当科での研修の紹介(フェロー)

こんにちわ、TMDU統合感染症学分野です。

前回に引き続き、当院での短期研修についてご紹介したいと思います。今年度は大井先生が1年間、フェローシップの枠で研修に来てくだっています。
以下、紹介の記事を書いていただいたので掲載します。


こんにちは。
東京医科歯科大学感染症内科で短期研修中の大井です。
感染症内科のフェローシップは原則3年間ですが、私は1年のみ短期的に感染症診療の基礎を勉強するというプログラムで研修をしています。

もともと救急集中治療医として他大学病院救急科に勤務しており、他大学の医局に属したまま研修を受けることや、まずは一般的な感染症(HIVや移植領域、渡航感染症など以外の分野)を短期集中的に勉強したいと思い短期研修を希望しました。東京医科歯科大学での研修を希望した理由は、救急・集中治療科からのコンサルト件数が多く、普段診療しているような患者・疾患に対する感染症の考え方を学べると思ったからです。

研修を始めて9ヶ月ほどになりますが、午前中は既存コンサルト患者の回診とマイクロラウンド、前日の新患プレゼン、午後からは平均1-2件、チームでは2-4件程度の新規コンサルトを担当し学びの多い毎日を送っています。

救急集中治療領域からのコンサルトはもちろん、血液内科の造血幹細胞移植後患者や小児の先天性免疫不全など当初の想像より幅広い疾患を勉強できています。

また、多様なバックグラウンドの指導医が在籍しており1つのコンサルトに対してさまざまな視点から意見をもらうことができることも当科の強みだと感じています。

短期研修のため残りの研修期間も短くなってしまいましたが、最後まで色々なことを吸収できるように頑張ります!



大井先生、ありがとうございます!COVIDの影響もあってか、集中治療領域でもこれまでよりも感染症診療に注目が集まっているような印象がありますね!大井先生は当院での経験なども踏まえて、2024年2月に開かれる、第51回日本集中治療医学会学術集会でもシンポジウムの演者として発表される予定になっています。お時間が許すようでしたら、ぜひみなさま、ご参加くださいませ。場所は札幌です。

https://www.jsicm.org/meeting/jsicm51/index.html

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