捉え方ひとつで前向きに
自分は面接がめちゃくちゃ苦手だ。
これは就職活動真っただ中にいる身として結構致命的な弱点と言える。
なぜ苦手なのか。
たぶん、
「どうやって自分を良く見せるか」
「自己分析で分かった自分のことを分かりやすく伝えられるか」
「ミスしないように」
みたいに縛り付けて考えているからだと思う。
苦手だから、姉や友人、先輩に相談していると、上手な人は大抵
「楽しむ」
という言葉を言う。
敢えて作った抽象的な部分に想定通りに食いついてくれた。向こうのほうがよく喋ってくれた。、、、など
そしてその中でも、姉が言ってくれたこの言葉が印象的だ。
「結局は相手が一緒に働きたいと思うかどうかだから、おじさんと仲良くなろうっていう気持ちでやるといいよ」
これを聞いて、心の靄がスーッと晴れた気がした。そして、面接を楽しめそうな予感がしてきた。
○○しなきゃとか、○○しちゃダメだとかはもちろんあるだろうけど、そんなフェーズじゃなく、「仲良くなる」と捉え方を変えて臨んでみよう。
仲良くなろうとしたら、聞かれたことに対して見当違いなことを答えるはずがない。質問に対してまっすぐ答えて、気が合うところ合わないところが出てきて、もっと知りたいところを質問して答えて、結果として仲良くなれるかどうか。一緒に働こう!となるかどうか。
、、、ここまで読んで、僕のことを知っている人だったらこう思うだろう。
「でもお前知らない人とすぐ仲良くなれないじゃん」と。
うん、たしかに知らない人と仲良くなるのは苦手である。でも、面接、それも就職活動の面接では大体お題が決まっている。「学生時代に頑張ったこと」とか、「自分の強み弱み」とか。
しかも、相手も多分できれば仲良くしたいと思ってると思う。まだ僕が優秀な人材かどうか分かってないのに、いきなり向こうから拒絶してくることはないだろうし。たぶん。
これは、
このお題で仲良くお話してください!
と言われているようなもので、ロックヒルズの接客でお客様とフリートークすることに比べたらまだ易しい気がする。(自分比)
なによりでかいのが、仲良くなろうと思った方が緊張が少ない。これは面接を成功させるうえで大事な要素なんじゃないかな。
この、「捉え方を変える」というのは結構いろんな場面で有効な気がする。
「安全のため、店のルールでお客様対応する」のではなく、「お客様に安全に楽しんでもらう」
「飼い犬を散歩させる」のではなく、「一緒に運動する」
、、なんか違う気もするけど、自分が物事に対して前向きに取り組めるようになったら、それは正解だ。
「仲良くなろう」という気持ちで臨む面接で結果が出なかったら、またここに記します。記さなくていいように頑張ります。