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【映画】『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』観ました!【Nintendo】

○前置き

 いつだったか映画館もしくはSNSの発表でこの作品の予告を見た時はとても驚きました。
「え? 今マリオのCGアニメ映画!?」
 初見での反応は「さんざん見慣れてきたCGモデルで映画だったら、そのまんまのモデルだとダメなのかな? それとも代わり映えあるのかな?」ということ。マリオの見た目が、目がクリクリで大きくて少しかわいく見えるこのCGアニメ映画のビジュアルについてSNSでの「タイトルが”スーパーマリオブラザーズ”なんだから、あのパッケージの再現度で間違いないんだ。これがいいんだ」というファンの感想を見て納得したことを覚えています。
 そして映画館で何度も予告を見ていると、初見で映画館で見たティザー予告から感じていた『見たい』という気持ちがとても強くなっていきました。



○ティザー予告の良さ

 ティザー予告の良さ ティザー予告を初めて見た時、開始2秒くらいまではなんの映画かわからなかったけど、12秒でやっと何の作品かわかるのがとても良い。からのペンギンたちで「あ、コミカルなそういう路線で行くのか」とすぐにわかるのもとても良い。それでいてクッパの力強さと凶悪さでシリアスもちらつかせる。
 そして1分40秒あたりからの聞きなじみのあるアレンジBGM。この静かでじょじょに聞かせていく形がとても良い。からのダダダダンでの盛り上げ。とても良い。この映画を観て私は再認識しました。私、映画BGMのダダダダンが大好き! ハンス・ジマーさんのダークナイトのBGMもそうですが、やっぱりああいう曲の盛り上げ方が大好きなんだなと。
 そしてそしてやっとマリオが見せられたと思ったら、どうやらマリオはこの場所を知らないような反応。からのルイージ! ルイージマンションを思わせるような背景で逃げる姿がとてもルイージで、『あ、これ絶対おもしろいやつだ』と確信しました。

 そして去年末からこの4か月、映画館で何度も見たトレーラー映像第2弾。

 まさかのドンキーコング! そしてかっこいいピーチ。こんなの見せられ続けたらもう映画館に行くしか! と思わないはずがないですよね!
 この時点でもうピーチ姫に惹かれていました。

 ↓『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』劇場用CM。これめちゃくちゃ好きです。



○本題:映画感想

 まずイルミネーション映画お馴染みのタイトルロゴのミニオンに笑いました。パロってんねぇ!
 シンプルに良かったです。私は今回マリオにルイージ以外にも家族がいるということをインタビュー動画で知っていたので驚きはしませんでしたが、その前提がないと驚くかもしれません。
↓劇中のちょっとしたネタバレになるので閲覧注意

↓ゲームのマリオの設定について

https://youtu.be/6_S4yPtUWqI


 導入は思った通り、マリオとルイージのブルックリンでの日常生活が描かれています。感覚的には、サム・ライミ監督の映画スパイダーマンに近しい導入だと思います。この導入が少し長く感じる人もいるかもしれませんが、この導入と彼らが今置かれている立ち位置の説明パートなので大事です。いわゆるこの映画はマリオたちのオリジンを描いたものなので、その頭で見に行くことをおすすめします。というか私はその前提で見に行きましたw

 そしてマリオがあの王国がある場所にたどり着き、そこでの描写が『小ネタ多すぎて楽しい! でも私はライトもライトな層だから全部解説してくれる配信者の同時視聴配信を見ながら見たい! これはリリースされたらめちゃくちゃ細かいところまで楽しめるぞ! 何度も見返せる!』という感想。
 マジでこの映画すごいですよね。

 あの任天堂がイルミネーションと組んで、なおかつ任天堂が『この映画見て! めっちゃ見て!』とめちゃくちゃアピールしてくる時点でもう力作神作超大作! というのが伝わってきます。なんならアピールしなくても、この映画に掛けてるのがイルミネーションという布陣だけでわかりますよね。

 映画の注目点に関しては任天堂レビュアーのKENTさんの動画をご覧ください。

 さて、王国にたどり着いた場面だけでものすごく見どころがあるわけですが、その後もマリオカートやドンキーコングやその他もろもろ「あ、これ知ってる! え、それがそう来るの!? えええ、それまで見せてくれるの!?」というポイントだらけで、久々に時間を忘れて、というよりそんな間さえ与えられずに楽しませ続けてくれます。
 イルミネーションならではのドタバタコメディ描写ももちろんふんだんで、ですが、それだけじゃなく緩急もしっかりしていてシリアスポイントもあり、マジで流れがよくできてる。もうさすがというほかない展開のされ方でした。

 マリオカートのピーチ姫がめちゃくちゃかっこよかった。いやもうピーチ姫は最初からアクションが凛々しくてかっこよかったですけども! 一目ぼれしました。

 そして何よりクッパ大王の歌がめちゃくちゃ良いw クッパが実にクッパしてるだけでなく、クッパだからこその愛嬌や美声。なんだろう、クッパならこういうキャラ付けでも違和感ないなと思えてしまうのがとても良かったです。クッパ大王、アーティストとしても充分通用しますよ!


 そして最後、クライマックスがとても良い……。もう涙がこぼれました。家族や周りからダメダメだと言われていた青年がボロボロになりながらも立ち上がる。その姿は正しくヒーロー。とても良かった……。
 私も家族や職場でボロカスに言われてるので、この映画のマリオとルイージは私の希望の星でした。


○終わりに

 シンプルに良い。大満足! これ以外に言うことはない! というくらいに良い映画でした。スタッフロールもめちゃくちゃオシャレ!
「何か映画見たいな~。お、マリオやってるじゃん見てみよう」
 このくらいの気持ちで行っても全く問題ありません。

 今後マリオカートをプレイするとき、Vtuberなどの参加型配信でマリオカートをやる楽しさが数億倍マシマシになりました!

 一つ期待していたのがスマブラの場外バースト演出でしたが、さすがにこれはマリオ作品ではなくスマブラ作品になってしまうのでなかったですねw
 イルミネーションのマリオ映画とても良かったので、今度はゼルダの伝説もCGアニメ映画として公開してほしいですね。そしてゆくゆくは、MCUのようにNintendoバースとして、スマブラの映画化を待っています!!!!
 イルミネーションのトゥーンリンク見たくない?


 いやー、今日はあえて時間を1番目の初回からずらして見たのでほぼ貸し切りでスマホ画面をちらつかせる観客もいないし毎秒せき込む人もいないしでとても快適に見れて良かったです!!!!
 こんなの10年ぶりくらい!!!!

 10年ぶりくらいといえば、3D映画も久々だったので危うくMy3Dメガネを忘れるところでした。ちなみに私のメガネはスターウォーズⅠファントムメナスの3Dダースモールバージョンです。大のお気に入り!

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