明治海運・オランダ営業部長が語る、『海外なんて考えられなかった。そこから何が何でも海外に行きたくなった出会い』
今回のオンラインキャリアセミナーのゲストは、
明治海運グループ/オランダ事務所/営業部長の木村康子さん!
木村さんは株式会社商船三井に2007年から2016年まで勤め、
転職を機にオランダ現地採用で今の会社に就職した。
木村さんは子供の頃から
「海外にいくにはどうすればいいのか?」
ずっと考えていた。
木村さんは自身が生まれてくる国を間違えたというユーモアのある表現もしていた。
そんな木村さん、
すごく厳格な両親に育てられ、学校もお嬢様学校で海外なんて考えもできなかったそう。
木村さんは今回、オランダ現地採用で就職されるまでの道のりを話した。
オンラインキャリアセミナーとは、、、
□仕事ってつらそう
□働くモチベーションが湧かない
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□仕事の情報を外からではなく、中から知りたい
こんな悩み、思いを持った人へ、、、
オンラインキャリアセミナーで『仕事を楽しんでいる大人』の話を聞いて、みんなでキャリアプランを立てませんか?
僕はもともと社会人になりたくない人でした。
でもオンラインキャリアセミナーに参加した今では、大学を早く卒業して働きたいと思えるようになりました
オンラインキャリアセミナーとはオンラインでの合同説明会を提供する『オンライン就活』さんが企画しているイベント。
・毎日開催!
・ゲストは世界各地から!
・オンラインだから家から参加できる!
国内派人間から国際派人間へ
厳格な家で生まれ育った木村さん。
今思えば狭いカゴの中で育ったと思うそう。
しかし、小学4年生の頃に木村さんに転機が訪れた。
国際線のCAをしていた母方の叔母が家にきたのだ。
しかし、叔母は母とは全く性格がちがった。
破天荒。。。
同じ家で育った姉妹だとは思えなかったそう。
しかし、徐々に叔母の雰囲気に惹かれるように。
今まで憧れていた母か、
破天荒な叔母か、
どちらの人間になりたいかと考えたとき、叔母と思った。
この自問自答が木村さんが海外にいくスタート地点だった。
道はまっすぐではなかった。しかしそれでも海外へ
将来、叔母のように海外に行こうと決めた後は英語、中国語、韓国語など手当たり次第に新しい語学の勉強をした。
ここでの木村さんの目的は言語を習得するのではなく、現地の人に敬意を示すため。
この目的を学生の頃から意識できている人はなかなかいないのではないだろうか?
僕もオランダを含めたいくつかの国で留学経験があるが、
グローバル人材とは現地言語が話せることはマストではなく、他国の文化を受け入れつつ、自国の文化を主張できる人だと肌で感じた。
木村さんはまさにグローバルな人材だなと素直に思った。
木村さんは言語の勉強をしつつ、国際交流イベントに参加していた。
そのとき、自分と外国人との感覚のギャップを肌で感じ修正を続けていたそうだ。
この自分をグローバル化する活動を続けていると、友人との価値観がずれてきたという副作用もあったそうだ。
そして就活。
木村さんは就活時にまだ叔母のようなグローバル人材に慣れていない感覚が残っており、ここで自分の殻を破らないと海外に行けないと思ってた。
その想いを持って就活をした結果、海運業界を選んだ。
これで海外にいく準備ができた木村さん。
と、思いきや
海外に行くチャンスが9年間も回ってこなかった。
なんなら8、9年目は超国内派の仕事を担当していた。
その仕事も楽しいといえば楽しいが、自分の目標を達成するために会社をやめるか迷っていた。
そんな時に現在の木村さんの旦那さん(当時は彼氏)がオランダ出向の権利を掴んできた。
これを機に旦那さんと一緒にオランダに移住したそうだが、
自分で筋道を立てて目標を達成したいタイプの木村さんは、
人の力で自分の目標を達成することにあまり乗り気ではなかった。
しかし、背に腹は変えられないと決意し、オランダに渡ったそうだ。
意思決定への覚悟の強さ
就職先選びなど、大きな意思決定をする時は論理的な理由が必要ではあるが、最後には覚悟が一番大切なんだなと思う。
木村さんはオランダに移住をする時、
単なるチャンスを掴んだと見えるかもしれないが、
その意思決定の裏には大きな覚悟がある。
海外移住とは、これから海外でずっと働くということ。
ずっと憧れていた海外なんだから簡単そうに見えるが、これはそんなに簡単なものではないと僕は思う。
実際、オランダで1年間一人で暮らした僕も海外に憧れていたが、その1年間で海外移住を考え直した。
今回、木村さんは淡々と話を進められていたが、
僕は木村さんからオランダ移住の意思決定への強い覚悟を感じることができた回だなと思う。
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