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MHP2GをやりたくてMHWを始めてみたら合わなかったので、15年ぶりにMHP2Gを始めます。

MHP2Gが猛烈にやりたくなった。

いや今さらP2Gってwwwwwww

って自分でも思う。わかってます。

すべてはYouTubeで突然オススメに出てきたポッケ村の作業用BGM動画のせい。

なんか、軽い気持ちで再生したらあの頃の思い出がフラッシュバックして止まらなくなった。

しんどい大学受験が終わって、発売日の0時に吉祥寺のサンロードのゲーム屋で友人たちとP2Gを買って、そのまま朝までプレイしたこと。

「やっぱG級敵つえーー!」って笑い合いながら各々の家に向かって自転車を漕いだ朝の空気。

「モンハンやってる?」が友だちになるための合言葉だった大学一年生の春の太陽の眩しさ。

新宿南口のマックで、PSPの黄色い差し口にコンセントで給電しながら夜までみんなでモンハンした時のにおい。

エックスリンクカイ、アドホックパーティー、、、

P2Gの書ききれない思い出たち…全部…どれも尊い……(涙)

さっきのポッケ村の動画のコメント欄も、みんながそれぞれの「MHP2Gの想い出」を書き込んでいてどれもエモい。

わかってる、もう周りでP2Gをプレイしている友人なんて1人も居ない。

あの頃のモンハンの熱気は確かにすごかった。
でももうあれから15年も経ってる。

30歳を過ぎてこんな想い出に浸ってるなんて、
オトナ帝国に心を奪われてたヒロシやみさえのことを笑えなくなってきた。

でも、ポッケ村のBGM聴いたら、P2Gやりたくなる……!!

YouTube検索したら未だにMHP2Gをプレイしてる人たちがいてびっくりした

当時から今までずっとP2Gをプレイしているであろう「がす」さん。

最新のモンハンと並行してなぜかP2G実況をアップしているひらひらさん

数は少なくても、2023年にまだP2Gをプレイしている人がいるという事実は勇気を与えてくれました。

「P2G、めっちゃやりてぇ…マジでやりてぇ…」

そう思ってPSPを探したけど見つからない。
覚えてないけどもしかしたら後輩にあげたり、
メルカリに放出したのかもしれない。

ってことは今さら村下位のクエストから始めて、飛竜の卵を納品して、マカライト鉱石とかを集めるところからか……。
いや、それキツくない……?


15年前のゲームにそこまでの時間を費やせるか…?
ていうか面倒や不便さが残るP2Gをちゃんと楽しめるか…?

いろいろと不安が多くて、さすがに今からP2Gをプレイするのはしんどいと思った。

だから、ひとまず評判が良いMHWをPS4で遊んで「モンハンしたい欲」を満たすことにしました。

結果、MHWは、マジで合いませんでした。

MHWは10時間くらいでプレイを断念。
P2G全盛期のあの楽しかった空気を引きずっているいるオールドタイプなハンターにMHWは合いませんでした。

「P2Gと比べてMHWは〜」なんて老害ゲーマーの極みなんだけど、合わなかった理由を語りたい。

受付嬢がマジで無理だった。

まずこれ。

関係性をなにひとつ築いてないのに馴れ馴れしく「相棒!」って呼んできてヒロインヅラするこの人はいったいなんなの……?

外見、キャラ付け、立ち振る舞いのすべてが気に食わず、受け付けませんでした。

「受付嬢が世界的にプレイヤーから嫌われている」というのはなんとなく知ってたけど、プレイして納得。

「相棒!」ってセリフ、鳥肌が立つほど無理でした。

効果音が合わなかった。

P2Gはどんな武器でも「斬ってる」「殴ってる」「射抜いてる」という感触が気持ちいいゲームだった。

”ブシャアアアアア!!"と豪快に吹き出す血しぶき、カッコいい属性や会心のエフェクト、一撃の重みを感じさせるヒットストップ。

剥ぎ取りの”ザクッ!ブチッ!”、アイテム選択の"コトコトコトッ"
絶一門を構えたときの"キーーーーン"などの効果音が生み出す気持ちよさ。

そんな「気持ちよさ」をMHWに感じられなかった。

MHWはPS4のゲームだから映像は綺麗だし、ハンターの動きも縦横無尽で、P2Gの時代には考えられないスタイリッシュな戦い方ができる。

武器のエフェクトもドッカンドッカンって感じで見ていて楽しい。

でも攻撃したときの効果音がぜんっっぜんテンション上がらない……!

大剣を使ってるのにモンスターに当たったときの音は、”ボコォ…”って感じ。

血しぶきの代わりにモンスターから砂ぼこり?みたいなのが舞うだけで、モンスターと戦ってて気持ちよくなかった。

モンスターと戦ってるっていうより、泥の人形と戦ってるような感触だった。

たぶん、血しぶきを出すのは表現的にダメになったってことですよね?
時代の流れなんだろうけど、物足りなかったな……。

ストーリーのゴリ押しがしんどくて「自由に狩りをしている感」が薄かった。

P2Gの頃は「〇〇を討伐する」というのがクエストの最終目標だったとしても、制限時間の50分をどう使うかは全部プレイヤーの自由だった。

「いまハチミツ少ないからグルっと採取していこうかな」とか、
「こんがり肉足りないからたくさん焼いてから行くか!」とか、
ちょっと疲れたからボーーっとしてみるとか。

ハンターはちっぽけだけど、大自然の中で狩りと生活をがんばる心地よさがあった。

MHWだと、親しくもないNPCが「こっちに来てくれー!!」とか「この痕跡を見てくれ…」とかいちいち指図してきてその通りに行動しないといけない。

せっかく10数年ぶりの超キレイになったモンハン世界を好き勝手に見たいのに、自由に歩き回らせてくれない。

セリフを無視してるとロボットみたいに何回も同じセリフを等間隔で繰り返すからストレスがたまるたまる……。

「うるせー!好きにさせてくれや!」」とうんざりしてしまいました。

モンスターの居場所に辿り着く道中も、ただ光る虫を追っかけるだけで楽しくなかった。

あと、グルン!!って勝手にカメラ動かされるの、本当に最悪でした。

なんかめちゃくちゃMHWへの悪口だらけになってしまった……

けっきょく、いまさらMHP2Gに帰ってきた。

懐かしすぎる…

PSPがないと遊べないかと思ったけどなんとvitaのPS Storeで500円だった。サクッとDLしていざ起動。

メディアインストールの「キュッ、キュッ、キュッ、ニャー!♪」の鳴き声を聞きながら待つ時間、懐かしい…。

ランゴスタやファンゴに邪魔されてイライラするのは15年前と変わらない。

いま村の☆2の緊急クエストでフルフルを倒したところまで来た。

「あー、こうだったこうだった」って噛みしめながら遊んでる。

不便で面倒だけど、これが僕の知ってるモンハンだ。

新しいモンスターが出てくるたびにビクビクしてたなぁ。

懐かしい、全てが懐かしい。

あの頃、友人たちと夢中で遊んだ想い出にひたっているのが心地よくて、楽しいと錯覚しているだけかもしれない。

だけど、指が戦い方を覚えてる。モンハン持ちを覚えてる。
久しぶりのP2G、めちゃくちゃ楽しい。

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