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徒然なるアナログ生活〜今日の1枚〜VOL.8 22.06.06

あぁ〜どしゃ降り〜の雨〜♪

つーゆーがっ、はーじまるよ♪

週の始まり月曜日にして、本格的すぎる大雨。
皆さん、無事に過ごしておられますか?

湿気はねぇ…、テンションガン萎えですよね…。
月曜日からテンションさげぽよな本日お送りするのはコチラ。

筆者所有 再発カラーヴァイナル盤

BIG STAR/#1 Record

72年リリースのデビュー盤。アメリカ合衆国が産んだポップ。ロックバンド BIG STAR
1stにして名盤。よくある名盤ランキングの常連である。

パワーポップを確立した歴史的にも大変大きな意義を持つ1枚。

歪んだギターから繰り出されるリフは、王道ロックのそれでありながら、美メロにハイトーンなボーカル、コーラスがポップさを演出する。
今風にいえば、、、「エモい」ってやつ

デビュー盤だけあって、勢いに満ち満ちていて、全編通してエネルギッシュである。

彼らの共通の影響元は
The Beatles」「The Rolling Stones」「The Byrds
王道のロックンロールバンドを背景に、70’sのサウンドをかき鳴らし、
ポップ・ロック、パワー・ポップという路線を生み出したのが興味深い。

この辺は実にアメリカのバンドらしいところか。
パワフルさ、ポップさ、およそ同居し得ないであろう2つをいとも簡単にミックスして完成させたのも、アメリカという風土が産み出したのではないかと思っている。

A1のFeelのリフ、メロディは秀逸。
今リリースしても売れる。
それほどにサウンドプロダクションが素晴らしい。

バラードだっていけてしまう。
激甘でなく、どこかにホロ苦さを残したようなメロがアルバムを引き締める。アコースティック、エレキと的確に織り交ぜながら、「聴かせる」アルバムである。

筆者はパワーポップといえば、必ずこの1枚を挙げるほどに好きである。ジャケット中身も。名盤、傑作揃いの70'sの中で光る1枚。
US発、ってのがいいよね。

このアルバムにおけるセールスは当初そこまで振るわなかったという。セカンド制作時にはそれが原因で喧嘩にもなったとか。

名盤あるある「当時は売れなかった」

72年はThe Rolling Stonesが「メインストリートのならず者」をリリースした年。
ある意味納得ではある…。

しかしながら後世においての評価は抜群。
70年代の後半であればバカ売れしたはず。事実リリース後しばらくしてからセールスは伸びた。
タイミングに泣いた1枚でもあるのかもしれない。

さて品物はたまたまHMVオンラインで見つけて飛びついたリイシューカラー盤。
当時物は高すぎて、品薄過ぎて買えなかったので、とてもありがたかった(´;ω;`)
輸入盤は本国の情報が得にくい分、不意をつかれる。いつもウォッチ出来ればいいけどね…

やはり音質はアナログならでは。良質。
リイシューとはいえ音痩せもなく、奥行もあってとてもいい買い物をした。
ありがとうHMVオンライン


梅雨入りした本日。色々あって更新が遅れてしまったがなんとか…。
疲れてしまってバカ寝ぶちかましてしまいました。
明日からはちゃんとします←

いい音楽をお供に、梅雨を乗り切り、夏を迎えましょう。
それではこの辺で。
また明日。

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