自選短歌 2024年4月
どこからか来てどこかへと行く鳥がベランダの屋根にたてる足音
どうしても引っ込み思案が直せずに背後霊すらわたしの前に
あいさつを元気にされて恥ずかしい悪い人ではないだけの僕
最適な太さのペンが最適でなくなってから使い切るまで
ごはんにもパンにも合うと気づかれてツナにとっては不幸な時代
テーブルにそれだけ置いた食パンが廃墟に見える夕陽の加減
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どこからか来てどこかへと行く鳥がベランダの屋根にたてる足音
どうしても引っ込み思案が直せずに背後霊すらわたしの前に
あいさつを元気にされて恥ずかしい悪い人ではないだけの僕
最適な太さのペンが最適でなくなってから使い切るまで
ごはんにもパンにも合うと気づかれてツナにとっては不幸な時代
テーブルにそれだけ置いた食パンが廃墟に見える夕陽の加減
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