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兼業バンドマンをやる理由

自己紹介

初めまして。
CRAZUSと言うバンドで作曲、ギター、コーラス、シャウト、ラップ、デザイン、ディレクションを担当しているTKsh(タケシ)と申します。
自分で将来読み返して懐かしむため、また、何かしらで興味を持っていただいて曲を聴いて貰えたらいいな。と言った若気の至りと下心で書いてみることにしました。

タイトルの通り、私は兼業バンドマンをやっています。
音楽に全く関係ない会社でプロパーとして事業開発の仕事をしつつ、名ばかりですが知人のベンチャー企業にて役職を頂戴してお手伝いをしております。
過去に日経新聞に載ってたりするので探してみて下さい。私の本名がバレますが。

何故兼業バンドマンになったのか

私は高校生の頃、一時だけ小さい事務所でV系としてインディーズデビューをしていました。
他に作曲できる人もおらず、拙いながらに作曲を担当していたのですが兎に角辛かったのです。
連日の新曲の催促、曲を作りもしないメンバーからの曲への文句。今となっては上手く受け流せても当時はライブ以外の音楽活動が嫌になってしまい割とすぐに辞めてしまいます。

その後、何とか勉強を頑張って大学に進学。
たまに思い出したように趣味程度にバンドをやっていました。
社会人の経歴は省略しますが、運よく向いている職種/ポジションに恵まれてそれなりに忙しく働いていても心に余裕がありました。
この時点ではギターが趣味のおっさんになっていくことも覚悟していましたが、たまたまデビュー前に知り合った人から連絡があり、人生最後のバンドを作るから(当然最後ではなくなるのだが)作曲とベースをやってくれないか。とのことだったので、デビューする時には脱退する前提で加入することに。

すると、採用するかはさておき日に1曲は書けるようになり、かなり音楽活動を楽しく積極的にできるように。
そこから本業をバンドに、社会人生活を副業にするのはそうかかりませんでした。

これからも兼業バンドマンを続けるのか

私個人の志向としてはメジャーデビューの話が来ても続けたいと思っています。
今では楽器が弾けなくても簡単に音楽が作れる時代になりました。
1曲単位でのダウンロードやサブスクの台頭により音楽の値下がりも顕著、一発当ててもバンドが潤わずに使い捨てになってしまうことも多々あり、再就職が難しいのも想像に難くないです。
むしろ音楽に人生をかけた熱い音楽が作れる環境かもしれませんが、作曲家としての私は今の仕事を辞めて余裕をなくすと昔のように嫌になって曲が書けなくなる可能性があります。

余裕をもって生活できる仕事をして、良い状態で作曲を続ける。
それが自分なりにメンバーとでかいステージに立てる、たくさんの人に聴いて貰える音楽を作る近道だと思っているが故の選択です。

何が言いたかったのか

1.これから音楽活動で頑張りたい人へ
昼はバイト、夜はオールでスタジオ。だけがバンドマンではないのです。
お音楽との付き合い方、誰かに聴いて貰うキッカケ等多様化した時代ですし、音楽で食べていくための正解も判りづらくなったので、長く続けることも一つの手段として持ってもらえたら嬉しいです。
※売れっ子の発言じゃないのであくまで参考程度に。

2.既にうちのバンドを知っている/これから知ってくれる人へ
コロナ禍が終わっても他のバンドより活動ペースやリリースペースが遅いかもしれません。
当然その一因は私が兼業バンドマンであることも関係しています。
あなたが好きになってくれた曲を作る為にも、これからもそんな曲を作る為に必要な時間なのでご容赦の上お付き合いいただけたら嬉しいです。

3.宣伝
CRAZUSは11/23にライブに出演します。
※人数限定で会場に入場可能、また、有料配信を同時に行うものです。
Twitterにて予約情報等お届けするので差し支えなければフォローの上、ファーストライブの映像を3本上げているので良ければ聴いてみて下さい。


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