日々の活動紹介(細菌検査室)
みなさんこんにちわ、TMDU統合感染症学分野です。
今日は当院の細菌検査室でのカンファレンス風景を再度を紹介します。
以前の記事(感染症内科での活動について|東京医科歯科大学 統合臨床感染症学分野 (note.com))でも紹介しましたが、また少し変わりました。というか、ほぼ毎週変わっています・・・。
毎朝10時に細菌検査室で、血液培養の陽性検体のグラム染色を研修医の先生や医学生(5年生、6年生)に見てもらっていますが、なかなか初見でみてもサイズ感など、特徴を共有することって難しいですよね(研修医のときにGNRでもクレブシエラは大きいんだよ、と言われても、???となっていたことを思い出します。。。)。
そこで先月から新しく、グラム染色による4分類や、観察のポイントについての掲示を追加しました。最初はまったくわからない状態でスタートすることが多いのですが、1週間見続けることと、グラム染色実習も経験することで、週の後半にはグラム染色の判別を自信をもって答えてくれる学生さんが多くなってきた印象です!うれしい限りです!
また、細菌検査室の技師さんにも朝のカンファレンスに加わって頂き、血液培養で見えた菌の解説をしていただくようになりました。
細菌検査室の技師さんはみんなフレンドリーで、とても話しやすく、気軽に相談できるので大変有難いと思っています。検査の種類も、MALDI、Filmarray、GeneXpert、16srRNAなど様々な項目を対応して下さっており、日々に臨床になくてはならない存在となっています。
検査室の良さは当院の長所の一つではないかと思いますので、ぜひ一度見に来ていただければ嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?