前へ前へ。独立から1年経って。
事業としてスタートしたのは2016年ですが、紆余曲折を経て、
2018年10月15日に法人化をした『株式会社tet.』
創業1年が経ちました。
良いきっかけでもあるので、少し振り返りとかを。
※事業を始めた経緯とか、自分のこととかは追って色々。
せっかくの機会なので、したためていこうと思い、キーボードをたたいてみます。
1つ言えることがあります。
総じて、僕は本当に幸運です。
我ながら本当に奇跡の連続。
どんな奇跡?
良きメンバー、良きパートナー、良き応援者、良き環境、そして良き妻(これ大事)
これは義父にもよく言ってもらうことです。
今の状況は、色んなタイミングが連続したもので、
遡れば自分が生まれた時間まで影響する気もするので細かいことは割愛しますが、つくづく恵まれています。
慣れてしまうと当たり前に思ってしまうけど、これは奇跡。
ありがたいことです。
再現不可能。他の誰も真似できない。
なので他の誰もできない生き方をしないといけないわけですね。
ということで、のっけから散らかり気味ですが、
ここから、感じたことや大事にしたいこと、これからのことを綴っていきます。
1.感じていること
これは前職を辞め、香川に移住したときから感じていることも多いです。
会社を経営するという立場になっても変わることのないことなので、一度棚卸しを。
①待ってても何も起こらない。
当然のことですけど、本当にそう。
驚くほど何も起こりません。
②感じる、ということが生命線
直感に近い。
最初に感じる違和感とか不快感とかの「~感」は最終的には精度高い。
逆に言うと、「いけるかも感」(表現ダサい)もすごく精度高い。
野生というか、本能というか、説明がなんともつかない感覚ですが、
失ってはいけないものだな、と思います。
③「暇」は敵
少人数で運営しているので、一人何役も業務を兼ねながらやっていくしかない今の組織では、訳が分からなくなるくらいタスクが重なることが多々。
でも、一息をついて油断すると・・・
色んなウダウダが頭を蝕みます。
『自分って何だろう?』とか『自分のミッションは何だ?』など。
もちろん、すごく大事なテーマではあるのですが、
はっきりしてることは、そんな時に何か分かることはない。
「今」やること決めて、とにかく「今」全力で遮二無二やるしかないのかなと思うわけです。
つまるところ、こういうウダウダが出るうちはまだまだ「暇」だということ。
真理は遮二無二の向こう側にいるのではないか?と思うわけです。
「今」に集中していると、ふっと落ちてくる感じ。
④結局みんな言うことは同じ
会う人や見える世界が広くなったのは事実で、気付くこと、ためになること、学びになることは多い。世界って広いなーってつくづく感じる。
でも!
表現の上手下手の違いはあれど、真理は大体同じこと。
結局は、「やらなきゃ意味ないよ」の世界です。
人(誰か)が人(自分)を変えることは出来ない。
⑤憧れてる間は同じ土俵に立てない
憧れるというのは、自分で勝手に土俵から降りてるだけ。
土俵から降りてるうちは、一生同じ高さでモノは見えないんやろうなって最近思います。
尊敬するあの人は、雲の上にいるわけではない、と自分に言い聞かせてます。
⑥表舞台に立つことの覚悟は必要
評価してもらうということの覚悟といいますか。
表舞台に立つということは、決して褒めてもらうだけではない。
批判や指摘を受ける覚悟はあるか?ということをいつも自問する。
特に「産地」や「産業の歴史」にも触れながら表舞台に出ている自分たちは絶対に忘れてはいけないことだと思う。
「産地」で生まれたものは良いものであるべきだし、「歴史」のあるものは、語り継がれるような何かが必要だと思う。
世間はとてもシンプルにそういうところを見て、感じて評価をしてくれる。
2.大事にしたいこと
~個人として~
フェアプレー
公平に。
フェアじゃないのはダサい。
謙虚たれ!
勘違いするな。
どんな成功をしたとしても、偉そうになれる理由はない。
自分の潜在意識を味方にする
恐怖も希望も自分が作るもの。ならば使いこなす。
『自分』は時には敵にも味方にもなる。
自由だー!
実際、何にも縛られない。何をするのも自分次第。
だからすべてのことに「責任」が生じる。
イメージの解像度を上げる
色、音、匂い、手触り のレベルまで解像度を上げる。
じゃあできる!
・・はず。
まだその域には達していないけど、そう信じてる。
~会社として~
すべての根っこは売ること
売る=お客様に価値を提供すること=助けること。
売ることをやめたら終わり。目指すこと、やりたいこと、はできない。
そういう意味では、「売り込み」は悪ではないと思う。
誰のため?か常に問う
それは誰のため?
自尊心(よく思われたい、とか嫌われたくないとか)を満たすために生きていないか?
そんなことに巻き込まれるのは、迷惑。
喜ぶ人の顔をイメージしていきましょう。
誠実なお取組みをしよう
単なる取引ではなく、取組みとしていきたい。
お互いが価値を交換する関係として育む。
例えちょっと言いたくないと思うようなことでも、言うべきこと、やるべきこと、であればちゃんと誠実に。
より良く、より高みへ
今やってることは今できる最善。でも絶対にもっとよくできる。
慣れたらあかん。
3.これから
まだ1年。やっと1年。ひとまず生きながらえた。
自信になりました。
「続ける」ということが目的ではないけど、続けることができないと、大事にしていること、大事にしたいことは達成できない。
これからも色々あると思うけど、
「わが人生、一切の悔いなし」と笑いながら死ねるよう、命を燃やしていきたいと思います。
前へ前へ!
ではまた。
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