『しょうもないのうりょく』読みました。

高野雀さんのしょうもないのうりょく3巻が電子書籍のほうでも発売になったので購入。
(リンクは一巻。)

ほぼ全員が程度の差はあれ異能力を持っている世界でのオフィスの日常の漫画。
主人公の星野さん(↑の真ん中の眼鏡の女性)は「書類をきれいに積める」というささやかな能力のほかにもうひとつ、「他人の異能が分かる」能力がある。(職場の人には他人の異能がわかることは伏せている)。

星野さんの視点で異能を活かしたり活かさなかったりする人たちの様子をみるような話。

あんまりいけすかない人が出てこないのが良かった。安心して読める。井上さんも戸村さんもいうて愛嬌ある。

職場の人たちの仲がめちゃくちゃいいのが羨ましいなぁーと思って読んでた。どこかに実在しててくれ。

推しはやっぱり藤原さん(不老不死)かな…。見た目が好きなのもある。(↓の真ん中の青いパーカーでベンチに座ってる男性)。

長身で長髪に顎髭っていうわりといかついルックスだけど言動が優しい感じ。他にも隠れファンがオフィス内にいてもおかしくないと思う。

まだまだ続きが気になるところもあるので完結は少し寂しい。この後あの世界では、藤原さんだけがずっと若いままで星野さんたちとは見た目年齢が離れていっちゃうんだろうか。星野さんはあんまり悩まなそうだな。藤原さんは寂しくならないだろうか。

あと気になるところでいえば本田さんにいいひとができるかどうかとかもあるなぁ。

自分だったら何の異能がほしいかな。作中に出てくる中だと「話している相手の好感度をあげる」はチートだと思う。いいなぁ。

自分の特性が判定できるのは人生の指針として便利そうだから、あったらやっぱり調べてもらうだろうな。

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