第45回ABCお笑いグランプリ2024の決勝進出者を予想してみた
数ある記事の中から見つけていただき本当にありがとうございます！
イクシオと申します。
お世話になります。
と、オズワルド風にご挨拶させていただいたところで、今回は第45回ABCお笑いグランプリ2024の決勝進出者を予想してみようという記事になります。
前回の記事と毛色が違いすぎてアレなんですが、好きなもの書きたいのでしょうがない。
完全に独断と偏見に基づく予想なので、生暖かい目で読んでいただければ幸いです。
ABCお笑いグランプリとは
漫才・コント・ピン芸・歌ネタ・落語などなど何でもありのお笑い賞レース。
参加資格は芸歴10年以内のプロ芸人であることなので、若手芸人の登竜門として注目される大会です。
お笑いの賞レースとしてはM-1やキングオブコントが有名どころかと思いますが、それらより縛りが緩くいろいろな若手芸人のネタを楽しめるので、お笑い好きにはお得感のある大会かと思います。
歴代優勝者には、かまいたち、ジャルジャル、霜降り明星、オズワルドなど現在第一線で活躍する芸人さんが多く名を連ねていることからも注目度の高さが伺えるのではないでしょうか。
一点気になるところといえば、もともとが関西中心に活動する芸人のみ出場できる大会だったこともあり、大阪勢(特に吉本所属)がやけに優勝するなという傾向が見られます。
個人的には誰が優勝するか、より誰が決勝に進出するか、といったところの方が楽しみな大会というのが正直なところです。
2024決勝進出者予想してみる
それでは今年の決勝進出者を勝手に予想していってみたいと思います。
準決勝進出者は以下の45組、そのうち12組が決勝に進出することとなります。
準決勝進出者
春とヒコーキ(タイタン)
きつね日和(ビクターミュージックアーツ)
かが屋(マセキ芸能社)
フランツ(マセキ芸能社)
ダウ90000(YOU GO sign)
ハマノとヘンミ(太田プロダクション)
青色1号(太田プロダクション)
オッパショ石(ケイダッシュステージ)
ぎょねこ(ワタナベエンターテインメント)
豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)
ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)
金の国(ワタナベエンターテインメント)
Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)
こたけ正義感(ワタナベエンターテインメント)
友田オレ(GATE)
フランスピアノ(グレープカンパニー)
レインマンズ(グレープカンパニー)
伝書鳩(吉本興業)
狛犬(吉本興業)
ナイチンゲールダンス(吉本興業)
エバース(吉本興業)
イチゴ(吉本興業)
プール(吉本興業)
10億円(吉本興業)
オフローズ(吉本興業)
軟水(吉本興業)
ヨネダ2000(吉本興業)
エルフ(吉本興業)
金魚番長(吉本興業)
令和ロマン(吉本興業)
鈴木ジェロニモ(プロダクション人力舎)
キャプテンバイソン(プロダクション人力舎)
涼風(フリー)
シンバルモンキー(松竹芸能)
ぎょうぶ(吉本興業)
天才ピアニスト(吉本興業)
空前メテオ(吉本興業)
cacao(吉本興業)
フースーヤ(吉本興業)
どんちっち(吉本興業)
ウイスキーカノン(吉本興業)
ぐろう(吉本興業)
やました(吉本興業)
はるかぜに告ぐ(吉本興業)
三遊間(吉本興業)
※公式サイト記載のエントリー順。
以下の予想もこの順に沿ってご紹介していきます。
春とヒコーキ(タイタン)
ネットミーム化した「バキ童」ぐんぴぃ擁するコンビ。
漫才もするようですがコントのイメージが強いです。
正直最初のイメージは食わず嫌いでキャラありきのイロモノといった印象があったのですが、ネタを見てみるとしっかり実力のあるコンビだとお分かりいただけるかと。
ぐんぴぃが注目されがちですが、特筆すべきは相方の土岡。
引き出しの多さがネタにも表れているように思います。
特に狂気じみたネタで本領が発揮されている印象。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@haru-to-hikoki
ダウ90000(YOU GO sign)
男女８人組の異色グループ。
非常に高い演技力で展開するコントは、笑いはもちろんのこと映画や演劇を見ているような感動さえ覚えます。
その異色さや高すぎる演技のクオリティが災いしてか、他のお笑い芸人とは違った目の向けられ方(お笑いではなく演劇じゃね？…的な)をされてしまいがちですが、そのネタは上質なコントそのもの。
個人的には主宰の蓮見翔は令和ロマンの髙比良くるま、ラランドのさーやに肩を並べ、若手芸人界の重要人物だと思ってます。
全員の高い演技力による没入感で、普通に見ても面白いコントの威力を数倍に膨れ上がらせる、クセになること間違いなしのグループです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@user-fg2oo3ve9q
青色1号(太田プロダクション)
テレビでの露出も増えだしたコントトリオ。
検索すると合成着色料の情報のほうが多く出てきてしまう名前で損をしてしまっている気がしないでもない。
僕が見ている範囲では職場をメインの場面としたネタが多くて、学生さん世代よりも少し上の世代のほうが入り込みやすい世界観かなと思っています。どうでもいいけど３人ともネクタイが似合うし。
強烈なキャラを登場させたりぶっとんだ世界観をみせる訳でなく、身近なシチュエーションの王道コントをしっかり展開するトリオといった印象です。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@user-pe4pi7nx8i
こたけ正義感(ワタナベエンターテインメント)
現役弁護士でもあるピン芸人。
法律や事件についてツッコミを入れていくという、この人にしかできないネタの数々。そもそもそこに行き着いた発想がすごいなと思います。
えーそんなアホらしい法律ほんとにあんの？と思ってググってみる→実在するって分かってなんか頭良くなった気になる(気がするだけ)までセットでお楽しみいただけるかと思います。
今回の賞レースとは別の話にはなるんですが、この方公式youtubeに上げてるリーガルチェックとかゲーム解説(逆転裁判)、ノブロックTV出演時のキャラなどネタ以外の部分でも非常に面白いです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@user-uw6cv8sr6o/featured
[ネタが見れるyoutube]
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%81%93%E3%81%9F%E3%81%91%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E6%84%9F%E3%80%80%E3%83%8D%E3%82%BF
ナイチンゲールダンス(吉本興業)
最近地上波での冠番組も決まり非常に勢いのあるコンビ。
正直今回の僕の最推しです。
中野なかるてぃんが気持ち良いリズムでボケ、ヤスが優しさにじみ出るツッコミを入れたり一緒に遊んだり受け流したり。突飛なワードでも心地よく笑うことができます。
中野なかるてぃんの超高音ボイスも耳障りさが不思議と無く、なんなら可愛さまで感じてしまうかもしれません。
漫才の中に放り込んでくる歌ネタが耳から離れなくなること請け合いです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@nightingaledance
エバース(吉本興業)
一つ前のナイチンゲールダンスと甲乙つけがたいのがこちらのコンビ。
こちらも漫才コンビですが、しゃべくり漫才が好きな方には一推し。
昨年のM-1敗者復活で見せたケンタウロスのネタで大きな爪痕を残したと思います。今後も賞レースの常連になり、どんどん知名度を上げていきそう。
ぶっ飛んだ発想をする佐々木のボケに対し、町田が「チッ…」とか「マジダルいわ」とかの輩っぽい返しをしていくのが個人的に大好きです。
youtubeに音質上げたネタ動画の投稿待ってます…
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@user-ul5rg3cu9q
ヨネダ2000(吉本興業)
唯一無二の世界観を持つ女性コンビ。
youtubeにあんまりネタが多く上がってないのが残念。
M-1ファイナリストなので括りとすれば漫才なのかなぁと思うところですが、リズムネタが秀逸すぎてクセになります。
謎の被り物をしてたりハーモニカ吹き出したりすることもあって本当にジャンルレス。
なんでもありのお笑い賞レースという場はヨネダ2000が最も輝ける舞台なのではないかと思ったりします。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@Yoneda_2000/featured
金魚番長(吉本興業)
昨年、芸歴５年以内の若手芸人が出場できるUNDER5 AWARDで優勝、マイナビLaughter Nightでも優勝し、飛ぶ鳥を落とす勢いのコンビ。
コントインの漫才が多いのですが、素人目に見てもボケとツッコミのバランスやワードセンスがすさまじく良いと思います。
あとは褒めて38マイクを伸ばそうとするとかのつかみがものすごくキレてる印象。
上の画像の時は違いますが、基本的に色味がランジャタイと被りまくってるところくらいしか非の打ち所がない実力派コンビです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@KingyoBancho/featured
令和ロマン(吉本興業)
説明不要の昨年M-1王者。
若手芸人の中で、いや、活動中の芸人全体を見渡してもこれほど高い完成度の漫才は見れないと思います。
見てて「あ、絶対頭良い人だ」と分かるけれども鼻につかない髙比良くるまのボケと、包容力の化身のような松井ケムリのツッコミどちらも素敵すぎる。
今回披露するかはわかりませんが、コントインした時のキャラ演じ分けも素晴らしいの一言。冷静なツッコミもより冴えるので一見の価値ありです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@official-reiwaroman
キャプテンバイソン(プロダクション人力舎)
現在はコントを専門とするコンビ。
ここ数年で急激に知名度を上げてきた感があります。
UNDER5 AWARDでは準優勝、マイナビLaughter Nightで月間チャンピオンに輝き、先ほどご紹介した金魚番長と双璧をなす若手の超注目株。
ボケの高野のローテンションなキャラと、西田が焦った感じでテンション高めにツッコむ対比が見ていて楽しいです。
ネタには直接関係ないところですが、コント中に口ずさむ歌声のクオリティが高すぎる。
youtubeにもっとネタ出してもらえればいいなぁと願うコンビです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@captainbison
涼風(フリー)
唯一フリーで勝ち残った男女の漫才コンビ。
完全ノーマークでした。
漫才中の動きはほぼ無く、だからこそ声のトーンと間の取り方、ツッコミのワードセンスが非常に魅力的。
え、ネタ飛ばした？とも思える程長い時間言葉を発しない場面はヒヤッとしたりもしますが、再び動き出した時に妙な開放感的なものを感じます。
賞レースでは持ち時間に制限があるので、持ち味を活かしきれるのか不安ではありますが、好きな人はドハマリしてしまいます。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@sin_suzukaze/playlists
天才ピアニスト(吉本興業)
女芸人No.1決定戦 THE Wを制覇したコンビ。
漫才もコントもこなします。
大阪＋おばちゃんという王道で面白いキャラや設定になることが多いんですが、何故か他の芸人より品よく見させてしまうコンビだと感じています。
元々が看護師と教師だったということも少なからず影響しているのでしょうか。
youtubeではラジオなどを投稿する公式チャンネルとネタ専用のチャンネルを分けているようです。
[公式youtube]
https://www.youtube.com/@tensai_pianist/playlists
[ネタが見れるyoutube]
https://www.youtube.com/channel/UCbyoNgeR6CUfmQ8BQiUsGEg
決勝進出者発表特番
長々とお付き合いいただきありがとうございました！
ここまで個人的な予想で12組をご紹介させていただきましたが、正直誰が決勝に残ってもおかしくないです。
はい、外した時の逃げ道確保です。
今回ご紹介した方々が残っても、他の方々が残っても、決勝は間違いなく楽しく笑えるものになると思います。
全然ノーマークだった芸人さんとの出会いもありそうで楽しみですね。
第45回ABCお笑いグランプリ2024の決勝進出者発表特番は、
本日2024年６月21日(金)20時からABEMAで生配信されます。
その後決勝は７月７日(日)13時55分から、ABCテレビとABEMAで見ることができますので、いちお笑いファンとして非常に楽しみにしています。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました！
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