直筆の原画に感動！さくらももこ展@横浜に行ってきました。
こないだの土日に、横浜のそごう美術館で開催されているさくらももこ展に行ってきました。
*****ここから先、展示内容についての感想や図録を撮影した画像が載っています。まだ行っていない方、内容を知りたくない方はここでストップしてください。ネタバレしています。*****
ちびまる子ちゃん、コジコジの原画やカラフルな扉絵、エッセイの手書きの原稿などなどが展示されていて、さくらももこワールドのファンとして本当に感動しました。
メモ書きや罫線を見れる原画展、本当に大好き
これも購入した図録を直撮り
大好きな『ももこのいきもの図鑑』のイヌの挿絵や、コジコジでいちばん唸ったコマ「コジコジには無駄がない」など、個人的に見たいものはほぼすべて展示されていて大満足でした。
これを見に行ったようなもの
2019年に開催された「ちびまる子ちゃん展」では、さくらももこさんがプライベートで製作した小物や作品が数え切れないほど展示されていて「作家とはこういう人のことか…！」と圧倒されました。
今回も新たに展示されたプライベート作品があり、かなり楽しめました。
気がつけば、30年もさくらももこ作品に触れている
さくらももこ作品について、ドラゴンボールやスラムダンクのように飲み会の席で友達と大盛り上がりすることはないですが最近ようやく気が付きました、僕はさくらももこさんの大ファンです。
好きなポイントは数多くあるけれど、まず単純に絵がめちゃくちゃ上手い。
シンプルな絵柄だから伝わりづらいけど、絶対にマネできない上手さだと思います。
僕は漫画の原画展に行くのが好きで、色々な原画を見てきましたが、あまりに絵が上手すぎる漫画家さんの原画は、描かれた線がプリントされているようにしか見えません。綺麗すぎて。
「えっ、これ本当に描いてる？？」って笑っちゃうくらい上手かったのはやっぱり鳥山明先生。Dr.スランプもドラゴンボールも原画を見ましたが、あまりにも上手すぎて直筆に見えませんでした。
コジコジや後期のちびまる子ちゃんの絵も、綺麗すぎてまるでプリントされているようでした。
平成元年生まれの僕にとって、さくらももこ作品は物心ついたときからずっと身近にあり、家族みんなで楽しめる、まさに平成の象徴でした。
さくらももこ先生の訃報を知ったときに、平成が本当に終わってしまったのだと大きな喪失感を抱いたのをよく覚えています。
これからもユーモアと毒と優しさが混ざりあった作品たちを大切に読み続けていきます。
さくらももこ先生、素敵な作品をたくさん生み出してくれてありがとうございます。
現地で販売されているグッズもどれもかわいいので、もし興味があったら行ってみてください。5月28日までやってるみたいです。
ハリーポッターより小さいので本棚にも入れやすい
僕がいちばん好きな「明け方のつぶやき」が収録されているエッセイ集『もものかんづめ』。
文章で我慢できないほど笑せてくれるのはやっぱりさくらももこさんだけでです。
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