あの道の駅のポテトを撲滅しなければ私は早死にする

皆さんお疲れ様です。ARASKAです。

田舎暮らしをしていると、車の長距離移動を余儀なくされます。とはいえ運転に関しては、音楽さえ流していれば1日寝ないで運転できるので全く苦ではありません。

田舎道を走っているからといって何も無いわけではなく、コンビニが無くとも道の駅という運転者のオアシスが何軒かあります。そこに足を踏み入れてしまったが最後、あらゆるファーストフードが目に映り込み、唾液の分泌が過剰になり、だらだらと垂れた液体が一張羅を駄目にしてしまい、クリーニング屋が儲かる仕組みになっているのです。

こうなることが分かっているので、脳が持ち物の欄に汚れても良い服装と焼き付けているので、この日の私は堂々と道の駅に立ち寄りました。この際よだれかけでも首に巻いたら良いだろうという解決策は、カジュアルで違和感のないデザインが浮かぶまではしまっておいてください。

ファーストフードに立ち寄るかどうかはともかく、大体道の駅に足を踏み入れるきっかけというのはただトイレに寄るためだけのつもりなので、財布などは車に置いたまま、周りから悟られないくらいの小走りでトイレに直行します。

その後、車に戻ってシートベルトをした後で、俺にはやり残したことがあると、まるで映画のラストの大クライマックス前のキッカケ台詞をさらりと吐き捨てて、大体画面が切り替わると券売機の前に立ち尽くしています。

ファーストフードの券売機では、安価で美味しそうなものが並びすぎているため胃袋が冷や汗をかいて、それを温めるかのように血流が盛んになり、そして血の巡りを良くするために栄養を欲するため、券売機をポチポチするのですが、大体余計なものしか買っていないのだ。そもそも遠出しているのだから出先で食えばいいのに。

しかし私がよく足を踏み入れてしまうあの道の駅には悪魔のようなポテトが存在する。明らかに太過ぎるし塩加減もめちゃくちゃで油がほとばしり過ぎているあのポテトだ。

思い出すだけで、輝く一縷の水の線が顎を伝う。駄目ですね、年を取ると唾液腺が緩くなって。

なら写真に撮って載せろよと言われたら素直に謝らせて下さい。太いのは太いのですがそこまでのものではないので、皆さんの太過ぎるけどもまあ見た感じフライドポテトだなと思う限界を想像していただければと思います。

ですがこれを食べるとどうなるか分かりますか?

食べる前に冷や汗をかいていた胃袋はみるみるうちにもたれ始め、サラサラだった血液はドロドロになり頭痛や倦怠感を訴え、その後の楽しみにしていたショッピングやランチ、ディナーは全て試練と化してしまうのです。

そしてあれだけ太いポテトに揚げたての油がほとばしっているのですから、ひとかじりした瞬間に、デリケートな口の中のデリケートな皮が剥けてデリケートな状態になってしまうのです。

その剥けた皮をプレパラートに乗せて小学校にでも寄付できれば、まだ食べて良かったと思えるのですが、まだ素直に思ったことを言えてしまう子供たちに気持ち悪いと言われたら、デリケートな私は間違えてデリートされてしまいそうなので、もし寄付できる機会があれば匿名でよろしくお願いします。

とはいえ次出掛ける時になると、大概は美味しいフライドポテトという風に、脳の役所が名義変更を済ませているでしょうからまた足を踏み入れてしまうのでしょう。

酒もタバコもギャンブルもあまりやらない方だというアンケートがあったら、どちらかといえばやらない方だに丸をつけるくらい、あまり害のない生活をしている中のほぼ唯一の汚点なので、みんなでフライドポテトを撲滅して、ファーストフード店にはポテトサラダを置くことにしませんか?

という提案がしたかっただけです。長々とすみません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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