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書籍で、デザイナー3年経験を。

何かミスをしたら「できない人だと笑われるのではないか?

右も左もわからない状態、人間関係の難しさ、そしてクセの強い人も多い。仕事の量は多く、夜遅くまで続くことも。不安な思いがつづく。同期と比べてかなりの劣等感があった。僕はそんなデザイナー1年目のスタートでした。

新人デザイナーは、2つの巨大な敵と戦っている。

新人デザイナーにとって、初めてのビジネス社会。まずは、ビジネスパーソンとしてのミスと向き合うことになる。社会人としてのマナーから始め、仕事の進め方、円滑なコミュニケーション、論理的思考、わかりやすい伝達方法を学ぶ。これが1つ目の敵だ。そして、2つ目の敵はデザイナーとしてのミスにもぶち当たる。デザイン現場の理解、印刷に関する知識、認識のズレ、文字の配置、レイアウト、色の使い方、品質を出せない問題など。山盛りポテトフライ。

そしてミスは、恐ろしいことに二重で同時に起こる可能性があります。それに耐え、僕らは成長していかなければなりません。僕らと言ったのは46歳の僕でもミスはあるからです。ひー。

ミスは本来苦痛です。デザインだけでなく、社会人としてのミスも発生します。ミスを重ねることで「人間として何かが欠けているのではないか?」と自信を失いかねません。そうしてデザインの仕事を辞めていく人がいました。

そんな人を支援したい。デザイナー3年目の壁を乗り越えるための本です。

さらに、デザイナーとしての最初の3年は、デザイナーにとって最も重要な時期です。僕も今でも、その時期のことをよく思い出します。1年目のことなんて、夢に見るほどです。今回の書籍は、苦しみながらも楽しい時間をエンターテインメント化しました。この本は「デザイン本ではなく、デザイン会社の本」です。世の中にはデザイン本(技能)の良書はたくさんありますが、デザイン会社の経験に焦点の本はありませんでした。

そして、デザイナー経験3年の問題。中途採用では、未経験者はほぼ通常応募資格がありません。しかし、デザイン会社の経営者として、僕は必ずしもそう考えてはいません。適任者がいれば、未経験者でも中途採用を考慮します。これは、僕だけの意見ではないはずです。この本がその後押しになればと思っています。

また、デザイン会社では若いデザイナーの育成が大変です。仕事が多岐にわたります。例え、デザインの仕事が少なくとも、品質を確保するためにはやるべきことが無数にあります。この一冊があれば、育成コストを大幅に削減できます。

最後に。

この本は前田高志個人ではなく、僕が代表を勤める株式会社NASUとして出版されます。これは初めての試みです。NASUのみなさんは、仕事をしながらも、隙間時間を利用して、この充実した内容の分厚い本を作り上げました。

そして、デザインの仕事は、本来「ものづくりを仕事にするのが楽しい」はずなのに、多くの苦労が伴います。それは、ビジネススキルで解決できるのではないでしょうか。そんなデザイナーを支えたいという思いがあります。

デザインは楽しい、デザインは面白い、デザインはすごい。

そう感じられることを願っています。

株式会社NASU 代表取締役 前田高志


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