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【web3】NFTじゃなきゃいけない理由は?NFTの価格が上がるのは何故?

NFTってどんな価値があるの?今までのものと何が違うの?

「NFTって何?なんで価格がつくの?」
「NFTってポイントカードと何が違うの?」
「NFTじゃなきゃいけない理由って?」
こんな質問をよくされるので自分なりにちょっと書いてみました。
※友人向けに音声入力で書いた文章を少しリライトしたものなので違和感ある文章かもしれませんがご容赦ください笑

NFTっていうのは複製不可能なものであるっていうことが技術であり定義なんだけれども、"複製ができないこと"→「そのもの自体が複数存在しないこと」に価値があるってわけじゃない。
理解するにあたっても大きく2つ考え方を持つと分かりやすいと思ってます。

1つはゲームだよね

NFT、ブロックチェーンはゲームの中のアイテムなどに使われるようになってきていて、それの価値があるかっていうと改ざんが難しいからチートができなくなること。
チートができないからこそゲームの中の価値っていうのがそのまま現実世界の経済価値に置き換えやすくなる。
従来運営側がNGとしてきたRMT(リアルマネートレード)的なところって本当はチートが存在するとものすごくリスクなんだけれどもNFTやブロックチェーンを使うことによってそのリスクをものすごく抑えることができる。
だからSTEPNだったりとかGeme-fiのようなものでトークンを通じてゲーム内の通貨が現実世界のお金に変えることを実現しやすくなった、これはすごいことだよね。

2つ目はアート

アートに関してはこれは複製できないって言う事はそこまで大きな価値がない。ただ、それが本物であると言うことが証明できるっていうのがものすごく価値があることなんじゃないかなと思ってる。
あるNFTアーティストが「NFTを複製しないでほしいなんて微塵も思ってなくて逆にNFTを複製してほしいと思ってるんだよね」と言っていたんだよね。
これは、その複製したアート作品を色んなとこで色んな人に見られるからこそ原本であるNTTの価格が上がるという風に考えている
現実世界の後でも一緒で、ゴッホのひまわりとかピカソのなんとかとか高額で取引されるいろんなアート作品がある。(ゴッホのひまわりは1987年に53億円で落札されている!)
それらのコピーはたくさん出回っているけれども本物はこれだって言うものが存在している状態。コピーがいろんな美術館とかレプリカが飾られていたり、ネットで画像がいろんな人に知られるから原本の価値が上がる。
いわばコピーは原本の広告宣伝をしてくれているということ。

https://youtu.be/wBkjYQtu0rs

この動画では伊藤穰一さんがこのコピーされることによる価値増幅について話してくれています

まずは大きくこの2つの考え方を理解するとNFTの価値がなぜあるのかっていうのがちょっと理解できると思うんだよね。
さらにこの理解を深めるため・加速させるために、ある未来の仮定をしたい。

NFTの未来シミュレーション

今のインターネットではデジタル上のデータが複製可能であると言う大前提、そしてNFTが存在しないと言う大前提で全てのデジタルコンテンツが流通している。
でもそれがブロックチェーンとNFTと言うものが出てきたことによって本物とコピーと言う概念が識別できるような世界がこれから実現できる可能性が出てきた。
でこの可能性が出てきたっていうのがすごい重要なことで、仮定するとしてここから先例えば5年後なのか10年後なのか20年後なのか時間軸はわからないけれども、このブロックチェーン及びNFTでデジタルデータの原本が証明されている事が世の中のほとんどになったとしよう。
そんな世界が実現されたらNFTってめっちゃ価値あると思わん?

ここで言う価値っていうのは本質的な物品的な価値と言うよりもやっぱりコレクターから熱望されるような経済的な金額が伴うって言う価値として理解したほうがより腑に落ちると思う。
だって今のスニーカーとか服とかそれこそアート作品だって本質的な機能的な価値なんてもうほぼ全て変わらんというか機能的な価値なんて存在しないものですら本物だってだけでめちゃくちゃ金額つくようになってる。
多分それぐらいの認識で良い、逆にそれぐらいの認識でいないとNFTってほんとに価値なくね?ってずっと思い続けることになると思うからこれぐらいの認識で良いと思ってる。

NFTの経済的な価値(価格)が高まっていく理由

このNFTが経済的な価値がこれから高まっていくっていうことがどんな要因によって形成されていくのかって言うテーマを考えるが面白くて、やはり物の価格が上がると言う事は需給のバランスによって決まるわけです。
その需給っていうのは求める人の人数と出てくるお金の規模って言うところが非常に重要で、それに対して供給がどれだけされているかってので価格が決まる。

今までNFTが存在しない場合のデジタルコンテンツにおいては供給が実質無限のような状態だったものがNFTによって供給が一気に制限される。となると今までよりデジタルコンテンツの価格が上がる。
ただ今の現代の2022年時点でのみんなの価値観の中ではやっぱりデジタルコンテンツにお金を出したいって言う需要の方が全然ないと言う状態でもあると思っている。
言い換えると、デジタルデータに(大きな)お金を出したいと考えている人がほとんどいない(極端に少ない)、という状態。

この点については技術の普及、ブロックチェーンとNFTの普及とそれによる本物・原本なのか複製されたコピーなのかって言う価値観が技術と一緒に浸透していくことによって需要が後からついてくるということを想像している。
てなると技術と、技術に伴うコンテンツと、そのコンテンツと技術に伴うみんなの価値観の変化って言うところが右足出して左足出してっていった風にそれぞれ3つが一つずつ一つずつ進んでいくことによって徐々に徐々にNFTに経済的な価値が伴なっていくんじゃないかな。
その価値観の普及に加えて、さっきのNFTのコピーによって色んな人にNFTの存在を知られることでNFTを欲しがる人が増える、そうなると需要が増え・供給が制限されているからどんどん価格が上がっていくという構造。

ただそれはさっきも言ったように5年後なのか10年後中20年後なのかまだわかんないよねと思ってるけど、これから絶対来ると思うしやっぱりメタバースって言うものが世の中に広まっていくことによってNFTの価値はさらに上がる。

現時点でもNFTの価値は存在しているし、これから更に価値は上がる

既にNFTを求めている人が存在し、お金を出している人がいるから既にNFTの価値がある。一般人のほとんどは興味がないかもしれないけど。
でもそれってみんながみんなゴッホのひまわりを欲しいと思っているわけではないというのと同じことでしかない、と捉えている。(転売したいから欲しい、とかは無しw)
欲しいと思う人がいて物量が制限されている、これで市場は成立する。

需要と供給のバランスにより価格が決まる
・需要→知っている人が増えることにより欲しがる人が増える
・供給→NFTによって供給が制限される
これくらいシンプルに考えるのがちょうど良いんじゃないかと思います。
この供給を制限することを成立させるのがNFTの価値、ということをまず捉えられればいいんじゃないでしょうか。

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