自分の照明環境を元に紹介する、ライティングの基本「3点照明」(後編)
今回の テーマはライティング。
前編では初心者の方に向けて、ライティングの基本と言われる「3点照明」を紹介しました。
後編では少しマニアックな話題として、実際に使用している照明機材や、その設置方法についてまとめていきます。
前編はこちら
この記事は後編となります。前編では、ライティングの基本となる「3点照明」を、実際に照明を当てながら紹介をしました。
3点照明は「キーライト」「フィルライト」「バックライト」を組み合わせることで、人物を立体的に浮かび上がらせる照明構成です。
まだの方は、まず前編の記事からご覧ください。
後編では、実際に使用している照明機材や、その設置方法についてまとめていきます。
キーライト
メインとなるキーライトは「Apture 120D MarkⅡ」にソフトボックスを装着しています。
ソフトボックスにはハニカムグリッドをつけて、光の方向を絞ることで背景に光が行きすぎないようにしてみました。
ちなみにこの照明、一時期はYouTuberで人気の照明だった印象です。
ただ、もっと安価な「Amaran 100d」が出たので、こちらの方が軽いし明るいしで、今ならこちらの方が良いと思っています。(欲しい)
照明は以前紹介したオートポールに固定をしています。ポールに2本のアームを固定して、重量のある照明を支えている状態です。
固定方法については以下のブログを参考にしました。業界標準な使用方法かと言われると怪しいのですが、2点で止めているだけあり安定感は強いです。
三脚を置いて固定していた時を思い返すと、かなり省スペースで効率的な配置になった実感があります。継続的に使える方法なのか、引き続き試していきたいと思います。
フィルライト
サブとなるフィルライトは「Godox ML60」にソフトボックスを付けています。こちらもハニカムグリッドを付けて、光の方向を絞っています。
この照明は非常にコンパクトなのが気に入って愛用しています。ただ、今なら↑で紹介したAmaran 100dの方が安価で明るくて良さそうですね。
こちらについては、以前にも紹介したクランプを使用しています。
キーライトと同じ方法にしても良かったのですが、まぁまぁ機材代がかかるので、いつか余裕がある時にトライをしたいです。
バックライト
バックライトはロールタイプのLEDライト「Falconeyes RX-818」を使っています。
この照明で無くても良いのですが、持て余していたこともあり出動しました。ただ、照明部分は軽いこともあり、取り回しの良さがあります。
設置方法ですが、これだけ簡易的でクーラーに引っ掛けているだけです…😅
軽いので大きな事故にはならないはずですが、いつかちゃんと固定する方法は見つけたいですね。
背景用の間接照明
最後に背景の棚を照らす間接照明ですが、IKEAのLEDライトを使っています。比較的安価に数を照らせるので気に入っています。
こちらは簡単な設置方法で、両面テープで棚の上に貼り付けているだけです。
コードは鉄の棒に固定しながら這わせています。こんな感じでもそれっぽくなるものですね。
終わりに
以上、2回に渡って3点証明について紹介をしてきました。
照明もまた音のように奥が深い世界だと思います。ただ、照明がうまくいくと、映像は何倍にも良くなると思います。
引き続き模索をしながら、その学びは皆さんにも紹介していきますので、どうぞご期待ください。