職業:気分屋
便利屋、みたいなこと言ってすみません。
僭越ながら気分屋をやらせてもらってる浅井です
先日、ロックヒルズガーデンの店長が主催するビギニングプレイスというイベントで、茅ヶ崎にある8ホテルの支配人を務める松山竜三さんにお話を伺う機会がありました。
片やアルバイト、片や有名ホテルの支配人という立場ながら、広く捉えれば同じ接客業に勤しむ者として気になっていた質問をすることができ、自分の考え方を広げる機会になったのでいまつらつらと書き連ねています。
イベント内で僕がした質問を意訳すると、
「自分の気分に左右されず、常にハイレベルな接客をするコツを教えてください」
というものでした。
なぜこれが気になっていたのかというと、
タイトルにもある通り僕はとても気分屋で、自分の気分がいい時はそのまま接客も丁寧で相手の求めていることを考えながら動けるのですが、反対に気分が落ち込んでいる時はそれが接客に出てしまうからです。また、行う仕事内容もその時の気分で決めてしまう癖があります。
「トモヒロってお客様への対応丁寧だよね」
と言われる機会が稀にあり、でもそれを言われたときの心情としてはいつも、
「そうか?丁寧じゃない時もあるのにな」
でした。飲食店従業員として、そしてなにより繋がりを大切にするRHGにとって気分によって接客の質を落とすことは大きな機会損失なので、そこを改善したら良いのではということで最近自分に課題を課しています。その内容は後ほど。
間が長くなりましたが、先ほどの質問に対する松山さんの回答はこのようなものでした。
「考えられるのは2つ。
1.仕事に私情を持ち込まない。無の状態でお客様のことを考えて動く。
2.仕事の最中、前後の感情の振れ幅を小さくし、それをできるだけいい感情での振れに持っていく。アベレージを高め、常にいい感情を持つ。」
、、前者はさながらロボットですね、、
2が僕には合っているのかな、と思いました。
というのも、自分の気分が良い時はお客様の目線に立った接客ができている(割と自己評価は高いタイプです)のだから、それをスタンダードにして仕舞えばいいのではないかと思うからです。
気分屋からの脱却を目指す僕が最近意識していることのはこれです。
"シフト中に選択肢が複数あったら、直感で'なん となく嫌だな、やりたくないな'と思った方を選んで動く"
つぎなにしようかなー、
1.トイレ掃除、2.店内のアルコール消毒、3.掃除機がけ
うわ、他人が使ったトイレを掃除するのちょっと嫌だな。酔って汚してそうだし。
そう思った瞬間に、次の行動が決定します。
これがめっちゃ効果的でした。
一瞬嫌だと思ったことをやるだけで、偉いぞ自分!となり自分をいい気分にすることができます。
なんか成長した気になります。
マンネリ化していたアルバイトの仕事が、急に刺激的なものになります。
そしてなにより、今までその時の気分で動いていた自分から脱却していく実感があります。
ここで松山さんの回答に繋がってきます。
自分の気分を上げられ、1日の中で振れ幅はあってもアベレージが高くなる。
長くなりましたが、自分の感情をコントロールして、お客様に常に素晴らしい接客をしていきたいと思う今日この頃です。
早く転職したいところです。
(でも結局はいい気分を維持して、それを原動力に動くから気分屋なのか、、?)
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