自選短歌 2024年1月
視界にはいつもとがった角がありサイは悲しみ以外知らない
縫うための針はないのに引き出しの奥にたまっていく補修布
空っぽの丼を置きふたをしてカツ丼になれと祈るほど暇
お湯で溶くタイプのクラムチャウダーで今日も満足できてしまった
のりしろをはみ出すほどにのりをつけ信じることが苦手なわたし
権力の犬にならない権力はどうせわたしを飼ってくれない
春といえど歌いながらは来ないのであれはおそらく酔っぱらいです
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視界にはいつもとがった角がありサイは悲しみ以外知らない
縫うための針はないのに引き出しの奥にたまっていく補修布
空っぽの丼を置きふたをしてカツ丼になれと祈るほど暇
お湯で溶くタイプのクラムチャウダーで今日も満足できてしまった
のりしろをはみ出すほどにのりをつけ信じることが苦手なわたし
権力の犬にならない権力はどうせわたしを飼ってくれない
春といえど歌いながらは来ないのであれはおそらく酔っぱらいです
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