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アウトプットの価値&メンバーにアウトプットしてもらうために上長がやるべきこと

この記事は ウィルゲート Advent Calendar 2022 9 日目の記事です。


WG(ウィルゲート)SOLチームのリーダー/CS内でのベテランメンバーとして、"アウトプット"へ感じる価値と、メンバーにもしてもらうために働きかけたことをつらつらと書きます。

まとめ:
まず自分がやり、人にもしてもらい、ちゃんと感謝し続ける。

アウトプットの価値とは

アウトプットとは

アウトプットとは、学習や経験によって得た学びを、発言や活動に反映させることで、その有用性や効果も含まれます。

アウトプットはコンピューター用語で「出力」を意味し、「インプット=入力」と対比する言葉として生まれました。ここから意味が転じて、「成果物である発言や表現・活動」もアウトプットと呼ばれるようになったのです。

出展:https://www.kaonavi.jp/dictionary/output/

アウトプットのメリット,価値とは

・インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。
出展:https://www.flierinc.com/summary/1745

・アウトプットを通じてインプットした知識・情報が整理され、結果的に自身の業務の質を向上させることにつながるのです。
出展:https://slack.com/intl/ja-jp/blog/transformation/what-are-the-advantages-of-increasing-productivity

上記を始め、色々な記事を読んだところ、メリット,価値は以下だと言えそうです
・自分の中の情報を整理できる
・記憶しやすくなる
・人に伝えるスキルが上がる
・インプットの質も上がる
・現実世界に反映される
・組織のスキルアップも図れる などなど

一言に言い換えると、「成果がでる」となります。

自分のメンバーに対して思うところ

とにかく第一に思うことは、「成果を出してほしい」。

チームが成果を出す → ユニットが成果を出す → 売上が上がる → 会社が大きくなる
みたいな大きな視点はあるもののもっと現実的な目線で見ており。

個人が成果を出す → 評価される → もっと成果を出す → 
もっと評価される → 他の人もその人を真似して成果を出す → 
他の日とも評価される → (会社が大きくなる) → 
みんな評価が上がるし給料も増えて幸せ
というのが、思っているところです。

つまり、間を多少飛ばして書き直すと、
アウトプットする → 成果が出る → 評価上がって給料増える
となります。

アウトプットをしてもらうためにやったこと

・まずは圧倒的に自分がやる。そして自分が成果を出す
・機会を見つけたら人に積極的にさせてみる
・できる限り最速で反応する
・できれば人前で感謝を伝える
・障壁を明確にして解消する
・定期的に促す
をはじめ、様々なアクションをしています。

ただ抽象化すると単純で、
「自分が体現する」
「人に感謝をする、褒める」
「障害を取り除く」
の3点となります。

自分が体現する

誰しも仕事は忙しく、自分に見合った量~少し多い量を抱えているはず。
その中で急に「アウトプットしろ」と言われても、メリットも感じれないし、ただただ忙しくしてくる恐怖の言葉。

そんな環境を打開するために、
①誰かの「助けて」発信には積極的に関わり、"アウトプットしてくれる人がいると助かる"環境を少しでも作る
②個別で相談を受けたり助けた時には、"同じ悩みを持っている人はいる"と仮定し、個人特定は気を付けたうえで積極的に発信
③どれだけ忙しくても、週に数日はアウトプットする
④そして何より、自分が評価されるためにアウトプット以外も含めて頑張る
を繰り返し実施。

ありがたいことにWGはアウトプットする動きを称賛する文化があるので、①~③が④に繋がる好循環も。

事実、アウトプットをする→人として認知される→ヘルプや知見が集まる→仕事が上手くいく→上手くいったことをアウトプットする
の流れはめちゃくちゃ実感しています。

人に感謝する、褒める

アウトプットできそうな機会を見つけた時には、まず積極的にアウトプットを促します。
その人がアウトプットしてくれた時には、出来る限り最短最速で感謝を伝えるようにしています。

そして、影響範囲が広いところで伝えられる場合には、出来る限りそのようにします。

感謝や褒める言葉を嫌がる人はそうそういないはず。
でも、人に感謝や褒める言葉を伝える人は、意外といなかったりします。

また、1回で終わらせないことも重要。
「あの人はアウトプットしてくれるからもういいか」と仮に思ったとしたら、きっとその人も感じ取るし、悪い循環に入ってしまうはず。
アウトプット自体の難しさを自分が体現して身に染みているからこそ、人への感謝を伝え続けるようにしています。

障害を取り除く

忙しさ以外にも、「こんなこと言ったら嫌われるんじゃないか」「程度が知れるんじゃないか」「間違えるんじゃないか」など、アウトプットへの障害は非常に多く、尽きることはありません。

だからこそ、頭ごなしに指示するのではなく、どんな障害があるのかをちゃんとヒアリングすることが大事です。

特に大事なのは気持ちの面。「気にしなくていいよ、大丈夫だよ」なんて声をかけられる程度では、絶対に不安な気持ちは解消できないはずです。

その人がアウトプットするにあたっての不安がどこにあるのか。その不安は何故も生まれるのか。その不安を押し殺してまでアウトプットする価値はあるのか。
など、アクションを依頼する側だからこそ、不安に向き合うようにしています。

まとめ

「アウトプットしろ」なんて一言で言うのはとても簡単。

アウトプットするのも、考えていることを書き出すだけといえばそうだから、技術的に難しいことはあまりないはず。

それでもなぜ「アウトプット」に関する本が多く売れているのか。なぜ色々な環境で称賛されているのかを考えると、やはりアウトプットする/しないの間には大きな隔たりがあるんだと思います。

加えて、一度アウトプットするようになった人ができなくなることもザラです。

無理にさせるのではなく、「なんのためにやった方が良いのか。どんな価値があるのか。どういう風にしたらいいのか。」を伝え続けられる上長でありたいと思います。


ウィルゲート Advent Calendar 2022」、翌日はWGのミス分報、
ことみんさんの「分報チャンネルを最強に活用する方法」です!
アウトプット関連続きでどうぞ~!^^

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