3/26 自覚する

年度末の忙しい最中だけれども、先週土曜日に働いた分の代休を半日分だけ取得して、映画館に行った。

お目当ての映画が始まるまでの、これから公開になる映画の予告編を見ながら、同時にここ最近の自分の仕事のことを考え。ふっと。「わたしは、『つくる人』ではない」ということを自覚した。つくる側に立つ人の、こだわりや、深く深く潜ること、細部まで詰めきる集中力、解像度の高さ、追求。そういうものを、わたしは持ち合わせていない。つくる側に憧れるけれども、自分の立ち位置はきっとそこではなくて、つくる人にしか見えていない世界を、どうにかこうにか現実に落とし込むための、橋、みたいな役割になることだ、なんてことを思った。今のところ。『つくる人』側のボスが言い出す無茶振りにしか聞こえないもろもろを、どうにか実現するために足掻く。みたいな。

役割の自覚。憧れていた場所じゃなくても、自分には自分の役割があって、それを果たすためにできることをする。……悪くない。そんなふうに思った。

『シン・エヴァンゲリオン』、よかった。もう1回観に行きたい。

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