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主催者が情シス転職ミートアップの舞台裏を語ってみる

きっかけ

情シスSlackには人材の募集情報を投稿するチャンネルがある。しかし、ただただ情報が投稿されるだけで、あまり活発には動いてないように見えた。それとは別に、日本の情シス / コーポレートエンジニア界隈って中々、採用できないという課題がある。

そんな背景の中で、情シスSlackと、情シスを採用したいと考えている複数の企業でなにか化学反応を起こせるのでは?と思いたったのがきっかけ。

そしてその一番最初の投稿がこれで、軽く全体にジャブを打ってみた。

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そしたら、反応がよく、その日のうちにイベントを行うことが決まったwスピードが早い

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提案したその日に、人事もOKとするかという話をしたり、

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大まかな日程を話したり

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ちなみにちゃんと当日に社内にも連携していたりしたw
おれ、えらすぎる!

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モチベーションの源泉

なぜ、わざわざ少ないプライベートの時間を削って、評価もされない、こんなイベントをやったのか?

僕がこのイベントをやりたいって思ったのには3つ理由がある

1つ目は思いっきり自分本位ではあるが、自社の採用のためというのがある。2つ目は情シス / コーポレートエンジニアが転職しやすい環境になればという思い。3つ目は私が参加しているコミュニティの活発化である。

1. 自社の採用のため
2. 情シス / コーポレートエンジニア界隈の人材の流動性を高める
3. 情シスSlackというコミュニティの活発化 

しかし、これは嘘ではないが、表向きの理由である。

もし友人に聞かれたらこう答えるだろう

おれがやりたいから、やる!それだけ

僕はなにか新しいことを始めるとき、努力しようとするときに気をつけてることがある。

それは自分のためにやる、という気持ちだ。勘違いしないでほしいのだが、最初のようなちゃんとした理由も持ち合わせた上での話だ

世間一般的には、自分のためにというよりは、誰々のために頑張るとか、業界全体のために頑張る、ということが美徳とされる。しかし、個人的にはこれは危ういと感じている。なぜなら、物事がうまく行かなくなったときに、ネガティブな気持ちがその相手に向かうからだ。

たとえば、会社のために / 転職したいと考えてる人のために / 情シスSlackのために 頑張ってるのに....という恨みに昇華しやすいのだ。

これは恋愛や婚活なんかに例えるとわかりやすいのではないだろうか。好きな人のためにこんなに頑張ってるのに... とか異性受けするように(異性のために)努力してるのに...とか。

なので自分がやりたいからやっている、ぐらいの理由がちょうどいいのだ(と思っている)

萎え期と回復

そんな思いを持って準備に邁進してきたが、途中でプレッシャーもあった。

それはいつものイベントと違って会社名出した、そこそこ真面目なイベントだということ。僕は初めてイベントをやるときなどは、最初の1回目はテストだと思っている。なので、1回目はまずはイベントをきちんとやりきること、を目標として考えるようにしている。

ただ、このイベントに関してはある程度、責任が生じるなと考えていた。人事にも参加してもらってるし、会社名もだしている。だからこそ、ある程度、人を集め、各企業に成果を出してもらわなければ!という思いもあった。そんな思いから、今回は、他の運営メンバーに相談しながら、意思決定してきたが、普段より準備の進みが遅いことが、それなりにストレスだったりもした。

そんな中で、仲の良い2人に相談
個人で提案して、個人の有志でやってるイベントなんだから、気楽にやればいいじゃん、と。

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それにより、気楽にやろうと、普段の自分に立ち返ることができた。

そんな準備の停滞期を抜けたあとは順調に準備を進めていく。

正式に登壇企業を募り、企業の人事担当者も呼んで個別に説明会も複数開催。正直イベント自体はかなりシンプルだが、最初はそれでいい。もし2回目をやるなら、そのときに改善しようと考えてた。

そして、キャリアについて語れそうな友人がおり、登壇を依頼したら、快く引き受けてくれた。ほんとにありがたい!

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※ちなみに吉田さんの「危機感ドリブンによるキャリアアップ」はめちゃめちゃ共感できたし、最高すぎた!


募集を開始して、参加者は135人に応募があった。

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イベント当日は初めてのオンラインイベントでの司会だったがなんとかやりきった。一人で機材コントロールして、イベント全体の司会をやって、自社のコンテンツも担当するのはヤバすぎた。

参加者の感想

参加者の感想を拾ってみた

吉田さん

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参加企業の方

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参加者

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今後について

今のところ、モチベーション的には少し間をあけて、2回目もやりたいと思ってる。一度やりきったことで、よかったところや改善できそうなところが見つかったからだ。

まぁ、モチベーションと空き時間次第といったところだろう。総括すれば色々大変だったけど、頑張ってよかったの一言につきる。

また登壇企業向けに今、参加後のアンケートを作成している。そこでデータが集まれば、改善の方向性も少しは見えるだろう。

おまけ

これを読む人は情シス / コーポレートエンジニアが多そうなので、今回のイベントのシステム構成を書いておく。

OSはWindowsを使用。映像はWebカメラからsnap camera経由でzoomに取り込み、マイク音声、BGM、SEはVoicemeeter Banana経由でzoomに取り込んでいる。Voicemeeter Bananaを使用しなくてもよいのだが、これを使用したほうがインプットとアウトプットを自由にコントロールできると思ったからだ。

オーディオインターフェースを使っているのは、マイクの接続がXLRで直接PCに接続できないからである。

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