「水樹奈々」をサウンド面から問うてみたい LIVE HOMEに想う事③ -ヲタクノ独り言-

お待たせしました。
お待たせしすぎたかもしれません。

やっとこどうにか言語化可能になってきたかな、という時分がやってきました。ツアーも無事に閉幕しました。とてもとても感慨深いですね。
完走出来たこと。感無量です。千秋楽は胸に来るものがありました。
まだまだ思案が足りないかな、なんて思いもありますが、書かにゃ始まりませんからね。
ツアー閉幕を区切りとして、整理をつけねば。

ということで、すべてのアルバムを聴きなおし、様々なオピニオンも拝見し、少しすつ頭の中を取りまとめてきました。稚拙ながらお読みいただけると幸甚にございます。

さて、それでは早速私なりの「回答」発表と参りましょうか。かなりの大作になる予感…。長くなりますがお付き合いいただければ…

注)本文は都合上「NANA MIZUKI LIVE HOME2022」の公演内容に触れるため、ネタバレ回避したい方はブラウザをそっとバックして下さいね。
ブルーレイ発売決定おめでとうございます。


「水樹奈々」をサウンド面から紐解く

声優
水樹奈々の根本的肩書は声優である。
そして、歌手でもある。

というのがひと昔前の認識だが、
今や声優 水樹奈々 というよりは、歌手 水樹奈々の方が世間では認知されているのではないだろうか。
彼女の出発点もまた音楽であり、ゆえに音楽活動はライフワークでもあるだろう。それほどまでに音楽とのつながりは密接。

ありとあらゆる角度から分析、考察されてきた彼女だが、筆者は「サウンド」から解き明かす姿勢に出会った経験は少ない。

「音楽」そのものの存在感が、彼女の批評から抜け落ちている。(歌詞を除く)

ある人物の「音楽活動」についてを、「音楽」を抜きに語ることはできない。というのが今回の筆者の立ち位置である。

今回はその歴史と歩みを紐解きつつ、筆者の抱く「違和感」の正体(前々回エントリー参照)、音楽の変化がもたらしたもの、そして最新のライブから見えたものを書きつけていこうと思う。
是非過去2回分も読んでいただけるとありがたい。

今回、水樹奈々のサウンドを紐解くにあたり、オリジナルアルバムのみに的を絞り、全14作品を聴きなおし、評価を整理する最中、
「サウンドの特徴ごと、第○期と区切った分かりやすく整理がつくのでは?」
と思い立った。
ここでは筆者なりの時期区分けを基に本論の展開をしていきたいと思う。

第1期 「supersonic girl」から「ALIVE&KICKING」まで

サウンドの特徴は「90's」 この一言に尽きると思う。
01年、まだまだサウンドには90年代の影響が見える。いわゆるソロアーティスト向けのサウンド感で、シンセや打ち込みが基本路線。ゲームっぽいというと語弊があるが、バンドサウンド主体の今時分とは異なり、どちらかというと機械音色的。

1st「supersonic girl」
住吉中プロデュース。詳細な人物像は残念ながら調べ切れなかったが、名作乙女ゲームシリーズ「遙かなる時空の中で」の楽曲を作曲されている方のよう。

内容はおとなしめの印象で、いわゆるポップス的というよりはバラード寄りに仕上がっている。
今回のツアー日替わり曲に「LOOKING ON THE MOON」が披露されたり、良曲は多く、印象的楽曲が多い。現在でも人気の「TRANSMIGRATION」も収録。作詞 奥井雅美 作曲 矢吹俊郎。人気曲の影に矢吹あり。笑

2nd 「MAGIC ATTRACTION」
3rd 「DREAM SKIPPER」
4th 「ALIVE&KICKING」
矢吹俊郎
プロデュース。
つまるところ、第1期は矢吹俊郎プロデュース時代

矢吹さんサウンドになったとはいえ、やはりまだノスタルジックな印象。
同時代的ポップスとは一線を画すサウンド感。短期間のうちにリリースされた2ndは特にその印象が強い。

とはいえ、この時期の楽曲にはライブ定番曲「POWER GATE」「New Sensation」、人気曲「ミラクル☆フライト」「suddenly 〜巡り合えて〜」、自身が出演のアニメタイアップ「innocent starter」等の代表的作品が多く存在する。

初期水樹奈々サウンドとでも呼ぼうか、「水樹奈々の楽曲」らしいサウンド感が生まれ始めたのが第1期の後半。「水樹奈々っぽい」楽曲の基本ベースがここにある。

上記代表曲はじめ、この期共通点は非バンド感。
音源で聴いてみて強く感じたのがそうした機械音主体のサウンド感。打ち込み感、というのが正しいか。圧縮された楽器音がまだまだ中心。
リズムや音程感、BPMも特異なものではなく、オーソドックスな展開が中心で、変化球は少ない。その為、スッと楽曲を口ずさめたり、記憶出来たり、合いの手が入れやすかったりする。
一聴で覚えやすいメロが多いのも特徴。

第2期 「HYBRID UNIVERS」から「ULTIMATE DIAMOND」まで

オリジナルアルバムで人気のタイトルはこの辺りに集中するのかもしれない。
楽曲のスタイル、サウンドがここから一変する。
編曲、アレンジの具合が見違えるほどに良くなる。
また水樹奈々自身のボーカルもグッと良くなる。

5th 「HYBRID UNIVERSE」
6th 「GREAT ACTIVITY」
7th 「ULTIMATE DIAMOND」
第1期までの水樹奈々サウンドをベースに生っぽい楽器音が、より自然な形で融合されている。シンセが多少控えめになり、ギター、ベース、エレピ、ストリングス、ホーン…いわゆるポップス的要素が綺麗に組み込まれている。進化の幅はとんでもなくデカい。

プロデュースは三嶋章夫
ここからはレーベルの担当プロデューサーである三嶋Pが主体になり、制作が行われるようになる。以降全てのプロデューサークレジットは三嶋章夫。

三嶋体制下での作家陣は多種多様になっていくが、この時期の中心的存在は上松範康率いるクリエイター集団「Elements Garden

作曲編曲面は彼らが担い、作詞面では水樹奈々本人や多様な作家陣が名を連ねる。もちろん矢吹俊郎の名前もある。

サウンドクリエイトにおいて音数が格段に増え、アレンジが鮮明になった。
現代的、より同時代のj-popサウンドに近づいている。
その上でアニメソング的展開メロ進行が随所に散りばめられ、水樹奈々っぽさをより鮮烈に印象づける作品群と筆者は解釈している。

「残光のガイア」「WILD EYES」「SUPER GENERATION」「アオイイロ」
そして「Astrogation」「ETERNAL BLAZE」
LIVEでの盛り上がりをみせる、アンセムが目白押しだ。
今回のツアー固定曲として披露された「MARIA&JOKER」もこの第2期の作品。

人気曲が多く黄金時代の到来を予感させる。
サウンドもガラリと変わり、BPMが速くなり疾走感強めなナンバーが増え始める。転調変拍子も徐々に顔をのぞかせる。
大人しくポップな水樹奈々から、ハイスピードにテンションをぶち上げていく今に至る水樹奈々へと変化を遂げた。
筆者はこの時期から水樹奈々を聴き始めているので、水樹奈々サウンドといえば…という思いが強い。(筆者はAstrogation末期信者)

しかし、デビュー当時から追っている諸先輩方の中には、この時期の頃から違和感を持った人もいると思う。拙作にコメントをいただいた方がそのように仰られていたが、その感覚は察するに余りある。楽曲は複雑性を帯び始め、よりアグレッシヴな変化を辿る。

第3期 「IMPACT EXCITER」から「ROCKBOUND NEIGHBORS」

区切り方として少し細かくなるが、2作品で区切りとさせてもらった。
個人的に思う黄金時代。人気、集客、認知度がグッと増した時期。

サウンド面の充実ぶりには目を見張るものがある。
引き続き作曲・編曲の中心はElements Garden

8th「IMPACT EXCITER」
9th 「ROCKBOUND NEIGHBORS」
2作品とも収録内容はバラエティに富んだ内容になっており、緩急を自在に操りながら進行していく。ハイクオリティで多彩な表情をみせてくれる。

制作陣は2作品でほぼ同じ。
Hibiki吉木絵里子藤林聖子しほりSAYURIといった現在でも名を連ねる人々が参画。サウンドプロダクションのみならず、詩作、編曲面でも幅広い感性が集結している。

サウンド面のブラッシュアップぶりがすごい。
激しさはより激しく、「NEXT ARCADIA」「ミュステリオン」などはメタルの領域に迫り、音数の増加ぶり、BPMの加速に拍車がかかっている。
一方バラードや落ち着いた印象の楽曲は"精度"が増している。
人気を集める「夏恋模様」はその代表格。静謐で美しいアレンジが光る。
更には壮大なオーケストラサウンド「アヴァロンの王冠」
人気ポップナンバー「DISCOTHEQUE」を彷彿とさせる「Lovely Fruit」
激しくスピードのあるロックナンバー「LINKAGE」
まさに縦横無尽に駆け回る。

シンフォニックビートチューン切ないバラード甘いポップステクノサウンドロックチューン
持ちうる全部をつぎ込んだような、音の博覧会
音数はもちろん楽器数も2作品ともに、過去最多であろう。
それらを歌いこなすのだからやはり水樹奈々恐るべしである。

同時期にリリースされたシングルも出来栄えは凄まじく、人気楽曲が多いのだが、すべては収録されておらず、アルバム曲の存在感が強い。
アルバムというパッケージを意識しており、制作の方向性がアーティスティックにシフトしている。

内容としては、一層の複雑性を持つ曲も増えつつある中、キメ転調タイミング等は一種の様式美的であり、大きな違和感は感じない。
「水樹奈々サウンド」の正統な歩みであると筆者は感じていた。

第4期(現在) 「SUPERNAL LIBERTY」から「DELIGHTED REVIVER」

新生水樹奈々を目指していたのか否か
真意は彼女と三嶋Pにしかわからない。
しかし「SUPERNAL LIBERTY」から筆者は、
自身の認識とサウンドのすり合わせに苦労し始めることになる。
少しづつ、けれど確実に変化し、今に至る。何がどう変わっていったのか。

10th 「SUPERNAL LIBERTY」
11th 「SMASHING ANTHEM」
この2作品から、作曲陣に変化がある。
シンフォギア関連を除いて、Elements Gardenの存在感が薄まっていく。
同時に多様な作家陣が登用され、サウンド面に大きな変化をもたらした。
編曲は変わらずElements Gardenが主に行っているが…。

以前までとの違いはサウンドの精密度合い。
楽曲としての精度、強度が変わってきた。そして方向性。
声優ポップス、アニソンという枠を乗り越えようとする姿勢。
そんなものが端々に感じられる。あくまでも個人的主観に基づくが。

印象的なサウンド変化、というよりは、
「リズム」「歌詞割り」の変化が大きい。いつものテンポ感、いつものリズム感、いつもの語感、そうした慣れとの相違が生まれ始めた。
小節に詰め込まれる歌詞、ずれるブレイク、アップダウンの激しい転調、そうした新たなファクターが前面に現れてきた。

此処に至るまで転調や変拍子があってもノれていた、慣れることが出来た、それはあくまで今までに培った土台があったからなのだ。
そう、今までは
「水樹奈々サウンド」を前提にしたサウンドクリエイト
であった。

その前提がこの第4期には、ない。
音楽の質や精度を上げよう、異なるアプローチをしよう、そういった姿勢が見えてくる。
現に「アパッショナート」は上松範康作曲ではあるが、非電子音的ロックチューンである。
ネオクラシカルシンフォニックスピードメタルである。(筆者所感)

ロックバンド「藍坊主」が楽曲提供した「エデン」
異色タッグの傑作。楽曲の強度は凄まじい。
今までのサウンドにない要素に溢れている。

その方向転換に水樹奈々本人の意図が介在していたのかは、知る由もない。しかし、彼女が今まで以上に曲づくりに関わっているのは、クレジットを見れば明らかであろう。

提供されるだけでなく、能動的な音楽への探求がそこにある。

12th 「NEOGENE CREATION」
13th 「CANONBALL RUNNING」
14th 「DELIGHTED REVIVER」
この3作品からはさらにその傾向が顕著だ。

「NEOGEN CREATION」から同レーベルのロックバンド「saji」ヨシダタクミが参加。翌年リリースしたシングルのカップリング曲には「感覚ピエロ」横山直弘が参加しており、J-ROCKとの結びつきが強くなっている。
そしてほかの作曲陣もJ-POP、さらにはボカロでの活躍が目立つ陣容であり、AKB48「365日の紙飛行機」を作曲した角野寿和の名前もある。

それに伴って上記3作品は、「水樹奈々」の楽曲でありながら、「水樹奈々サウンド」ではない仕上がりになっている。
最前線のJ-POP、J-ROCKの要素が作用しているからだろう。

第3期までの中心がアニソンや声優、特撮関係楽曲の担い手が作曲の中心であったのに対し、現在はポップス、ロックの担い手を中心にサウンドクリエイトが行われているのである。
もちろんかつての作曲者が全ていなくなってしまったのではないが、作曲における方向性は間違いなくシフトした。

サウンドはより練度と精度を増し、今までの複雑さとは文脈の方向性が異ってきた。より幅広く、大胆に、少し難解に。
水樹奈々の表現する音楽の文脈が、時代にコミットしていっている。
イントロが無くなっていたり、転調の質が現代チックになっていたり、いまの音楽シーンを強く意識した仕上がりになっている。

アニソンの女王というラベリングではもはや水樹奈々を語れない。

「違和感」の正体 ツアーで見えた水樹奈々の現在地

昨今感じてきた違和感の正体を探るべく、一から紐解き振り返ってきた。
長くなったが回答といこう。

筆者が感じた違和感は、ノリにくさや、自身とのかみ合わなさであった。
ではその正体は何か。

「水樹奈々の脱・水樹奈々化」
「消化しきれない未練がましさ」

である。

現在の水樹奈々の楽曲は声優ポップスの枠を乗り越えようとしている。
より今現在の音楽シーンに近づこうとしている。

King gnu、YOASOBI、星野源、米津玄師、Official 髭男 dism、藤井風、Vaundy、あいみょん、緑黄色社会、buck number…
こうしたシーンのトップランナーと同様の強度を持った楽曲に近づこうとしている。

これが「水樹奈々の脱・水樹奈々化」

J-POPシーンへの接近と挑戦
が、水樹奈々サウンドの現在地であり、未来の方向性であろうと筆者は考える。
事ここに至って、水樹奈々のサウンドイメージや印象、「水樹奈々のサウンド像」が、今のサウンド像との間に摩擦を起こしてしまっていた。
それが、なんとなくしっくりこない「違和感」として表層化したのである。
現在のサウンド像を「水樹奈々のサウンド」として実像をうまく結べなくなっているのである。

そんなことが起きてしまうのは、「消化しきれない未練がましさ」に他ならない。今現在の彼女の進路に対して、どこか自らの内の「あの頃のサウンド」を求めて止まない。消化しようと思えば可能だが、それを拒んでしまう一面がどうしても残ってしまう。こんなもんじゃないだろう?と。

そうした意識そのものを「悪」と言われればそれまでだし、
「こまけぇこたぁいいだろ」と言われても仕方がないのであるが、未練がましいことは承知の上で、敢えて言及したい。

「今のままでは未来が危うい」

これは筆者の独断と偏見、好悪があることなので、戯言の一つと思ってほしい。

サウンドクリエイトがシーンに寄ってきたことは、言及した通りだが、それは「没個性」とも隣り合わせなのである。
筆者は今のJ-POPシーンに一種の平均化を感じている。
どれもこれもが似通った部分を持ち合わせすぎているし、商業的成功者のサウンドをなぞることがあまりにも多い。

そこにコミットしすぎることは危うすぎる。

かつてのサウンドには「水樹奈々サウンド」としての「個性」があり、それが楽曲、サウンドの強度を上げていた。

もちろんタイアップの力や、時代の勢いも後押ししただろう。
とはいえ、それだけで西武ドームを、千葉マリンを、東京ドームを埋め尽くすことはないだろう。
サウンド、楽曲があってこそなしえた業であり、そこに「水樹奈々サウンド」の強い個性が強く作用したことは疑いようがない。

だからこそ新たなファンも獲得し得たし、ここまでの規模になりえた。

前回のエントリーにも記したが、集客の低下は生命線に直結する。
あくまでも個人的推論に過ぎないが、現況の裏には「楽曲のパワー不足」があるのでは、と考えている。

水樹奈々だからこそのサウンド、その個性をより輝かせてほしい。

かつてロックミュージックがハイカルチャーたるクラシックに挑み、カウンターカルチャーの枠を大きく飛び出そうとしたように、声優ポップスをより高みへ、という姿勢は素晴らしいと思う。
それは純粋に応援、そして後押しをしたい。

しかしながら、その過程で「個性」を埋没させては欲しくない。

今回のツアー、1曲目の「New Sensation」がかかった時の会場の高揚感、「Justice To Believe」、「ROMANCERS NEO」、「アオイイロ」…
多くの「かつてのサウンド」が会場の温度を上げた。

何よりそれらを未だに大事に歌ってくれるのだ、という姿勢が心に響いた。山ほどある楽曲から、水樹奈々本人が選んだ。
そう、ライブに遊びにくればきっと自分のお気に入りに出会えるのだ。そしてそれは推し自身が選んだ曲なのだ。
だからこそ、ライブの入口たる新作たちの強度を上げて、個性をぶちかましてほしい。筆者はそう思ってやまない。
水樹奈々には水樹奈々にしか歌えぬ歌がある。

ツアーに3本ほど参戦して確認した水樹奈々の現在地。ライブでは新旧織り交ぜ、常に自分の最新を、最高を届けようとする姿があった。
十数年前と変わらぬ位置にいた。
変わらないが故に生まれるマンネリを嫌う人もいるだろう。変わらない良さを好む人もいるだろう。
色んな人々がいていいし、それは当たり前のことだ。だからこそ筆者は宣言したい。
ライブ観ようぜ。と。そこにある彼女の現在地をその目で耳で、肌で熱感を確かめてから評価したって遅くあるまい。


筆者はこの熱感を求めてずっとライブには足を運ぶだろう。けどまだ見ぬ未来の友人たちのために、是非ともライブに足を運びたくなる、個性の詰まった強度の高い楽曲をリリースしてほしいな、と強く思っている。サウンドの強度は最大の武器だ。

シーンへの接近ではなく、J-POP、J-ROCKさえ超えていくような、強固なサウンド、個性あるサウンドを待望する。そしてそれが出来るはずだと信じている。

筆者は違和感は敢えて消化せず、下手に擦り寄ることもしないことを選ぶ。拒否もしないし、嫌うことも無い。あるがままを味わい飲み込み批評する。
なんか違うな、と思う曲が数曲あった所でそれが何だ?歪であろうとなんだろうと水樹奈々の行く先を、サウンドをこれからも推し続け、鑑賞し続ける所存。
ツアーで見つめ直せた水樹奈々と筆者の現在地。今、次の一幕が楽しみで仕方ない。



長く長くなってしまったが、これにて終幕。
まとまりが無くなってしまった…。
バカがバカなりに頑張った結果なので許して欲しい。そして燃えないでほしい。

正直に書いて書きなぐった本書。軽く論文w

正体をつかみ、ライブを味わい尽くしたからこそ書けた1本じゃないかと思いつつ、もっと上手く書きたかったなんて思いも…。

長編ヲタクの独リ言。

これにて終幕。

ではまたつぎの独り語りでお会いしましょう。

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