見出し画像

YouTube LiveのDVR機能とは?OFFにした方が良いパターンの紹介

YouTube Liveの設定にある「DVR機能」。これは視聴者に巻き戻しを許可する機能です。

視聴者にとっては自由度た高まる機能ですが、運営側にとってはOFFにした方が良いパターンもあります。

今回は実際にあった経験を元に、DVRについてご紹介したいと思います!

DVR機能=巻き戻しの許可

DVRはライブ配信の設定を行う「YouTube Studio」で現れる項目です。

作成した配信枠を表示すると「DVRを有効にする」の項目があるはずです。デフォルトONになっていると思います。

これは何の機能かと言うと、ライブ配信中の巻き戻しを許可する機能です。

JPEGイメージ-EFB459A3539D-1
YouTube Studioの配信管理画面より

DVRをOFFにするとどうなる?

DVRをONにすると、途中参加の人は配信を巻き戻して見ることができます。

巻き戻した視聴者は再生速度を早めることもできるので、「後追いします」とチャットが入る時はこの機能を使っているはずです。

YouTubeのヘルプには以下のように書かれています。

YouTube の DVR 機能を有効にすると、ライブイベント中でも視聴者が一時停止、巻き戻し、再開をできるようになります
再生を再開すると一時停止した場所からライブイベントの続きを視聴できます。

引用:YouTube ヘルプ

逆にOFFにすると巻き戻しができなくなります。配信画面のシークバー自体が動かせず、常に右端に届いている状況です。

DVRをOFFにした場合

巻き戻せる時間は?

ヘルプによれば、巻き戻せる最大時間は 12 時間だそうです。

ただ、配信の設定によってはもっと短いようです。低遅延の配信では2時間とのことなので、これくらいが実際の上限になるのではないでしょうか。

・低遅延および超低遅延のライブ配信の場合は 2 時間
・通常の遅延のライブ配信の場合は 4 時間
・Apple TV、Apple AirPlay で視聴している場合や旧バージョンのアプリを使用している場合は時間が短くなります

引用:YouTube ヘルプ

DVRをOFFにした方が良いケース

視聴者からすれば便利な機能ですが、イベント主催者としてはOFFにした方が良いケースもあります。

それはチャットを重視したイベントです。リアルタイムな交流を重視するイベントでは、DVRをOFFにした方が良いと思います。

なぜでしょうか。その理由はチャットがズレるからです。

ある日ライブ配信をしていると、チャットにズレた内容を書く人に気付きました。今話している内容ではなく、始まったばかりの挨拶をしています。

緑のSatoさんだけ、最初を見ているようです

う〜ん、これはかなり微妙ですよね。これを体験してからは、DVRをオフにして配信するようになりました。

イベントに合わせて選択しよう

ただ、全ての配信でオフにした方が良い訳ではありません。

やはり視聴者にとっては便利な機能です。オフにした配信で、視聴者から「オンにして欲しい」とリクエストを受けたこともありました。

この辺りはチャットを重視するイベントかどうかで、ON・OFFを選択するのが良いと思います。ぜひご自身の配信にあったパターンを探してみてくださいね。

関連note