7/27 MRIを撮りに行く

勝手に仕事お休み日。MRIを撮りに行った。

家から出て(日に当たってないのに)5歩でもう汗が噴き出す。空気がもう暑い。熱湯ならぬ熱空気……語呂が悪いな、熱空と書いて「ねっくう」。こんな暑いのに、道にはそこそこ歩いている人がいて、みんなどうしても外出しないとこなせない用事があるんだねぇとぼんやり思う。人によっては帽子も日傘もなく何の対策もなしに外を歩いているように見えて、勝手に心配になる。暑さで倒れないでよ……?
そろそろ本当にみんな日傘を装備するべき。

MRIを撮りに行ったら、整形外科からの紹介状は「性別:男性」って書かれていたし、わたしは問診票の名前欄に、漢字で今の姓を書いて、ふりがなは旧姓を書くという意味のわからないミスをやらかし、しかもそれに気がつかずに受付に提出し、受付のスタッフさんに呼ばれた。多分、呼ぶときどっちで呼べばいいのか迷っただろうな、悪いことをした。というかそもそも変なミスして手間を増やして申し訳なかった。
暑さでポンコツレベルが上がっている。仕方ない。

一般的な人々は、自分の既往歴をちゃんと把握しているのだろうか。雑誌の特集でよく見る「人生のアップダウン」みたいな年表も、「よく何歳に何が起きたとか正確に覚えてるねぇ」と感心してしまうくらいに、わたしは自分の人生のいつ頃に何が起きたかを、ふんわりとしか把握していない。

「過去にMRIを受けたことがあるか」という問いにはっきり答えられなかった。機械に入ってから、「あ! これ、やったことあるわ!」と思い出した。それが、自分に何が起きたときに何の検査をするためだったかは今もさっぱり思い出せない。

MRI、「15分くらいかかります」「うるさいです」と言われて機械に入って、実際うるさかったし、ヘッドホンからオルゴールの音楽が流れていたけれど、ときどきそれも聞こえなくなるくらい機械はうるさくて、「MRIって、なんでこんな音するの? 音しないと検査できないの? 狭くて閉所恐怖症の人がダメなのもちょっとわかる気がする。どうにかならないのかな。でもそんなの、機械開発してる人がめちゃくちゃ考えてるよねぇ。で、現状こうなんだもんね」とかいろいろ考えていたら、あっという間に終わった。体感10分もかかってないくらいで終わった。機械から出た直後は、「あとで携帯をロッカーから出したら、MRIって何であんな音がするのか調べてみよ」とか思っていたのに、結局調べないまま今に至っている。

最寄り駅まで帰ってきて、「家まで歩く元気がない」が発動したので、スタバに寄った。この夏、コーヒーエイドクールライムが気に入って、「甘くて濃いやつ!(=チャイティーラテ)」って気分ではないときはいつもコーヒーエイドクールライムの氷少なめにしている。すっきりさわやかごくごく水分補給とリフレッシュ。

「帰るエネルギー補充のため、コーヒーエイドクールライムを飲みながら、ちょっとだけ本読んで帰ろう」と思っていたのに、席についたら一気に3分の2くらいを飲み干し、そのまましばらくぼんやりとスマホのゲームアプリで遊んでしまった。パズルゲームなのに、頭を使っていないことがよくわかった。なんなんだろ、パソコンのデフラグみたいなかんじで、表では何やってるかわからないくらいぼんやりしてるけど裏で脳みそ整理してるみたいなことなのかな。

とにかく、暑さにまいっている。

今月、あと2営業日しかない。本業以外にお手伝いしている案件が、終わる気がしない。まずい。

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