YouTube LiveのDVR機能とは?OFFにした方が良いパターンの紹介
YouTube Liveの設定にある「DVR機能」。これは視聴者に巻き戻しを許可する機能です。
視聴者にとっては自由度た高まる機能ですが、運営側にとってはOFFにした方が良いパターンもあります。
今回は実際にあった経験を元に、DVRについてご紹介したいと思います!
DVR機能=巻き戻しの許可
DVRはライブ配信の設定を行う「YouTube Studio」で現れる項目です。
作成した配信枠を表示すると「DVRを有効にする」の項目があるはずです。デフォルトONになっていると思います。
これは何の機能かと言うと、ライブ配信中の巻き戻しを許可する機能です。
DVRをOFFにするとどうなる?
DVRをONにすると、途中参加の人は配信を巻き戻して見ることができます。
巻き戻した視聴者は再生速度を早めることもできるので、「後追いします」とチャットが入る時はこの機能を使っているはずです。
YouTubeのヘルプには以下のように書かれています。
逆にOFFにすると巻き戻しができなくなります。配信画面のシークバー自体が動かせず、常に右端に届いている状況です。
巻き戻せる時間は?
ヘルプによれば、巻き戻せる最大時間は 12 時間だそうです。
ただ、配信の設定によってはもっと短いようです。低遅延の配信では2時間とのことなので、これくらいが実際の上限になるのではないでしょうか。
DVRをOFFにした方が良いケース
視聴者からすれば便利な機能ですが、イベント主催者としてはOFFにした方が良いケースもあります。
それはチャットを重視したイベントです。リアルタイムな交流を重視するイベントでは、DVRをOFFにした方が良いと思います。
なぜでしょうか。その理由はチャットがズレるからです。
ある日ライブ配信をしていると、チャットにズレた内容を書く人に気付きました。今話している内容ではなく、始まったばかりの挨拶をしています。
う〜ん、これはかなり微妙ですよね。これを体験してからは、DVRをオフにして配信するようになりました。
イベントに合わせて選択しよう
ただ、全ての配信でオフにした方が良い訳ではありません。
やはり視聴者にとっては便利な機能です。オフにした配信で、視聴者から「オンにして欲しい」とリクエストを受けたこともありました。
この辺りはチャットを重視するイベントかどうかで、ON・OFFを選択するのが良いと思います。ぜひご自身の配信にあったパターンを探してみてくださいね。