【対応策追記】Webイベント担当者はZoom 5.2.0アップデートを見送る方が良い理由
ZoomでWebイベントを開催している方、最新5.2.0へのアップデートは控えた方が良いです...!
5.2.0は先日公開された最新バージョン。目立つ新機能が多く、各所で話題になっていましたね。「プレゼンのバーチャル背景」「ビデオフィルター」「明るさの自動調整」など、中々に魅力的な機能でいっぱいです。
しかし、その裏で一つの大きな仕様変更があることに気がつきました。それは「ビデオなしの参加者を非表示」の機能です。
対応策が見つかりました!なのでアップデートを控えなくても大丈夫そうです!
最後に追記をしていますので必ずご覧ください!(2020/8/11)
自分自身が非表示にならない仕様に
「ビデオなしの参加者を非表示」とは、その名の通りビデオをオフにしている人が画面に映らなくなる機能です。設定画面の[ビデオ]タブに項目が用意されています。
Zoom 5.2.0の設定画面
これまではこの機能をオンにすると、自分自身も含んだビデオオフのユーザーが非表示になりました。しかし、5.2.0では自分だけは非表示にならない仕様となりました。
つまり、こんな感じで自分の名前orアイコンだけの映像が表示されてしまいます。。
Zoom利用のイベントに影響大
Zoomを使ったウェブイベントでは、この非表示機能がとても重要でした。運営などの裏方は、ビデオをオフにさえすれば存在を隠すことがきたからです。
隠れた上で、OBSなどを使い装飾してから配信するパターンは非常に多かったと思います。しかし、5.2.0ではこの方法を使うことができません。うーん、困った。。
仮想カメラでイベントロゴを表示しようかと思いましたが、ちょっと微妙ですね。。やはり存在が消えないと意味がない。
Zoomにフィードバックをしましょう
手元にあった旧バージョンのインストーラーを試すと、幸い上書きでダウングレードができました。これで急場はしのぐことができそうです。
ただ、中長期では仕様が戻ってくれないと困りますね。。ということで、早速Zoomにフィードバックを送りました。同じような状況の方は、ぜひフィードバックを送りましょう。
あとは、保険として別ツールの検討も進めておいた方が良さそうです。また良いツールが見つかったら紹介します!
※検証はMac版のZoom 5.2.0で行っています。もしWindows版では異なる挙動であれば、ぜひ教えてください!
対応策が見つかりました!
「セルフビューを非表示」をすることで、従来通り隠すことが可能でした。
教えてくださったKANO Yasuyukiさん、ありがとうございます!心から感謝申し上げます。