私のオーディオミキサー遍歴の紹介
今回のテーマは私のオーディオミキサー紹介。
これまでに使ってきたミキサーについて、その特徴や購入の経緯を紹介していきたいと思います。
実は新しいミキサーの導入も考えており、その背景についても紹介をさせてください。
私の配信シーン
ミキサーの紹介に入る前に、私が行う配信について紹介します。
大前提としては人物のトークが中心です。中でも、比較的落ち着いた勉強会やビジネス系のイベントになります。
リアルイベントは勤めている会社のものが殆どで、他に依頼をいただいてオンラインイベントの配信をすることもあります。どちらもワンオペかもう1名の小規模な配信が殆どでした。
配信のイメージは↓の記事もご参考になればと思います。今回はそんな私の配信で使ってきたミキサーを紹介します。
私のミキサー遍歴
私は今まで3つのミキサーを使ってきました。順番にその特徴と、購入した経緯を書いていきたいと思います。
①Zoom H6
配信を始めた2019年末、最初に使ったのは「Zoom H6」です。ミキサーというか、ハンディレコーダーですね。ただ、LINE OUTも付いていて、一応ミキサーとしても使えます。
素人撮影の延長で始めた配信だったので、手元にあったミキサー的な音響機材がコレでした。当時はよく分からずにとりあえず使っていましたね。
今見ると、入力ごとのコンプレッサー・リミッターがあり、面白いのはVUメーター機能もあります。なかなかできる子だったんだなと。
とは言え、ツマミやモニターも小さいので、やはりミキサーとして使いやすい訳ではありません。どうしても限られた活躍シーンになってきます。
そんなこともあり、当時の私も次のミキサーを探し始めたのでした。
②Zoom L-8
次に導入した音声ミキサーは「Zoom L-8」です。比較的手頃な価格とコンパクトな筐体から、今でもライブ配信初心者には人気なミキサーだと思います。
使ってみると私には直感的に使えて好印象でした。チャンネルごとにレベル表示があるのが良かったです。
デジタルミキサー故の複雑さはありますが、代わりに筐体がコンパクトで軽いメリットがあります。また4極ミニプラグも便利で、電話やWeb会議の音声出演や簡易ハイブリット配信も実現できます。
ただ、Zoom L-8もどちらかと言えば、マルチトラックの録音が主用途の機材です。実は配信などを考えると、痒いところに手が届かない部分もあります。
例えばプリフェーダー/ポストフェーダーの切替がなく、コンプレッサーやリミッターもありません。
使っている中でこの辺りの機能が欲しくなり、一通り揃っているミキサーを探し始めたのでした。
③BEHRINGER FLOW 8
そして昨年、最後に導入したのがBEHRINGERの「FLOW 8」です。
8つの入力・3つの出力端子を搭載。更にはUSBの音声入出力、Bluetoothの音声入力にも対応しています。コンパクトながら3系統の出力を作れるので、ハイブリット配信でも活躍します。
FLOW 8は先ほど挙げた課題が解決しており、ポスト/プリの切替や、コンプレッサー・リミッターも搭載しています。(若干使いにくいUIですが)
zoom L-8以上にコンパクトなのは、多くの操作をスマホから行うためです。この辺りは、ATEM miniシリーズとも似た感覚があります。
本体だけで完結できないのはデメリットですが、やはりこのサイズ・お値段は、コストパフォーマンスが高い機材だと思います。
新しいミキサーが欲しくなってきた
ということで、私が今使っているミキサーはFLOW 8です。基本的には満足していて、これからも使いたいと思っています。
ただ、実は最近新しいミキサーが欲しくなってきました…。その理由は大きく3つあります。
ファンタム電源の数
FLOW 8はファンタム電源を使える端子が2つです。少ないケースではありますが、これが足りない場合がありました。
USBからマルチ入力したい
先日記事を書いた「ZoomISO」を使うと、Zoom参加者の映像・音声を個別出力できます。これを使えば、ミキサーで参加者音声の個別調整が可能です。
ただ、オーディオケーブルの出力だと人数分の配線が必要になります。USBならマルチチャンネルでも送れるので、対応したミキサーなら効率化ができます。
もう少し本格的なミキサーを使ってみたい
素人映像畑から出てきた私は、音響機材にはあまり力を入れて来ませんでした。ただ、コミュニティの学びを通じて、自分の中でも優先度が高まってきました。
それは場数の話もありますが、機材としても感覚を広げていきたいです。その意味で、より本格的な音響ミキサーに触れてみたいと思っていました。
ということで、今は色々とミキサーを物色していたりします。近々、その結果をご報告したいと思っていますので、そちらもどうぞご期待ください。
以上、私のミキサー遍歴の紹介でした。
<新しくミキサーを購入しました>