2010年代にお世話になった音楽

 2010年代は俺にとって、なんというか色々なものを失ってしまった時代だったような気がする。具体的には自信と若さと感性をなくした。反対に手に入れることができたものと言えば運転免許証くらいだ。そういえば童貞を失ったのも2011年くらいだったと思う。
 ひょっとしたら、昔の知り合いに今の自分を見られたらとんでもなく空っぽな人間になってしまったんじゃないかと思われる気がしてとても怖い。なので、なんかないかなーと探していたら音楽はまあ相変わらずそれなりに聴いていたかな、と思ったのでこの10年の間に確かに自分の中に存在したものとして表題の件を恥ずかしながら下記にて発表したいと思う。まあというのはほとんど建前で、なんかこういうよく雑誌でやっているような年間ベスト!みたいなやつをやってみたかったというのが本音だったりする。本当は年始くらいにやりたかったのだけど地味に忙しかったのとツイッターとかでやるのも微妙かと思っていたところで最近noteとかいうものの存在を知ってこれはちょうどいいじゃんと思った次第である。ていうかもう年が明けてから半年過ぎてる。こわ〜。まあ何にせよ恥ずかしながら下記にて発表したいと思う。
 一応ルールとしては2010年から2019年に発表されたアルバムで、1アーティスト1作品。アップルミュージックを見ながらやったからアルファベット順。日本語は最後。

https://youtu.be/VyNQenMGr90

10年代に出したエイフェックスツインだとこれが一番好き。子どもの頃ピアノとかをめちゃくちゃに叩いて遊んでいた感覚を、こんなに素晴らしい音楽に落とし込める事が天才。

https://youtu.be/dFggLJxv9zA

大学に行く時によく聴いていた気がする。だからice cream を聴くと今でも南武線武蔵溝ノ口駅のホームを思い出す。

なんでこのアルバムを買ったのか全然覚えてないけどすごく好き。買った自分を自分で褒めたい。

たぶん日本限定版でアップルミュージックで配信されてないからうまく貼れてないと思う。この後出したフルアルバムはあんまりピンとこなかったけど、このアルバムの一曲目はめちゃくちゃ好き。

初めて試聴機でこれ聴いた時は本当にびっくりした。でも最近出したやつはあんまりピンとこなかったかな…

このアルバムに出会ったせいであんまりロックを聴かなくなりました。3年くらい前に一人で有楽町の東京国際フォーラムまでコンサートを観に行ったことが良い思い出。確か2月22日。とても大好きなアーティストです。

ここ数年は前みたいにのめり込んで音楽を聴くこともあんまりなくなったかな、と思っていたらむちゃくちゃ聴きこんでしまったという経験を与えてくれた人たち。ファーストも大好きだけど聴き込み具合で言えばセカンドのこっち。

 

ロックをあまり聴かなくなった理由その2。自分にとって入れない訳にはいかない人です。これを聴いてた時はスーパードンキーコング2のBGMにも併せてハマっていた記憶があり、よく分かんないけど何かしらの共通性を感じる。


たしか自由が丘のヴィレバンで流れていて衝動買いした。ボカロなんて高校生以来全然聴いてなかったけど、去年発売のアルバムの中では一番聴いたと思う。もし偏見がある人でも騙されたと思って聴いてみてほしい。

本当を言うとアルバム単位ではあんまり聴いていなくて、でも一曲目だけはものすごく聴いた。こんど全部ちゃんと聴いてみようかな。

フリースタイルダンジョンが流行っていて、ゲストでomsbが出てた時にscreamをやっていて、ものすごいトラックだと衝撃を受けた。もちろんラップも上手い。と思う。

たしかエレキングかミュージックマガジンかで年間ベストに選ばれていて、以来映画のサントラまで買ってるくらい好き。初めてメタルやプログレを聴いた時と同じように、理解できなかったり恐ろしいと感じるものに対して強く魅力を感じるのは何でだろう?

ニンジャスレイヤーのアニメが好きでよく観ていた。もっと流行ってもいいのにな、と思う。俺が知らないだけで流行ってる?

ピチカートファイブはおろか渋谷系というものをほとんど聴いたことがない中で、じゃあなんで買ったのかと聞かれたらたぶん何かの雑誌に載ってたんだろうなと思う(おそらくミューマガ)。雨の日によく聴いていた記憶があり、2011年の5月から6月にかけてはよく雨が降っていた気がする。

アップルミュージックで配信されていないからユーチューブです。これも自分にとってとても大切なアルバムです。

たしか2014年の年始にガールフレンド(仮)のクロエルメールがニコニコ動画で流行ってて、スクリレックスとのマッシュアップ動画がランキングに上がっていたのを観て存在を知った気がする。就活中によく聴いていたから、山手線に乗るとこのアルバムを聴きたくなる。

本当に好きなアーティストなんだけど、いまいち日本での人気がない気がする。セカンドアルバムはどこにも売ってないから仕方なくitunesで買った。

1アーティスト1作品っていうルールだけど、別名義だからまあ…レッチリに復帰するみたいでよかったです。

大好きなアルバム。買った自分を自分で褒めたい。毎年夏になると聴きたくなる。

なんだかんだEDMってすごくいいですよ。

こういうバンドを素直に聴ける感性が残っていて本当によかったと思う。この動画のルシファーはめっちゃ気持ち入ってて素晴らしい。メイプルハウスだし。

一応2014年発売のサントラらしいので…自分にとってのエレクトロニカとかアンビエントの原点だと思う。

相対性理論のパクリみたいな人たちが腐るほど出てきた中で、この人たちは今をもって大好き。去年出したアルバムもすごいよかった。

なぜこのアルバムが世間から無視されているのか全くもって理解できないってくらい素晴らしいアルバムだと思う。日本の音楽業界は田中という才能から目を背けるな。

これももっと人気が出て欲しい。じゃないと自分の感性が狂っているのかと心配になる。サブカル界隈では人気なのかな?


俺が子供の頃から輝きが変わらない。とても素晴らしい人です。

この「正しい相対性理論」というアルバムは本当に素晴らしいアルバムであり、俺の音楽の嗜好を大変狂わせてくれました。相対性理論は奇跡のバンドです。

会社の後輩に「矢寺さんとんでもないやつが現れましたよ」と教えてもらったその日に社用車で聴いてたFM横浜から流れてきて「とんでもないやつが現れた!」と思った去年の思い出。週末の環八の上野毛駅付近は渋滞してた。


 とりあえず以上です。思ったより時間がかかってしまった。でも自分のアップルミュージックのライブラリを一から見直す作業は面白かったし、聴いてた当時のことを思い出せてとてもよかった。最初になんだか感傷的な文を書いてしまった気がするけど、戒めとしてとっておくことにする。

 社会人になったばかりくらいの頃は毎週渋谷のタワーレコードの5階(今だと6階かな?)の洋楽フロアに通っていたのに、最近ではアップルミュージックを始めたこともあってすっかり行かなくなってしまったことに気づきとても寂しい。自粛が明けたら、一番最初にタワーレコードに行きたい。

 最初のエイフェックスとバトルスのリンクが上手く貼れていないことに気づいてユーチューブで貼ってみたがそれでも上手くいっていない気がする。許してください。エイフェックスは2015年のアルバムでバトルスはグロスドロップです。

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