コーポレートエンジニアのイベントをやって得たこと
つい先日、Corporate Engineer Night#2の募集を開始しました。
ありがたいことに募集開始から数時間で一般枠が埋まりました。本当に嬉しい限りです。もう本当にありがとうございます!といった感じです。
さて、なぜイベントをやるのか、ということについてちょっとだけエモい話をしてみようかと思います。
LT登壇の場を求めて
今年の3月に現在の企業に転職して、ある程度成果を出していく中で、余裕がでてきました。そこでたまたまJumpCloudという日本ではあまり使われていない海外SaaSを導入したことから、これはネタになる!ということで今年の6月頃、登壇の場を探し求めてました。
しかしながらいわゆる情シス / コーポレートエンジニアのイベントはほぼ皆無の状態。どうしたもんだろう、と悩みつつも唯一、1つだけ見つけたイベントがありました。これは格好の場だ!と勢いよく参加表明したものの・・・。
このイベントは登壇者を事前に確保するという形をとっていたため、登壇者がすでに決まっていました。これは本当に悔しかった。ちょっと暴言を吐きそうになったぐらいには笑。非常に悔しいながらも、登壇できないことで、登壇モチベーションが低下し、いつもの日常に戻っていきました。
そんなこんなで悶々とした日々を送り、状況が変わったのが今年の秋ごろです。
ないなら自分で作るればいい
月日は経ち、秋ごろになって副業としてやっている契約先企業で新規採用を考えているという話が持ち上がりました。
そこで直接的ではないにせよ、イベントを通して採用広報という形で企業認知の仕組みを作ってみては?と提案したところ、それがすんなりとおり、あれよあれよという間に実行することになったのです。
しかし、この時点で主催はわずか2名。さらにはノウハウもない。だけどアツい思いだけはある。そんな状況でイベント開催の準備がスタートしたのです。
挫折
さてまずはテーマと会場を決めなければと、もう1名の主催者と一緒に準備を進めていきました。しかしながら、だんだんモチベーションが低下してくるのです。なぜモチベーションが低下したのかというと、準備をする中でイベントが具体化されていき、そしてイベントをやって人数が少なかったらやだなぁという気持ちが強まっていったのです。
これは僕の思考の癖なのですが、需要のないことをやっても意味がない、と考えてしまうのです。よって参加人数が少ない=需要が少ないと考えてしまう。
そんなモチベーション低下を受けて、確か最初は9月下旬あたりに実施する予定が延期の嵐です。なんとなくダラダラと、しかも何も準備が進まない状態。まだイベントページ公開に至ってなかったのは幸いといえば幸いでした(逆にイベントページを公開したらやりきるしかない)
そして初開催へ
延期を繰り返す中で、これはきちんと決着をつけないと、という思いと、元々の目的である契約先企業の認知度向上を達成しなければ、という思いからイベント準備の再開をはじめました。
そして目標を下げて、「たとえお客さんが1名でもいい、初回はイベントをやりきる!」という達成しやすい目標に再設定することでモチベーションを維持してきました。
準備は順調に進み、イベント名をCorporate Engineer Nightという名前に決めて、ようやくイベントページ公開までこぎつけたのです。
正直、ここまで来るだけで相当大変でした。イベントページ公開前の時点でどういうチャネルで集客するのか?またテーマは何にするか?お客さんによろこんでもらえるコンテンツはなんなのか?それこそ別のイベントでお世話になっているPdMにグロースするためのコツを色々聞いていました。
本当はもっとちゃんとTwitter運用をしたかったのですが、何をツイートすればいいんじゃいというよくある課題にぶつかり、結局Twitterはイベントアナウンス程度となってしまったのはちょっと後悔。
第1回目の当日、そして得たもの
第1回のイベント当日は朝から天気が悪かったのを覚えています。すぐにでも雨が振りそうな天気。そんな天気を見て「今日は天気悪いから当日キャンセルでるだろうなぁ、半分の人がくれば御の字かも」そんなふうに思っていました。
しかし、そこは主催者。やはりお客さんのためにも盛り上げる必要があります。この日はほぼ業務はすっぽかして、ある程度人数が集まるように、盛り上がるように色々と手を打ちました。
登壇者やお客さんに対しては天気が悪いけど、ちゃんとイベントをやるよとアナウンスしたり、キャンセルがでる想定で、追加の参加者をいろいろなチャネルで探したり、LT登壇者が当日キャンセルしたので穴埋めするために追加でLT資料作ったり、、、
結果として。
天気が悪い中、なんだかんだと30-40名ほどの方が来てくださり、イベントをやりきりました。いや、めちゃめちゃ嬉しかった。このときの達成感と気持ちよさは本当にやばかったです。
このイベントが必要とされている感覚、そしてイベントをやりきったこと、そして純粋なる気持ちよさ
そして僕は確信しました。コーポレートエンジニアのイベントはあまり存在しないけど、それは需要がないからではない。需要はあるけど、供給する人がいないんだ!と。
そして次なる挑戦
そして今、第2回という新たな挑戦を始めています。前回の課題をいくつか解決する形で準備を進め、つい先日ようやく募集開始となりました。
さすがに今回は挫折はなかった!笑
今回のイベントのポイントは2つ
1. 課題解決型のコンテンツにチャレンジしてみる(課題と解決のLTわけた)
2. 都心の人だけでなく、地方の人にアプローチする
どちらもチャレンジです。特に1番目は同じ課題を共有するということで、かなりテーマを絞ってますので、人が集まるかは未知数。
しかし、今の僕は何も怖くはない。だって人が集まらなくても改善して第3回をやればいいだけなのだから。
企業の課題を解決するコーポレートエンジニア。今度は業界(情シス / コーポレートエンジニア界隈)の課題を解決してみせようじゃないか。
そんな思いが今の僕を駆り立てる。
さらに僕の挑戦は続く、僕が飽きるまで笑
まだ参加者、登壇者、ライブ配信参加者を募集中です
Corporate Engineer Night#2
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