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Spreadyの取締役が語る、『やりたいことを見つける方法』

こんにちは!

「オンライン就活」が提供する「オンラインキャリアセミナー」では、
『働く』を楽しんでいる大人の話を学生に向けて毎日配信しています。

第16回のゲストは『女性起業家』柳川裕美さん!
柳川さんは3社経験後、知り合いとSpready株式会社を共同創業された。

表紙の「やりたいことなんてなかった...」が特徴的ですね。
僕はこの表紙を見たとき、
起業家でもそんなことあるの?
とちょっと疑ってしまいました笑

柳川さんは高校生の頃に外交官になりたいと思い、上智大学へ入学。
しかし周りの英語力に圧倒され、アルバイトと学園祭実行員に注力。
(確か上智大学は文系最高峰で、英語ペラペラな学生が集まっていた気がします)

ファーストキャリアは
・男女区別なく活躍できる
・全業種と関わりがある

この2点でリクルートキャリア株式会社に入社。そして4年間勤務。
「全業種と関わりがある」というのは、
やりたいことを見つけるためにまずは世の中を広く知ろうという意図が会ったそうです。
「男女区別なく活躍」も今となっては当たり前になってきているので時代を感じますね。

その後、ゼビオグループホールディングスに入社。
ここで柳川さんの個性が出たのかなと思う。
実は柳川さん、スポーツをしたことがない笑
ゼビオはスポーツバリバリしている人が集まる会社だと思うんですが、、笑
しかし、柳川さんはスポーツをしたことがない人の目線で考えられることを自分の強みとしていたそうだ。
(実はゼビオは昭和37年8月に創業のかなり老舗)
大企業で老舗ゆえに、かなり意思決定ステップは長く時代にどっしりと構えるスタンスだったそうだ。

ゼビオに3年勤めた後、飲食店の集客をサポートするサービスを提供しているRetty株式会社に入社。
今伸びているWeb業界に身を置き、揉まれて成長したかったそうだ。
柳川さんはWeb業界でも飲食のサポートを選んだ理由で面白い表現を使っていた。
「手のひらサイズの事業が好き」
手のひらサイズとは自分の想像できる規模の事業を表している。
なるほど〜。
確かに僕も規模が大きすぎる仕事はやる気が出ません笑

そして、3社を転々としているうちに30代になってしまったそうだ。
30代から起業って割と遅めなのでは?と僕が思った矢先、
柳川さんは
「やりたいことに遅いことはありません。」
ズバッ!
一刀両断。笑
確かに後輩が先に起業して、起業歴で言えば先輩みたいな感じになっているそうですが、それもまたいい関係性を気づけているそう。
このようなキャリアを歩んできたからなのか、性格なのかわかりませんが、柳川さんはかなりフラットなものの見方をしている人だなと思った。


やりたいことを見つけるまでの経緯

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表紙に書いてある通り、やりたいことがなかった柳川さん。
Rettyで新卒の面接官をしているとき、学生たちが自分のやりたいことをすでに見つけていて、内心焦りを感じていたそうだ。

柳川さんは続けて話した。
就活生は世の中をピュアに見ることができるチャンス。

逆に3年くらい社会人をしていると、1社に注力しているがゆえに視野が狭くなってしまう。
やりたいことというのは比較から生まれると思うが、視野が狭ければやりたいことは見つからない。
これは人生を楽しむ機会を失って、つまらない人生を歩んでしまう原因となる。


ちょうど柳川さんが視野の狭さゆえの機会損失に問題意識を持っていたとき、Spreayの代表が起業することを聞いた。
その人も柳川さんと同じ問題意識を持って起業すると聞き、共同創業となったそうだ。


キャリア選択で大切にしていること

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学生の頃から世の中を知らないだけで、自分にとって有益な機会を失ってしまうことがもったいないと感じていた柳川さん。

そんな柳川さんが2度の転職と1度の起業を通して、柳川さんが大切にしてきたこと。それは、

悩んだら、楽しい方へ、新しい方へ

すごくシンプルな考え。
しかし、これは人生を豊かにする上でかなり重要な考え方だと僕は思う。
同時に人生の機会損失を意識した柳川さんらしいとも思った。
感覚的にだが、この考えを元にキャリア選択していくと、30代にはかなり面白い話ができる大人になっていそうな気がする。

そして、やりたいことがない柳川さんが起業までに3社も経験したのは、
楽しく働くことを追い求めたからであった。
柳川さんはやりたいことは特になかったが、
「こうありたい状態」は常にあったと話す。


柳川さんの追い求めた楽しく働ける状態は熱中している状態。
その条件として、
・朝起きて仕事に行きたくないと思わない。
・自分の考えを元に行動し、責任を持って仕事をする。

この2点が揃っている状態だそうだ。


所感

柳川さんの話を聞いて、すごく僕の就活時代を思い出した。
僕も特にやりたいことはなかったが、3年後どういう状態になりたいかを考えた結構保険をかけた就活だった。

多分、学生はビジョンがはっきりしていたり、使命感のある人がキラキラしている大人に見え、もともとそんな人だと認識してしまう。
しかし、柳川さんの話を聞くと、キラキラした大人もやりたいことをにつけるためにかなり時間を費やしているとわかるだろう。

そーいえば柳川さんは
「やりたいことは、いつか見つかるから焦らなくて良い」
とも話していた。

やりたいことがなく就活した僕にとってはすごくホッとする。

今、就活している学生も無理やりやりたい事を見つけるのではなく、
「どうありたいかに」一度向き合ってみてほしい。

次回のゲスト紹介

次回のゲストは『大学院研究員で起業した』北村勇気さん!
「好き」と「得意」を見つける。
ふむ、研究員っぽい笑
お楽しみに!

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