常のメンテナンスではどうにもならないくらい着色が進んでしまった。歯が黄色くなっている自覚があって、コロナ禍中はマスクをしていたからどうにかなっていたけれど、コロナ禍が明けて、マスクを外すようになってからは、人前で話したり笑ったりすることができなくなっていた。口を閉じたまま微笑んだり、口を隠すように手を口元に持っていってごまかしたりしていた。
3月にいっしょに働いた方が、歯のコンプレックスとその治療について、あけすけに語ってくれて、それを聞いて、自分もホワイトニングに行こうとやっと決心できた。ホワイトニング、ずっと気にはなっていたのだけれど、なんとなく怖く思っていたのと、金額をネックに思っていて受ける決断ができないでいた。でも、「コンプレックスを1個解消するのに、数万円ですむならいい買い物でしょ」という決断が数年かかってやっとできた。

で、迎えた今日。
施術を担当してくださった方がとても気さくで、説明もしっかりしてくださる方で、とってもよかった。雑談具合もちょうどよくて、「この人でよかった〜」と思いながら施術を受けた。
施術自体も、痛いこともつらいことも何もなく、全体で2時間弱、ただただ担当の方に身を(歯を?)委ねて、寝たり起きたり口を開けたりうがいをしたりしていたら終わった。

施術が終わって渡された手鏡で自分の口元を見たら、施術前は「黄色!」という印象だった歯が、真っ白まではいってないけれど、黄色いとは思われないでしょ、というくらいまで黄色みが減っていた(あくまで自分比)。「歯が命!」な芸能人ではない、一般人の普通の人ってこれくらいの歯の色でしょ、くらいの色まで戻った。これなら、口元を気にせず話したり笑ったりできる、というところまできた。うれしい。本当にうれしい。
ここからホームホワイトニングを一定期間続けることで、もう少し色が明るくなるらしい。頑張って続けたいと思う。

いやもう本当に、もっと早くやればよかった。コロナ禍中なんて、絶好のチャンスだったじゃん、と今になって思う(遅い)。でも、今やってよかった。
ずっと気になっていて自分に影を落としているコンプレックスを、お金で解決できるならやっつけるの、お金の遣い方としてすごくいいな、ありだな、と思った。気に入ってない自分をデフォルトに思っていないで、自分を底上げしていくの、前向きでめっちゃいいじゃん、と、わたしにしてはめずらしく、かなり強く前進していく方向に力が向いていて、自分で驚いている。いい傾向。



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