10/21 元気の出るコート

みんな、どんどん厚着になっていく。明日の東京は12月の寒さだそう。ネットニュースが「冬の格好を」と呼びかけていた。今日は、厚手のパーカーの中にロンTを1枚着込んできたけれど、今日時点でもう会社は足元・首元から冷えが来る。明日、もっと冷えるなんて、どんな格好をしたらいいのか。もう巻物も本気コートも解禁か？ 10月でこんなに寒いなんて、この先もっと寒くなるのだと、耐えられない……。

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去年、乗り換えの駅でいつも見かけて、いつも「素敵だな〜」と思っていたコートの人がいた。なんだかアフリカンな雰囲気の、カラフルなコート。冬の、色彩が乏しくなっていく通勤風景の中で、その人のコートはいつもパッと目をひいていた。

今年も、昨日今日とそのコートの人を見かけた。多分、冬以外にもいつも同じ時間に通勤しているのだろうけれど、コートのおかげで「あっ！ 今年もいる！」と気がついた。通勤する朝は、勝手に、その人のコートに元気をもらっている。

その人も、そのコートがお気に入りなんだな、と。「去年着倒したから、今年は違うコート」ではないんだな、と。見てるだけのわたしがうれしく思っている。そのコートの人は、まさか赤の他人が、自分のコートにそんな思い入れを持っているだなんて、思いもしないんだろうな。

ファッションって、着る本人はもちろんのこと、見る人をも元気にするんだな〜。というのを、自分で実感した。

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さて、本当、明日何着よう。