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初めてのお稲荷さん作成記

お稲荷さんには、思い出がある。パートナーと付き合いはじめの頃、上野動物園に行った。そのとき、お稲荷さんをお弁当として作ってきてくれたのだった。油揚げは優しく甘く、ご飯がしっかり詰まったお稲荷さんだった。そこからお稲荷さんの美味しさに目覚めた。スーパーのお稲荷さん、寿司屋のお稲荷さん、和菓子屋の軒先で売っているお稲荷さん。目については買って、食していた。それでもパートナーが作ってくれたお稲荷さんが1番だった。

いまパートナーは筋痛性脳脊髄炎と繊維筋痛症と闘っている。そんな人に「お稲荷さん、作って」とは言えない。そうしたら逆オファーがきた。パートナーが、お稲荷さん、それも手作りのお稲荷さんが食べたいという。作ったことのない料理だったので、一瞬怯んだ。でも、ここでイヤとは言えない。「おっし!やってみるか!」ということで、初めてのお稲荷さん作成を開始した。先ずは油揚げを煮るところからスタートだ。

明らかにキャパオーバーだ。鍋に対して、油揚げが多すぎる。買い物はネットスーパーで、パートナーに任せたのだがどんだけ作らせる気だよ、と言わんばかりの量だ。調理の序盤から苦戦の予感しかしない。それでもタレの量を調節をして油揚げを煮込む。

煮込んで一晩経った油揚げたち

味が均一になるように、油揚げをひっくり返したり、おっ繰り返ししてできたのが上の写真。味見してみると、なかなかうまくできてる。パートナーにも試食してもらったところ、合格点が出た。試食後も3枚ぐらい食べていたから、上出来だろう。次は寿司酢作りだ。

寿司酢はクックパッドで人気のあったレシピを使ってみた。それがこちら。

うん、甘みと酸味がちょうどいいバランス寿司酢。それをご飯に混ぜ込む。そうだ、ゴマも入れよう。ゴマは体にも良いし、食感も良くなるしね。ということで、酢飯作りを開始!

初めての酢飯作り

2合よりちょっと多いぐらいの量のご飯に、寿司酢を3回に分けて入れる。さぁ、準備は整った。あとは詰めるだけだ。

ところが、ココで生来の不器用さを発揮するわたし。うまく酢飯が詰められない。どうにかこうにかして、出来上がったのがこちら。

どうにか形にはなったかなぁという感じ。油揚げが余ったぐらいなので、もう少し酢飯作ってもよかったかなぁというのは反省点。

「お稲荷さん、できたよー」とパートナーに声をかけると、すぐに食べたいとのことだったのでベットまで運んでいく。さて、お味の方はいかがでしょう?と正座しながら採点を待つわたし。

パートナーの口から出てきた言葉は、「美味い😋」。やったー。いびつなお稲荷さんだけど、喜んでもらえた。私も食べてみる。うん、初めての割には上手にできた方だと思う。

でも、反省点も。もうちょっと油揚げを堅く搾ることと甘みがあってもよかったかなという感じ。次はもう少し工夫してみよう。という感じで、初めてのお稲荷さん作成記でした。でも、またパートナーの作ったお稲荷さんを食べてみたいなぁ。はやく医学が進歩して、病気が治らないかなぁ。美味しかったけど、ちょっとおセンチになったお稲荷さんでした。

ということで、ガラッと雰囲気を変えてプチ・フランス語講座🇫🇷にいってみましょー!

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avoirの格変化表

c’est と、「なに」を意味するqu’est-ce que (ケ・ス・ク)を合わせたQu’est-ce que c’est ?(ケ・ス・ク・セ?これはなんですか?)という疑問文がありました。

今回は、il y a (イ・リ・ヤ)とqu’est-ce queを組み合わせます。すると、次のようになります。

Qu’est-ce qu’il y a ? (ケ・ス・キ・リ・ヤ?)
「(ここ / そこに)なにがありますか?」となります。

場合によっては、「なにが起こっているのですか?」「いったいどうしたのですか?」という意味にも使えます。

Qu’est-ce qu’il y a ? と聞かれたら、

Il y a un grand parc. 「大きな公園があります」

Il y a des problèmes difficiles. (イ・リ・ヤ・デ・プロブレム・ディフィルス)

problème「問題」の複数形なので、語尾にsがついています。意味は「難しい問題がいくつかあります。」となります。

今回は、「Qu’est-ce qu’il y a ? 」をやりました。次回は新しい動詞 aller (アレ)「行く」をやりましょう。それでは〜。

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